この日 風は強かったものの晴天、富士も風の合間に姿を現します。
自然を撮る場合、すべて理想通りにはいきません。 以前写真の先生が「この写真を撮るために3年かかった。
皆はさっと行ってシャッターを押しただけと思うだろうが 天気、光、自然の状況、一刻一刻かわる思うような光景をとらえるためには『待ちと時間』がいる」と言われました。
春夏秋冬、同じ場所に3年通ったそうです。
またある先生は自作の花写真を皆に見せながら「太陽が理想的な位置に来るまで僕はこの場所で2時間待った」とも・・・・・。
砂浜に降りるためには急な石段を下りねばなりませんでした。何とかよたよたとおりたものの 違う場所に移動するために今度は石段を登らねばなりません。
私は一歩も登れませんでした。 情けない!
左右の手をトラベルコンダクターと他のメンバーにひっぱり上げて頂いたものの、手を離されたとたんに石段のわきに落ちた! 老化って厳しい現実です。
さて何とか上にたどり着いたら憧れの平地!
ほおえましい父子が散歩をしていました。 私だってこんな時代もあったのに・・・・・。
現実は厳しい! あっという間に膨大な時が流れ、2,3歳のこの子のような脚力になってしまいました!!
幼子の写真、心を打ちました、それと1枚目の富士山いい写真ですね。
以前ツーリズムの写真コースに参加をした際、隣の席の女性が「死ぬまでに1枚だけでも良いから自分が気に入った写真を撮りたい」と言われ、私も全く同感をしました。
昨日、私が住んでいる奥湯河原のほうにカメラを持ち現在シーズンである紅葉でも撮ろうかと出かけました。
惨憺たる結果!プリントをする気にもなりません。
私がよく言われることは、パソコンの場合も「待つこと」。性格的に待てません。
命令通りにすぐ開かないとイライラして、ほかの命令を出します。
結果は? 私の写真みたいに壊れます。
何事も難しいですね!