日本人はなぜ街中でプロ野球帽を被らないか?
アメリカの野球ファンはファッションとして街中でMLBキャップをかぶっているのに、日本ではMLBキャップ着用者は多数いるもののNPBキャップをかぶって街を歩く人が極端に少ない。
この点を友人に問いてみると返ってきた答えは単純明快「MLBキャップははカッコ良くて、NPBキャプはカッコ悪い」だった…。
いやいや、それはない!
NPBだって素晴らしいデザインのキャップはたくさんあるぞ!大阪近鉄の猛牛マークキャップ、美しい「NH」ロゴとシックなダークグリーンの南海キャップ、美しいカリグラフィック書体の「M」ロゴが描かれた毎日キャップ、シンプルなβロゴの横浜キャップ、絶妙なバランスで構成された「HT」ロゴの阪神キャップ、同じく絶妙なバランスで構成された「NL」ロゴの西鉄キャップ、球団史上もっとも美しい「Fs」ロゴの日本ハムキャップ…等々、挙げたらキリがない。個人的主観では寧ろNPBキャップのほうがデザイン的に優れている。
上記の例は私の見解だが、客観的に見てもMLB・NPBキャップ間にデザイン上の優劣は存在しない!と断言できる。
※私の所有NPBキャップの一部。コレクションとしてはもちろんだが、ファッションアイテムとしても活用している。
では、なぜ?
キャップを着用する理由として…
①デザイン
これはMLB・NPB共に優越の差はない。後は個人の好みの問題なのでNPBキャップを街中で着用しない理由としては合致しない。
②ブランド力
これはMLBのほうが分がある。いい例がニューヨーク・ヤンキース。ニューヨーク・ヤンキースのキャップを着用することが一種のステータスになり、更に①デザインも優れているとなれば文句のつけようがない。しかし、日本国内においてはNPBキャップのロゴの認知度は高く一定のブランド力はあるはずだが…
NPBキャップがファションとして定着しない理由を①②で定義するのは無理があった。そこで私は1つの自論にたどり着いた。
NPBキャップ着用には強烈な自己主張を伴う!また、その着用エリアが限定されるということだ。
例えば、阪神キャップを被っている人がいるとしよう。基本的にNPB各々球団ロゴは日本国内で広く認知されており、おおよその人はそのロゴを見れば、なんとなくどこかのNPB球団だと認識が可能である。よって、その人は着用することで「私は阪神ファンだ」と自分の意志とは関係なく周囲に自己主張・意思表示をしているとみなされてしまう。故に着用できるのは球場周辺に限定される傾向にある。
NPBに関して言えば、日常生活で上記のような意思表示をしていると見なされても、共感してくれる人が少ない、または異質者と排他されてしまう可能性がある。しかし、球場周辺ならば「私も阪神ファンだ」と共感する人もいれば、「私は巨人ファンだ」と違った形ではあるが反応する人も多く存在する。
NPBキャップは自分の意思と関係なく自分の立ち位置を周囲に告知でき、他者との連帯感・仲間意識の共有することで承認欲求を満たし、自身の属性確認ができるアイテムがなのかもしれない。よって、連帯感・仲間意識の共有を容易にするために地元チームのキャップの着用率は高くなり、地元チーム以外のキャップ着用率は低くなると推測できる。
一方MLB。外国のリーグであるMLBには当然日本国内に地元はないので土地柄で着用を限定されることはない。そして、NPBキャップは自分の立ち位置を周囲に発信することができるアイテムだったが、MLBキャップにはそのファクターはない。NPBよりは馴染みが薄いので一般的には全30球団のロゴを見ただけで、それがMLB球団だと認識できる人は限られる。つまり、NPBキャップとは性格が異なる。単純にデザインの好みで着用できる。
NPBキャップのキーワードとして「自己主張」「意思表示」「自己認識」「承認欲求」「属性確認」といった心理状況を挙げたが、MLBキャップを着用することは、他者とは違うという「自己優越感」を満たすというファッション的心理状況が作用するのではないだろうか。
一方、NPBキャップはロゴの認知度があまりにも高すぎ、「あいつは○○ファンだ」と第三者から勝手な判断をされやすい。一方MLB。ロゴには「MLB」としての「ブランド力」はあるが、ハイクオリティーのデザイン、ロゴとして受け止められているので、特定球団のファンであると第三者から勝手な判断されることが少ない。よって単純に自分の好みで着用できるためファッションとして着用しやすい。
と、勝手に判断してみた(笑)まぁ、オレは、所有しているという自己顕示欲と自己優越感に駆られて、MLBだろうがNPBだろうがカッコよければ構わず着用してるけどね。
くだらない分析なのに、随分ダラダラと長文書いたなぁwww
私が子供の頃はマストアイテムだった「プロ野球帽」
これも、オレは○○のファンだぁ~という「自己主張」「意思表示」「自己認識」「承認欲求」「属性確認」だったのかもなぁ~
※他にもユニフォームのこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)
アメリカの野球ファンはファッションとして街中でMLBキャップをかぶっているのに、日本ではMLBキャップ着用者は多数いるもののNPBキャップをかぶって街を歩く人が極端に少ない。
この点を友人に問いてみると返ってきた答えは単純明快「MLBキャップははカッコ良くて、NPBキャプはカッコ悪い」だった…。
いやいや、それはない!
