チャマ
もうチャマとチーチャンの事は書くまいと思っていました。 いくら年月が過ぎても悲しみや悔いが残っているからです。
先ほどチャイムが鳴りチャマを引き取って下さったから手紙が届きました。 チャマを保健所送りにするか 何処か遠いところで放浪させるかの選択を迫られていた時、偶然我が家に現れ 事情を話したら引き取って下さった方からです。
すでに13匹のネコと3匹のイヌの面倒を見ていた方! 無理を承知で泣かんばかりに必死にお願いをしました。
チャマが家のテラスで3日3晩ねばった話はもう書いたので省略をしますが、その時既に彼女は5歳にはなっていたことでしょう。 彼女の来歴には伝説めいたエピソードあり 諸説もありましたが とにかく判断力の確かさはずば抜けています!
なにしろ私を選び、粘れば成功疑いナシと考えた点だけでもスゴイ! ただ頑固でなんとしても猫用砂でトイレを済ませるのは断固拒否!
テラスに他の猫がちょっと通るだけでも飛び出していって「ここは自分のテリトリー」だと主張しました。 それが・・・・・・・。信じられない事に他の13匹のネコと仲良くしたんだって!
トイレも新しい砂に代えると飛んでいって用を済ませたんだって! その様に振舞う事が自分の生き伸びる道と考えたのでしょうね!
私がもし面会に行ったら多分知らん顔をするに違いありません。どのように振舞おうと私はすべて許しますけどね!
手紙によるとチャマチャンが旅立って2ヶ月。 心の中でしっかりと生きていて「死」を素直には受け入れられないと・・・・・。
彼等ご夫婦は引き取った事を恩に着せるどころか、チャマを迎え入れた事を私たちに感謝をすると書いてありました。他の仲間と仲良く過ごし安らかな死だった事が救いだとも・・・・・。
本当に良いご夫婦にめぐり合えてチャマも幸せでした。 飼い主の愛情 安全な住まい 満ち足りた食事・・・・・何もかも与えられたのです!
そして全てを(私のところも含め)択んでいったのはチャマ自身でした。 ネコだってベストな生き方が出来るんだって思いました。 人間ならなおさら出来るはずですね!
家で生まれ22歳半で家で死んだチーチャンの事は明日書きます。 ザンゲです!