「月輪寺」は、京都の西部、愛宕山の山腹にある天台宗の寺院です。(^。^)
781年(天応1)、白山開山の「泰澄」、または「慶俊僧都」の開創と伝え、空也上人、法然上人も登山参禅、「九条兼実」も度々閑居した、とあります。(^-^)
本堂には、恵心僧都源信作と言われる本尊の阿弥陀如来坐像(重文)があり、宝物館には、十一面千手千眼観世音菩薩、十一面観世音菩薩立像をはじめ多くの重要文化財が安置されています。(^_^)
境内の「時雨桜」は、親鸞が佐渡へ流罪になる時に植えたもので、5月頃になると晴天でも葉から雫を落とすと言われ、別れた法然上人や九条兼実を思う親鸞上人の涙と伝えられています。( ; _ ; )/~~~
境内の本石楠(しゃくなげ)は、京都市の天然記念物に登録されており、境内の斜面上に育成し、根元で幹が分岐しています。m(._.)m
枝は密に混じりあい、生育状態も良好で,大きな樹冠を形成しており、貴重とされています。( ^_^)/~~~
「石楠花の咲く頃落ちる桜露
月輪寺に別れの時雨」
by 祖谷馬関