当時の様子を国立天文台が伝えています。(^-^)
2009年7月22日、日本の陸地では46年ぶりとなる皆既日食が観察されました。残念ながらトカラ列島など、多くの地方では天候に恵まれなかったようですが、一部の島や洋上では、コロナやダイヤモンドリングが観察されました。
ダイヤモンドリングとありますから、いわゆる金環食だったんですね。(^_^)
ところで、月食と日食はなぜ起こるのか、おさらいしてみましょう。
いずれも、太陽を光源として、地球と月が一直線上にどう並ぶか、光と影の織り成す天体ショーです。m(__)m
まず月食は「太陽→地球→月」、次に日食は「地球→月→太陽」という並びで、当たり前ですが、我々は地球上から月や太陽を観ています。(^。^)
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月が欠けていく「月食」、太陽が隠されていく「日食」、いずれも、古来、「不吉な前兆」と畏れられ、忌み嫌われて来ました。( ; _ ; )/~~~
しかし、考えてみれば、特に月食のケースは、月を欠く犯人は、私たちの暮らす「地球」に他ならない!(◎_◎;)
かつての人々の感性の鋭さ、豊かな情趣には、恐れ入るばかりですが、時には、落ち着いて、科学的、すなわち論理的に考え、濫りに恐れ過ぎない気構えも大切ですよね!( ^_^)/~~~
では、月食を怖れず、冬空に一際明るい「昴」の如く生きたい想いの一句。(^。^)
「月を喰む影に怯えず寒昴」 祖谷馬関
(注)寒昴(かんすばる)は冬の季語。冬の夜空に冴え渡る星は美しいが、特に牡牛座に属するスバル星の輝きは印象深い。「すばる」はもともと日本語で星が集まってひとつになるという意味。