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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

鯨獲りの海と夏の晩酌

NHKテレビ「鯨獲りの海」という番組を観ました。(^。^)

昨年製作されたものの再放送でしたが、捕鯨船に密着したドキュメントで見応えがありました。(^-^)

下関港を出航した捕鯨船は、宮城県沖の潮目に集まるニタリクジラを狙います。(^_^)

双眼鏡で数百メートル先のクジラを発見すると、潮吹き、呼吸に上がって来るチャンスをうかがい、「砲手」と呼ばれる名人・牧さんがロープの付いた弾丸のような鉄製の銛(もり)をクジラの腹に打ち込むのです。(≧∇≦)

「砲手」の中年男性、牧さんは、若い頃、捕鯨船に乗り込み、戦艦で本当の砲手を務めていた名人から手ほどきを受けたそうです。(^。^)

砲手の牧さんは、クジラを苦しませないために「急所である肺を狙う」と言います。(^-^)

一発で仕留める技を「カンコロ」と呼ぶらしいですが、牧砲手は、このカンコロを念頭に、累計2600頭を超えるクジラを打って来ました。(^_^)

貴重な生命をいただく思いで捕鯨に取組んでいると言い、荒稼ぎ目当ての操業はしないし、母子のクジラは絶対に打たない。m(__)m

昨今の捕鯨をめぐる国際問題に対しても、「人間が生きるがための最小限の捕鯨」と慎ましやかな姿勢でした。(^。^)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

古来、日本に伝わる捕鯨が国際的な舞台で問題視され、番組では、外国の動物保護団体の船に日本の捕鯨船が体当たりされるシーンも流れていました。(≧∇≦)

「人が生きるがために鯨の生命をいただく」、、、重い言葉だと思います。(^。^)

そう考えると、人も動物もあらゆる生命をいただき、自らの命をつないでいるわけです。(^-^)

食事の前に「いただきます」と口にする言葉の意味を、あらためて深く考えないといけませんね。(^_^)

夏の夜、晩酌の肴が晒鯨(さらしくじら)と知り、歓声を上げていた父の背中を思い出しました。( ^_^)/~~~

「晩酌の晒鯨に父吠える」 祖谷馬関

(注)晒鯨(さらしくじら)は夏の季語。薄く削いだ鯨の脂肪部分に熱湯をかけ、冷水に晒したものをいう。酢味噌などで食べるとこりこりしておいしい。夏料理の具材である。
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