服を着るならこんなふうに
出版社: KADOKAWA/角川書店
著者: 縞野やえ
ヤングエースUPで
配信中の無料コミック。
キャッチコピーは『オシャレに必要なものはお金?センス?そんなものは必要ありません! 大切なのはコーディネイト理論を理解することだけ。それを紹介する史上初のメンズカジュアルファッションコミックが登場! 全男子必読! !』
自分なりのこだわりもあるので、作中で提案されているアイテムやコーディネートをすべて取り込むつもりはまんざらないが、「白と黒のみを使うモノトーンファッション」が第1巻で推奨。これは派手な色使いを好まないオレの嗜好と見事に合致したので、以降も愛読している。
また、上京以来よく通っているアメ横の「中田商店」が紹介されていたのもミリタリーファッション好きとして嬉しかった!
高校まで過ごした群馬時代は部活動に明け暮れ、服装に対する関心はほぼ皆無。1995年大学進学を機に上京。初年は東京の生活に順応するのに精一杯で、服のことなんか気にする余裕もなかったが、翌年以降はいろいろファッションを指南してくれる友人ができ、原宿や渋谷、下北沢等に通うようになり、あれこれファッションを楽しめるようになった。
当初の基本スタイルは当時流行ったピチTにスリムパンツだったが、その後、ミリタリーものを取り込んで、古着屋で購入できるビンテージ風のTシャツ、パンツはリジットジーンズをシュリンクトゥフィットさせて自分好みに色落ちさせ着用するのが定番となっていく。このときが一番ファッションに凝っていた時期だった。街頭でファッションスナップのモデルに選ばれたこともあったぐらいだし。
しかし、大学卒業後、海外に移住。街を行き交う人々は自然な着こなしをしているように見え、それに感化されたオレはあーだこーだと服装にこだわることがめんどくさくなる。そして、バックパッカーになってからは、機能性重視の服装になり、ファッションなんかどーでもよくなった(笑)
でも、元来オレは野球のユニフォームでも着こなしにこだわりがあるぐらいの奴なので、帰国して社会人生活にも余裕がでてくると、面倒くさいことに…またファッションに対するこだわりというやつが発生してしまった。
現在は、頭にはベースボールキャップ、トップスはベースボールTシャツ、ボトムは学生時代から変わらずシュリンクトゥフィットさせたリジットジーンズ(Levis501のノンウォッシュ)、足元はスニーカーまたはサンダルの組み合わせが定番。
でも、上述した「服を着るならこんなふうに」を読んでからは、子供の幼稚園や小学校に顔をだすときぐらいは、もう少し小洒落た服装にしてみるかと思うようになった(嫁ちゃんからも半ズボンやジャージは止めてとたしなめられているので)。
先日、プレ幼稚園の参観に行ったときの組み合わせ。ジャージよりは小洒落ているだろうwww
作品で提案された「白と黒のみを使うモノトーンファッション」(実際にはラグランスリーブにグレーが配色されているが)。トップはユニクロの七分丈ラグランスリーブ色違いTシャツ、ボトムもユニクロのスキニーブラックジーンズ。共に10年以上前に購入したものだが流行りに左右されないユニクロ製品はホント重宝する。但し、週末のジョギングの影響で太ももが太くなってしまったのでスキニージーンズは似合わなくなってきたな(苦笑)
ファッションに正解なんてない。ファッションは自由だ!ファッションなんて自己満足の境地だ!人からダサいと思われようと、無難と言われようが、自分が好きなものを着用すればいいのだ!でも、嫁や娘にはダサいと言われたくないので、彼女たちの意見は配慮するだろうが(苦笑)