少年時代の胸の高鳴りを思い起こしますね、、、さぁ、何して遊ぼうか?(^。^)
宿題そっちのけで、朝から草野球に蝉捕り、プール、雨の日は野球盤(家でも野球かいっ!)
屈託のない毎日が懐かしいです。( ; _ ; )/~~~
さて、笈の小文より、今日の一句。
「磨直す鏡も清し雪の花」 芭蕉
磨直すは、とぎなおす、と読むそうです。(^_^)
これまた綺麗な句ですが、何か奥深い事情も隠されているような、ないような、、、!(◎_◎;)
調べてみましょう。( ^_^)/~~~
(句意)
この鏡は言うまでもなく熱田神宮の神鏡。 改修なった神宮では鏡も真新しく輝いていた。 ところでこの日名古屋は雪であったのかどうかは分からない。 雪の後の快晴の暖かな陽気で、雪に反射する日の光が神殿の奥まで届いて神鏡を照らし出していると見るのも一興ではないか。
にゃるへそ!(久方ぶり)🐈⬛
熱田神宮は、野ざらし紀行でも出て来ましたが、三種の神器のうち、草薙剣は熱田神宮に、八咫鏡は伊勢神宮の皇大神宮に、八尺瓊勾玉は吹上御所(皇居)の「剣璽の間」に安置されているそうです。m(__)m
この句で登場する「鏡」は、三種の神器ではなく、熱田神宮の神体を表す「神鏡」のことなんでしょうね。(^_^)
芭蕉は、この句より3年前、「野ざらし紀行」の旅で熱田神宮を訪れていましたが、神宮は廃墟のように荒れ果てていたと言われています。
今回、「笈の小文」で、伊良湖崎方面から熱田神宮を参拝した際には、熱田神宮の社殿は立派に改修されていたことが分かります。(^。^)
今回、「笈の小文」で、伊良湖崎方面から熱田神宮を参拝した際には、熱田神宮の社殿は立派に改修されていたことが分かります。(^。^)
では、馬関より「鏡」にちなんだ返句をば。
「土用波鏡の嘘を攫い行け」 祖谷馬関