「御香宮神社」の創建年代は不明ですが、貞観4(862)年に清和天皇より御香宮の名を賜ったと伝えられています。(^。^)
本殿は、徳川家康の命により、京都所司代・板倉勝重を普請奉行として着手建立された「五間社流造」で、豪壮華麗な桃山時代の大型社殿として価値が高いとされています。(^-^)
そのほか、旧伏見城から移された大手門、軒唐破風の極彩色な彫刻が冴える割拝殿、江戸の作庭師・小堀遠州によってつくられた石庭などを見ることができます。m(._.)m
名水「御香水」は、平安期、境内から病気に効く香水がわき出たので清和天皇からこの名を賜ったと伝えられています。( ; _ ; )/~~~
豊臣秀吉は当社を伏見城の守り神とし、鳥羽伏見の戦いでは薩軍の屯所になりました。(^。^)
10月上旬の9日間に渡る「神幸祭」は「伏見祭」といわれ、多数の氏子が出仕しての行列があります。
1日目、8日目夕方から趣向をこらした大小の花傘が氏子各町から「アラウンヨイヨイ…」のかけ声で参加し、夜遅くまでにぎわいます。(^-^)
御香宮神社の本殿前にあるソテツは、本殿南庭に東西に参道をはさんで植栽されていますが、覆いなしで越冬、開花、結実する特徴を持ち、京都市登録天然記念物となっています。( ^_^)/~~~
「冬来たり御香の宮の大蘇鉄
名水の地やアラウヨイヨイ」
by 祖谷馬関