ある意味、これが真の梅雨明けではないか、と思うほど、夏休みらしい天気です。(^-^)
記録的に短いと言われた今年の梅雨ですが、、、結果的には、梅雨明け後も長雨続き、、、記録を修正しておく方が良いのではないでしょうか?!(◎_◎;)
それでは、「笈の小文」より今日の一句。
「香を探る梅に蔵見る軒端哉」 芭蕉
美しいが平板な感じの句。
詳しい意味は分からないけれど、これも、何だか挨拶句のような気がします。(^。^)
ネットで調べてみましょう。(^-^)
(解説)
名古屋で、裕福な商人が開催する「句会」に招かれた芭蕉は、そのお礼として挨拶の句を詠む。
こういう「句会」に慣熟している芭蕉は、巧みに挨拶の句を作る。
おべんちゃらを含め過ぎてはダサい句になってしまう。
さらりと相手の自尊心をくすぐらねばならない。
屋敷には見事な梅の木があった。
富裕な様子を推し量ることが出来る大きな蔵も建っていた。
(句意)
「香(か)を探る梅に蔵見る軒端哉」
春が待ち遠しく梅の香りを求めて、梅の木に近づいたら、そこは蔵の軒端だった。
立派な梅の木にばっかり気をとられていたが、梅に導かれて、この軒端から立派な蔵を見ることが出来た。
句会主催者の屋敷にある梅の木と、大きな蔵を、芭蕉はそれとなく「ヨイショ」しているのである。
主は、そのことを何度誉められても悪い気がしない。
こういう「句会」に慣熟している芭蕉は、巧みに挨拶の句を作る。
おべんちゃらを含め過ぎてはダサい句になってしまう。
さらりと相手の自尊心をくすぐらねばならない。
屋敷には見事な梅の木があった。
富裕な様子を推し量ることが出来る大きな蔵も建っていた。
(句意)
「香(か)を探る梅に蔵見る軒端哉」
春が待ち遠しく梅の香りを求めて、梅の木に近づいたら、そこは蔵の軒端だった。
立派な梅の木にばっかり気をとられていたが、梅に導かれて、この軒端から立派な蔵を見ることが出来た。
句会主催者の屋敷にある梅の木と、大きな蔵を、芭蕉はそれとなく「ヨイショ」しているのである。
主は、そのことを何度誉められても悪い気がしない。
やっぱしいたけ!🍄
予想どおり、挨拶句でしたね。
それも、かなりおべんチャラな一句。
ただし、ヨイショしながらも、文学的な技法は忘れずに美しい句となっています。( ; _ ; )/~~~
では、馬関より盛夏の返句をば。(^_^)
今日は、祇園祭の後祭、山鉾巡行でした。
快晴の空の下、復活した「鷹山」をはじめ、11基の山鉾が堂々たる姿を見せていました。( ^_^)/~~~
「祇園会や逃げ水に山鉾揺らぐ」 祖谷馬関