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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

旧き晩秋の季語、「天王寺一乗会」 (^-^)

晩秋の季語に「天王寺一乗会」(いちじょうえ)があることを識りました。(^。^)

その説明書きは、次のとおりです。

陰暦九月十五日、大阪市天王寺区の四天王寺の六時堂で行われた会式。この夜、聖徳太子が臨行されるという。阿弥陀経を読経、舞樂を奏する。明治の廃仏毀釈後は廃れてしまった。

残念ながら、明治期に廃れた、とありました。(≧∇≦)

しかし、四天王寺の六時堂、正しくは「六時礼讃堂」は、大阪大空襲の戦火をもくぐり抜け、現存しています。(^_^)

四天王寺さんのホームページから引用させていただきます。

「六時礼讃堂」
境内中央に位置する雄大なお堂で、昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名があります。
薬師如来・四天王等をお祀りしており、回向(供養)、納骨等を行う当寺の中心道場でもあります。
入口には賓頭盧尊者像やおもかる地蔵が祀られ、独特の信仰を集めています。
修正会・聖霊会などの大法要はこのお堂にて行われます。(四天王寺ホームページより)

悠久の時間を超えて、人々の信仰を集め、心の支えとなってきた四天王寺、、、聖徳太子の教えが現代に息づいています。(^。^)

私も、この天王寺界隈で高校時代を過ごしましたから、四天王寺さんはもちろん、天王寺公園やステーションビル、近鉄百貨店にアポロビル、旭屋書店にユーゴー書店と、懐かしい街なのです。(^_^)

今は、近鉄百貨店は、日本一の高さ300mの高層ビル「ハルカス」に、ステーションビルは「天王寺ミオ」に生まれ変わり、天王寺公園は粋な芝生広場「天シバ」にリニューアルされ人気を集めています。
そんな中で、天王寺駅から堺市までを結ぶ阪堺線、ちんちん電車が健在なのは、嬉しいですね。( ^_^)/~~~

再開発された新たな商業ビル「キューズモール」の中に、開発以前から脈々と続いてきた居酒屋「明治屋」があるのも嬉しい話です。
この「明治屋」さん、、、大阪・関西を代表する銘店で、全国区のガイドブックにも掲載される有名店なのです。🍶

心が落ち着く街、天王寺のいにしえに想いを馳せる一句。

「天王寺偲ぶ太子や一乗会」  祖谷馬関

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