この夏は、戦争関係の特集の中でも、やけに「特攻」の取扱いが多いように感じます。(^。^)
零戦を駆る神風特攻隊の話はもとより、海軍の特攻兵器である「回天」の基地となっていた瀬戸内海の小島「大津島」(おおづしま)の特集もありました。(^-^)
大津島は、山口県周南市の瀬戸内海に浮かぶ島で、新幹線の徳山駅からすぐに渡れる離島。m(._.)m
この小さな島には、太平洋戦争時代に投入された人間魚雷「回天」の基地跡が遺っているのです。( ; _ ; )/~~~
「回天」という兵器の名には、「天を回らし戦局を逆転する」という願いが込められているそうですが、爆薬を積んで海中を潜航し、敵艦に体当たりする1人乗りの人間魚雷、いわゆる特攻兵器でした。(^。^)
その全長は14.75m、胴体の直径はわずかに1mで、「1人乗り」のための最低限の空間設計がなされていました。(^-^)
先端部分には1.55トンの炸薬を搭載できたため、「回天」が目標に命中すると、大型艦船でも一発で沈めることが可能と言われていたそうです。(^_^)
しかし、その回天の操縦法は驚くべきものでした。(°▽°)
回天の操縦者は、前方はおろか全方向を目視できない状態で、水平方向のコントロールは主にジャイロコンパスで行い、垂直方向の操縦は、深度調整装置に深度をあらかじめ設定すると自動でその深さで潜行したそうです。٩( ᐛ )و
一旦、走行し始めると(エンジンが始動すると)、停止すること(エンジンを止めること)ができない上、海面方向には「回天」が海上に露出しないように、海底方向には海底に突っ込まないように操作することや、水平方向には、限られた燃料を効率よく使用し目標艦船に正確に近づくことなどの操作が必要であったため、「回天」の操縦は非常に難しく、訓練中の事故も頻繁に起きていた、とのことです。m(__)m
以下、回天記念館ホームページの記述をそのまま引用いたします。٩( ᐛ )و
「回天」に乗り移った隊員は、潜水艦の発令所から伝えられる目標艦船の進路、速度等の情報を電話機で受け、そのデータを射角表という表を用いてジャイロコンパスを設定して「回天」の進行方向を決定し、目標の近くまで潜行して進みます。
そして、予測した所定の距離まで近づいたと思われたら再度浮上し、水防眼鏡で目標艦船を瞬時に確認して再び進行角度を修正するとともに、目標艦船の船底から水面までの垂直距離(喫水)を推測し、その深さに合わせて再度潜行して全速力で突っ込みます。
一度、潜水艦を離艦した「回天」は、体当たりに失敗しても回収されることはなく、また、脱出装置もついていないため、乗り込んだ搭乗員は2度と帰ってくることはありません。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
「特攻」、、、祖国を守るための特別攻撃には、いわゆる「志願兵」が多数願い出たと言われています。(^。^)
実際にどれぼどの思いだったか知れませんが、多くの若者たちが、自らの命を顧みず、お国の為に陸海空の特攻兵器に乗り込んだのでした。( ; _ ; )/~~~
ここで、若者たちを責める由はありません、、、時代とはいえ、その「教育」や「社会規範」の「負の連鎖」を恨むばかりです。m(._.)m
このような悲惨な過去に学ぶとすれば、あらゆる「教育」や「社会規範」の歪みを正すことが重要です。(^_^)
現代社会にも、スマホやゲーム、イジメに精神病、受験戦争など、様々な危険を孕んでいると感じますが、いかがでしょうか?(°▽°)
「蜉蝣の月も見えざる海に散る」 祖谷馬関
(注)蜉蝣(かげろう)は初秋の季語。身は蜻蛉よりも細く、いかにも弱々しい翅をもつ。羽化して産卵後、数時間で死んでしまうことから、はかないもののたとえにされる。古くは蜻蛉のことをいった。
零戦を駆る神風特攻隊の話はもとより、海軍の特攻兵器である「回天」の基地となっていた瀬戸内海の小島「大津島」(おおづしま)の特集もありました。(^-^)
大津島は、山口県周南市の瀬戸内海に浮かぶ島で、新幹線の徳山駅からすぐに渡れる離島。m(._.)m
この小さな島には、太平洋戦争時代に投入された人間魚雷「回天」の基地跡が遺っているのです。( ; _ ; )/~~~
「回天」という兵器の名には、「天を回らし戦局を逆転する」という願いが込められているそうですが、爆薬を積んで海中を潜航し、敵艦に体当たりする1人乗りの人間魚雷、いわゆる特攻兵器でした。(^。^)
その全長は14.75m、胴体の直径はわずかに1mで、「1人乗り」のための最低限の空間設計がなされていました。(^-^)
先端部分には1.55トンの炸薬を搭載できたため、「回天」が目標に命中すると、大型艦船でも一発で沈めることが可能と言われていたそうです。(^_^)
しかし、その回天の操縦法は驚くべきものでした。(°▽°)
回天の操縦者は、前方はおろか全方向を目視できない状態で、水平方向のコントロールは主にジャイロコンパスで行い、垂直方向の操縦は、深度調整装置に深度をあらかじめ設定すると自動でその深さで潜行したそうです。٩( ᐛ )و
一旦、走行し始めると(エンジンが始動すると)、停止すること(エンジンを止めること)ができない上、海面方向には「回天」が海上に露出しないように、海底方向には海底に突っ込まないように操作することや、水平方向には、限られた燃料を効率よく使用し目標艦船に正確に近づくことなどの操作が必要であったため、「回天」の操縦は非常に難しく、訓練中の事故も頻繁に起きていた、とのことです。m(__)m
以下、回天記念館ホームページの記述をそのまま引用いたします。٩( ᐛ )و
「回天」に乗り移った隊員は、潜水艦の発令所から伝えられる目標艦船の進路、速度等の情報を電話機で受け、そのデータを射角表という表を用いてジャイロコンパスを設定して「回天」の進行方向を決定し、目標の近くまで潜行して進みます。
そして、予測した所定の距離まで近づいたと思われたら再度浮上し、水防眼鏡で目標艦船を瞬時に確認して再び進行角度を修正するとともに、目標艦船の船底から水面までの垂直距離(喫水)を推測し、その深さに合わせて再度潜行して全速力で突っ込みます。
一度、潜水艦を離艦した「回天」は、体当たりに失敗しても回収されることはなく、また、脱出装置もついていないため、乗り込んだ搭乗員は2度と帰ってくることはありません。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
「特攻」、、、祖国を守るための特別攻撃には、いわゆる「志願兵」が多数願い出たと言われています。(^。^)
実際にどれぼどの思いだったか知れませんが、多くの若者たちが、自らの命を顧みず、お国の為に陸海空の特攻兵器に乗り込んだのでした。( ; _ ; )/~~~
ここで、若者たちを責める由はありません、、、時代とはいえ、その「教育」や「社会規範」の「負の連鎖」を恨むばかりです。m(._.)m
このような悲惨な過去に学ぶとすれば、あらゆる「教育」や「社会規範」の歪みを正すことが重要です。(^_^)
現代社会にも、スマホやゲーム、イジメに精神病、受験戦争など、様々な危険を孕んでいると感じますが、いかがでしょうか?(°▽°)
「蜉蝣の月も見えざる海に散る」 祖谷馬関
(注)蜉蝣(かげろう)は初秋の季語。身は蜻蛉よりも細く、いかにも弱々しい翅をもつ。羽化して産卵後、数時間で死んでしまうことから、はかないもののたとえにされる。古くは蜻蛉のことをいった。