フェラガモのバックル修理です。
いくつもフェラガモのバックルを修理してきましたが、フェラガモのバックルは線が細いという印象です。
そのため、強度的にちょっと問題あるものが多いので、実用性には乏しい印象を持っています。
今回修理のこのバックルも、もっと全体が太ければそれなりに強度も出るのに、弱いために何かの拍子で変形してはずれたようです。
部品が欠品していたので、その分は製作して修理しました。
こちらもフェラガモでは多いタイプのトップバックルです。
バネの力に負けて、こうやって開いて来てしまうのです。
戻してもまた開きますし、それを繰り返せば折れますから、戻さずに修理します。
修理のために作った部品たちです。
組み立てて修理しました。
裏面です。
普通に組み立てるとガタガタしてしまうので、座金を入れてあります。
3つ目です。
これも連結部分の故障です。
正面からだとわからないのですが、側面にロゴが入ってます。
メッキの後に処理した変色止めの塗装の状態が良くありません。
きれいにするにはこの塗装膜をすべて磨いて剥がす必要があり、結構な作業となるのでこのままにします。
変色止めの膜を取ってしまうと、一時的にきれいになりますが、今度は数年でメッキ膜が黄ばんできます。
修理用に製作したリベットです。
見える部分だけメッキしました。
抜け落ちないように打ち込んで修理完了です。
抜けやすい部品なので、部品の作りや、組み立て方が肝心です。
作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトの状態なのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになってしまいます。
値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理
こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。
東京都のコロナウイルス感染者数増加に伴い、徒歩圏内以外の方からの持ち込みはお断りしています。
弊社では高齢者も働いておりますので、ご理解ご協力お願いいたします。
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よろしくお願いいたします。
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伊東金属製作所
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