はじめに田代池。 そこから更に歩いて大正池。 両池とも秋がいよいよ深まり晩秋然としてきたという以外にはさして変わった事もありません。
変わったのは私の体力。 昨年までは大正池から大正池ホテルに通じる階段を上がるのにさほど苦は無かったのに今年は青息吐息です!
父が「その年になってみなければわからない」と口癖に言っていましたが、わたくしもいよいよ「その年」になりその状態がわかる様になりました。
重いカメラとレンズ、その上三脚があります。 一段一段登るのに体力の衰えと限界を感じました。
もう限界なのに折角上高地にやってきたのだからとこりずに明神池まで足を伸ばしました。
本当は私は明神池はあまり好きではないのですが・・・・・・・。
明神池一の池。 春夏とは景観が一変しています。 どのアングルから見ても美しさが増していました。
池への映りこみも今ならではの微妙な色のハーモニー。 「好きではない」の言葉は取り消し。
もう間もなく上高地へのバスは冬季休止になり アクセスは釜トンネルを徒歩で行くしかなくなります。
大正池での階段で音を上げる私。真冬の明神池を見ることはありえないけど多分素晴らしいに違いない!
二の池も色彩豊かになり、岸辺には近寄ってこなかった鴨がすぐ眼の前に! 600mmレンズでも届かなかったほどの対岸を泳いでいたのに!
11月上旬に高速バスが予約をしてあります。 田代池の霧氷を見たいものだけど。
私は脊椎間狭窄症と頚椎管狭窄症で、両足の裏面が1cmのゴム板を貼り付けているような感覚ですし、起床後2時間くらいはヨロヨロ フラフラおぼつかない足取りになります。
上高地に行くと7,8時間は歩きます。より歩行困難になるとお思いでしょうがそれは違う!
なんと帰宅後の翌朝、足の痺れも無く シャンシャンとまっすぐ 10代の時(?)の様に何の支障も無く歩けるのです!
お医者様には「どんどん歩けるだけ歩きなさい」と言われています。 それは確かな指示。
骨の病気は治ることは無く筋肉を鍛えるのが療法ですから、私もこれからもカメラを持ってせっせと出掛けなくては!
はぴねこさんが脊椎間狭窄症というのも信じられないほど。
羨ましいほどお綺麗でスタイルがよくて若々しいもの!
歩いていてもますます追い抜かれることが多くて、口惜しいので何とか取り返そうと思ってもその差は広がるばかり。
日毎 色々と悲哀を感じています。
2匹のネコチャンたちも今日は日向ぼっをしても心地良いでしょうね!