今日も、全国的に雨、、、豪雨となる地域もあるようですので、お気をつけて。(^。^)
それでは、笈の小文より、今日の一句。
「鷹一つ見付てうれしいらご崎」 芭蕉
ひらがなで書いてあるので、読み取りにくかったのですが、「いらご崎」は「伊良湖崎」なんですね。(^_^)
「伊良湖崎」は、愛知県、というより、伊勢湾の東隣、「三河湾」を囲む二つの半島、、、蟹のハサミ🦀が逆立ちしたような形の東側(右側)、東京に近い方が渥美半島(反対側が知多半島)で、その先端にある岬が「伊良湖崎」と呼ばれています。(^-^)
馬関も、かつて訪ねたことがありますが、この渥美半島がけっこう長く、根元の豊橋から伊良湖へバスで2時間以上かかりました。( ; _ ; )/~~~
芭蕉翁の句にもありますが、伊良湖崎では「鷹」が有名だそうで、現代においても変わりなく、ネットにこのような記事がありました。(^。^)
伊良湖岬周辺では、毎年9月から10月にかけて、タカの一種であるサシバやハチクマの雄姿を見ることができます。また、11月中旬頃までツミなどの小型の種類やタカ以外のヒヨドリの観察もできます。シーズンになると、双眼鏡をもった愛鳥家や写真家たちでにぎわいます。
へぇ〜、知らなんだワン!🐕🦺
あ、この句の意味、句意は、、、もういいですかね、、、と言いつつ、調べてみました。(^-^)
(句意)
句意は「気持ちよく海の広がる伊良湖岬で鷹を一羽見つけた。何と嬉しいことだ。」
句の「うれし」には最愛の弟子杜国に出会えたこと、翌年二人での旅が約束出来たこと、また西行が詠んだ鷹に会えたことなどの喜びが背景にあると思われるが、それがなくても単に「鷹」を見つけたうれしさとして読んでも素直ないい句である。
そうですよね、伊良湖崎の名物でもある鷹を見つけた喜びがストレートに伝わって来ます。( ^_^)/~~~
それでは、馬関より変句ならぬ返句をば。(^_^)
「獲物狩り舌の先刺す鷹の爪」 祖谷馬関