メニューを見てどんなに素敵な食卓かと早とちりに思ってくださる方もあるかも知れません。
それこそ美しき誤解というもの!応接セットのテーブルはガラス製ですがサイズが足りません。
そこでどうしたか? 板戸を外してテーブルの上に置きそれぞれのお料理に合わせ色彩を選びクロスで板戸を覆います。
勿論メンバーには種明かしをしてありますが、わずかの酒量でアルコールが回ってしまった方がいらっしゃいました。
端のほうに手をついたとたんあわやテーブルがひっくり返しそうになった! とっさに皆で板戸を支え後は大笑い!
それから何十年・・・・懐かしい思い出です! クリスマスの時期は大きなゴムの樹の鉢植えに赤と緑の布を買ってきてクリスマスツリーの基礎を作る・・・・
あるいは白いボール紙で大きな三角錐をつくりクリスマスらしきデザインで7穴をあけ中に照明を入れる・・・・部屋の明かりを消すとムード満点です!
もっとも自己満足満点といったところですが・・・・・。
メニューの表紙だけ残し、お料理は図書館頼み。メンバーも旅行で御一緒し仲良くなったご夫婦2組(相互に行ったり来たり)とか、ボランテァをしていた仲間とか・・・色々でした。
現在は夫はケア病棟で用意されたもの(一般の食堂と同じ)。私は原則としてお料理の習慣を忘れたくないため自分で作ります。
本当はプロの栄養士の方が作成した食堂の食事のほうが栄養のバランスも良く、カロリーも過不足ないのはわかっていますが認知症防止のため。
お料理好きの方何人かと「今日は焼きそば作ったから持っていくね」 「炊き込みご飯を作ったからあとでね」などと楽しみながらやり取りをしています。
私の母が短歌を趣味としていましたが、お料理が好きでした。 でもお料理って時間がかかりますよね。
たき合わせなどを作りながら、「この時間に一首でも作りたい」とか、「短歌の本を読みたい」とか思うんだそうです。
私も写真を趣味としていますから、撮影・プリントなどにも時間がとられます。 現代作家の本も読まなくては・・・・と思っても読んだそばから内容を忘れて!
一番読んだのは学生時代かも。 所詮は虚構の世界・・・・でも私には虚構の世界も浮かばない。短歌一首も作れません。
最近「父ちゃんの料理教室」作家の辻仁成さんの本を買いました。17歳の息子さんのためのお料理のノウハウが書かれています。
父親の心を込めたお料理で育てば母親がいない空虚さも随分と埋められるでしょう。
昨日は友達と箱根園に行ってきました。 撮り直しにもう1度 行きたいです!
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