秋田県のお客様からの修理依頼品で、バリー(BALLY)のリバーシブルバックルベルトです。
リバーシブルの連結部分の軸が折れています。
ルイヴィトンのリバーシブルベルトによくある故障と同じで、昨日もルイヴィトンの同じ故障をこのブログで紹介しました。
ルイヴィトン リバーシブルベルト修理
分解して中の部品を取り出します。
回転軸に使われているネジは折れているのでもう使えませんが、バネはまだ使えます。
折れて残ってしまったネジの先端を除去します。
センターがズレてしまうと回転軸がズレてしまうので、一番慎重を要する作業です。
市販のステンレス製のネジを加工したものを使って直しています。
そのまま使うとリバーシブルの切り替え時に引っかかる感じがして気持ちよくないので、工夫して取り付けてます。
BALLYのリバーシブルベルトは、以前にも同じものを修理しています。
バリー リバーシブルベルト修理
まったく同じ折れ方をしているので、回転軸の設計が細いのが原因だと思います。
リバーシブルのベルトというのは、装着時にはバックル部分は引っ張られて使われています。
装着していない時にはバネの力によって、バックルはカチッとはハマっていますので、曲げやねじれ方向の力に対しても強いのですが、装着時に支えるのは軸だけになります。
そうなると、曲げの力がこの一点に掛かることになり、居酒屋さんなどでお腹が膨れた状態で、掘りごたつの席に腰掛けるときに、ベルトが引っ張られた状態での姿勢変化でポキッと折れることがよくあります。
そういった状態での負荷に対して、軸が細いので折れてしまうのです。
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お電話いただく場合でも、まず画像をお送りいただいてからのお問い合わせであればスムースにお見積もり出来ます。
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こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経って価格改定した際に更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。
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必ず事前にご予約ください。
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