なかにし礼氏は、わずか六歳、満州からの引き揚げの際に父親と死に別れ、帰国後も大変なご苦労をされたと聞きました。(^_^)
様々な作品がカバーされ、歌い継がれていましたが、なかでも印象的だったのが、石原裕次郎氏が、晩年というか、奇しくも、亡くなる一年前に歌った名曲「我が人生に悔いはなし」🎤
もちろん、作詞はなかにし礼氏、、、制作にあたって、裕次郎氏と対談し、「スターとしてではなく、ひとりの男として、我が人生を振り返る歌に」と合意いただいたそうです。(^。^)
♬ 長かろうと、短かかろうと、我が人生に悔いはない ♬
きわめてシンプルな詩ですが、平易な言葉で真理を突く、、、そんな風合いに仕上がっています。(^-^)
作曲は加藤登紀子さん、、、なかにし礼氏が折り入って頼んだらしいのですが、このメロディーも、無骨なほど落ち着いた流れで素晴らしい。(^_^)
この唄を世に届けた翌年、石原裕次郎さんは若くして、その生涯を閉じました。
人生最期の曲、辞世の曲となったわけですが、それに相応しい名曲ですね。( ^_^)/~~~
「彼の唄の歌詞を今更噛み締めて
我が人生に悔いはなしとや」
by 祖谷馬関