大谷資料館の幻想的な美しさが忘れられずどうしてももう1度撮りたいと思いました。
このところすさまじいばかりの天候不順、ネットを見ると10月18日には資料館近くの道路が冠水しバスは迂回路となっていました。資料館は休館。
しかし19日には資料館は再館と出ていました。 このところ何かと忙しく私が行ける日は10月23日しかありません。
資料館は地下にあるのだし小雨くらいなら大丈夫。バスは19日からオープンしている事だし、幸い23日は何とかお天気もよさそう・・・・・・などとプラス思考で、湯河原発6時9分の宇都宮行きの電車に乗り込みました。
電車の中が私のリラックスタイム・・・・とは言っても宇都宮着は9時54分です。 時間がかかりすぎてイライラします!
駅ではまず観光案内所に立ち寄りました。
「大谷資料館行きのバスは6番、でも道路が冠水していてバスは途中までしか行きません。立岩からは歩きになります。歩くのを覚悟で行ってください。」
「タクシーだったらいくら位かかりますか?」と私。
「普段でも資料館まででも4000円くらい。迂回路を通って資料館までとなったら10000円はかかるでしょう。」
宇都宮にはもう一生来る機会は無いでしょうし(湯河原からでは遠すぎるから)、路線バスを使って重いカメラを持ってトボトボ立岩から歩く身体的負担と金銭的負担のどちらを取るか?
とりあえずタクシーの運転手に確かめる事にしました。 行きに10000円、帰りも迎えに来てもらわなければなりません。 フーン 万が一のことを考えると25000円!
普段からお金はあまり持ち歩きません。思わずお財布の中身を探ってしまいました。
さてタクシーの運転手さんに料金を尋ねると「ウーン 3000円くらいかな」
立岩から資料館入り口までは徒歩で7,8分。 何と観光案内所の情報はいい加減なのか。
結局私は迂回路をタクシーで回ってもらいましたから料金は4070円でした。
さて資料館の中は?
この前来たときよりはるかに薄暗い!
ISO25600にし手持ちのスローシャッターにしてもシャッターが切れません。
ここは入り口の近くでしたから何とかなったけど・・・・・・。入り口からの自然光の助けがあります。
ここも何とかなったけど・・・・・・・。手持ちなので人間がブレます。
この前 ソニーの先生はISOを出来るだけあげる。 50000でも60000でも・・・・とおっしゃったけど最近のソニーのカメラはそれが可能なんでしょうね!
この前行ったときにはこのコーナーはライトアップしてありましたがこの日は照明無し。真っ暗でした!館内は幻想的と感じるには肉眼でも光が足りません。
25600なんて感度は上げずとも前回はどこもかも楽に撮れたんです! 最近は多分入館者が少ないと予想し電気代をケチッていたんでしょう。
立岩付近の川の水はもう平常どおりで冠水はしていませんでしたが、瓦礫の痕跡は道路に残っていました。
資料館の周囲は切り立った大谷石が際限なく続いていました。タクシーが来る間に歩いてみたのですが資料館以上に魅力的。
タクシーの窓からみた一般の住宅(豪邸)や ビルなどに大谷石が使われていた建物は、下車して撮りたいと思ったほどです。
さて帰りのタクシーは? 遠距離迎えに来てもらったのに料金は行きと同じく4070円! 驚いてあまりケチをせず(!)チップを払いました。
タクシーの運転者さん(初老の方)のおかげで宇都宮の印象は一挙に好感度UP!