NPBだって素晴らしいデザインのキャップはたくさんあるぞ!大阪近鉄の猛牛マークキャップ、美しい「NH」ロゴとシックなダークグリーンの南海キャップ、美しいカリグラフィック書体の「M」ロゴが描かれた毎日キャップ、シンプルなβロゴの横浜キャップ、絶妙なバランスで構成された「HT」ロゴの阪神キャップ、同じく絶妙なバランスで構成された「NL」ロゴの西鉄キャップ、球団史上もっとも美しい「Fs」ロゴの日本ハムキャップ…等々、挙げたらキリがない。個人的主観では寧ろNPBキャップのほうがデザイン的に優れている。
上記の例は私の見解だが、客観的に見てもMLB・NPBキャップ間にデザイン上の優劣は存在しない!と断言できる。
※私の所有NPBキャップの一部。コレクションとしてはもちろんだが、ファッションアイテムとしても活用している。
では、なぜ?
キャップを着用する理由として…
①デザイン
これはMLB・NPB共に優越の差はない。後は個人の好みの問題なのでNPBキャップを街中で着用しない理由としては合致しない。
②ブランド力
これはMLBのほうが分がある。いい例がニューヨーク・ヤンキース。ニューヨーク・ヤンキースのキャップを着用することが一種のステータスになり、更に①デザインも優れているとなれば文句のつけようがない。しかし、日本国内においてはNPBキャップのロゴの認知度は高く一定のブランド力はあるはずだが…
NPBキャップがファションとして定着しない理由を①②で定義するのは無理があった。そこで私は1つの自論にたどり着いた。
NPBキャップ着用には強烈な自己主張を伴う!また、その着用エリアが限定されるということだ。
例えば、阪神キャップを被っている人がいるとしよう。基本的にNPB各々球団ロゴは日本国内で広く認知されており、おおよその人はそのロゴを見れば、なんとなくどこかのNPB球団だと認識が可能である。よって、その人は着用することで「私は阪神ファンだ」と自分の意志とは関係なく周囲に自己主張・意思表示をしているとみなされてしまう。故に着用できるのは球場周辺に限定される傾向にある。
NPBに関して言えば、日常生活で上記のような意思表示をしていると見なされても、共感してくれる人が少ない、または異質者と排他されてしまう可能性がある。しかし、球場周辺ならば「私も阪神ファンだ」と共感する人もいれば、「私は巨人ファンだ」と違った形ではあるが反応する人も多く存在する。
NPBキャップは自分の意思と関係なく自分の立ち位置を周囲に告知でき、他者との連帯感・仲間意識の共有することで承認欲求を満たし、自身の属性確認ができるアイテムがなのかもしれない。よって、連帯感・仲間意識の共有を容易にするために地元チームのキャップの着用率は高くなり、地元チーム以外のキャップ着用率は低くなると推測できる。
一方MLB。外国のリーグであるMLBには当然日本国内に地元はないので土地柄で着用を限定されることはない。そして、NPBキャップは自分の立ち位置を周囲に発信することができるアイテムだったが、MLBキャップにはそのファクターはない。NPBよりは馴染みが薄いので一般的には全30球団のロゴを見ただけで、それがMLB球団だと認識できる人は限られる。つまり、NPBキャップとは性格が異なる。単純にデザインの好みで着用できる。
NPBキャップのキーワードとして「自己主張」「意思表示」「自己認識」「承認欲求」「属性確認」といった心理状況を挙げたが、MLBキャップを着用することは、他者とは違うという「自己優越感」を満たすというファッション的心理状況が作用するのではないだろうか。
一方、NPBキャップはロゴの認知度があまりにも高すぎ、「あいつは○○ファンだ」と第三者から勝手な判断をされやすい。一方MLB。ロゴには「MLB」としての「ブランド力」はあるが、ハイクオリティーのデザイン、ロゴとして受け止められているので、特定球団のファンであると第三者から勝手な判断されることが少ない。よって単純に自分の好みで着用できるためファッションとして着用しやすい。
と、勝手に判断してみた(笑)まぁ、オレは、所有しているという自己顕示欲と自己優越感に駆られて、MLBだろうがNPBだろうがカッコよければ構わず着用してるけどね。
くだらない分析なのに、随分ダラダラと長文書いたなぁwww
私が子供の頃はマストアイテムだった「プロ野球帽」
これも、オレは○○のファンだぁ~という「自己主張」「意思表示」「自己認識」「承認欲求」「属性確認」だったのかもなぁ~
※他にもユニフォームのこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)