※当ブログのコンセプトとは異なりますが、今日と
明日だけ自分のこと書かせていただきます。書くことでストレス発散になりそうなので…あしからず
僕は後天性アトピー性皮膚炎患者。中学3年になる直前の春休みに原因不明の病気になり生死をさまよう。とても強い点滴を打ったことで一命はとりとめたが、その後遺症で今まで健康だった肌に皮膚炎が発症。もう四半世紀の付き合いとなる。
幸いなことに常時皮膚炎を発症しているわけでなく、体調不良の時、過度なストレスを抱え込んだとき、あるいは数年前から発症した紫外線アレルギーが発端となり、皮膚炎が発症するが今のところは年に1回程度で済んでいる。(数年前までは何年かに1回程度だったが、最近発生頻度が高くなった…)
で、今は、皮膚炎が発症している時。手、腕、足、背中、脇、頭等々にアトピーや
乾癬の症状がでてる。痒い、ヒリヒリする、カサカサする、皮膚が再生せずドロドロなっている箇所からは
滲出液(しんしゅつえき)が絶えず流れ出てジュクジュクする等…いろんな症状が見受けられる。(「乾癬」は
道端アンジェリカさんが患っていると告白したことで話題になった病気)
アトピーや乾癬の因子として…「ストレス」「タバコ」「アルコール」「脂っこい食事」等があるらしい。「ストレス」は…生きていく上で避けられないから仕方ない。「タバコ」はやめた。「アルコール」も球場での野球観戦時と付き合い以外ではほとんど摂取していない。「脂っこい食事」は平日の帰宅が遅いので、ほぼ外食ばかりになっているから、まだ改善の余地ありか…。
赤い湿疹が目立つ腕や手の甲は自分でも見てて気持ち悪い。そのような状態で、息子と外で遊んでいると、よその子が僕の手や腕を見て「うわぁ~気持ち悪い~」と言ってくる。子供は正直だから、思ったことを言葉にする。自分でも気持ち悪いと思っているから、まぁ、そら言われても仕方ないわなとは思うが、正直凹む。
でも、息子は周りの子が僕の湿疹を見て「気持ち悪い~」言ってるのは聞こえているはずなのに、そのことに対して何も言わないで症状が出ていない時と同じように接してくれる。息子なりに気を使ってくれているのだろう。その優しさに感涙にむせぶときもある。
娘も屈託のない笑顔でいつものように僕に抱っこをせがむ。その笑顔だけで心地よい気分になれる。
嫁ちゃんも色々体質改善のために、健康的な食生活を送れるようサポートしてくれる。今回はなかなか症状が改善せず、心配してくれる家内の言葉に苛立ちを感じ、心無い八つ当たりをしてしまったこともあるが、それでも嫁ちゃんは僕を心配してくれる。ホントにありがたい。
とーちゃんは皮膚炎なんかに負けません。寧ろ、この病気は神様が僕に与えてくれた試練だと思っている。この病気を発症したことで、同じように様々な病気を持つ人々の苦悩を共有でき、理解できて、優しい気持ちになれて心はとても健康的になった。ストレスで精神が病んでしまい日常生活を送ることすら支障をきたす人もいるのに、僕は皮膚炎だけで済んでいるから、普通に日常生活が送れている。寧ろ、僕は恵まれているのかもしれない。この病気で生命を落とすわけでもないんだし。
普通の健康な肌への憧れは絶えずあるけど、この病気は一生付き合っていくものだから、ある程度は妥協すべきと自覚している。今は発症頻度が少なくなるよう、体質改善しなくちゃだな。嫁ちゃんがサポートしてくれているから、きっと大丈夫だろう。いま発症している皮膚炎も、いつものように数ヶ月もすれば治まるだろう。若い時はすぐ回復したけど、年取ると回復するまでに時間がかかる。まぁ、仕方ないか。
3年前には
長年勤めていた会社が吸収合併により消滅、一時は無職になり、家族に多大な迷惑を掛けた。その頃からストレスのせいか皮膚炎の症状が悪化して、さらに家族に迷惑をかけている。それでも、僕を支えてくれる家族に…心からありがとう!
神は私に悪い皮膚を私に与えたが、その代わりにいい家族を与えてくれた。神の所業に感謝。