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今日は晴れ。今朝は上空に綿を薄く広げたような雲が広がっていて、東の空に昇ってきた朝日が眩しい。今朝の気温は26℃で、6日ぶりの熱帯夜となった。外は湿度が高く、弱い南よりの風が吹いている。朝からムシッとしていて、風がぬるく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。遠くからセミの鳴き声が聞こえていて、ハトやムクドリが団地の前庭を歩き回っている。朝の涼しい内に飼い犬の散歩を済ませようということなのか、犬を連れた人を数人見かけた。近くの公園のベンチにはネコがけだるそうに寝そべっていた。
電車に乗って新宿駅に到着すると、上空の雲は姿をほとんど消していて、少しガスがかかったような青空が一面に広がっている。太陽がビルに隠れて、歩道にはまだ日が射していないのを見ると、日の出が少しずつ遅くなっているのを実感できる。都心は強い南よりの風が吹いていて、朝から蒸し暑い。職場に着く頃には汗だくになってしまっていた。
職場に着いて窓から外を眺めると、東京の市街地の西方には白いスクリーンを下ろしたような空が広がっていて、市街地の先に見えるはずの山々の稜線が白い空に隠されてしまっている。東の窓からは朝日が射しこんできた。
日中は晴れて、猛烈な暑さの1日となった。昼間の最高気温は36℃で湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。上空に広がる青空には、ちぎれたような雲が浮かんでいるものの、厳しい残暑の太陽が容赦なく照り付けていた。外に出ると、燦々と降り注ぐ日射しで、目の前の景色が眩しく見える。うだるような暑さで、風が熱風のように感じられた。
夜、仕事を終えて職場を出る。建物の外に出ると上空には暗い空が広がっていたが、月が朧な光を放っていて、上空に薄い雲が広がっていることを知る。ふと後ろを振り返ると、都庁がウクライナの国旗の色にライトアップされているのが見えた。
新宿駅から乗った中央線快速電車は混んでいた。途中、電車が通勤快速電車の待合せで国分寺駅に到着したところで席が空くかと思ったのだが、座れるどころか、逆に車内が混み合ってきた。ちょっと車内が息苦しく思えたのと、足が疲れたこともあって、電車を一旦、降りる。どうせなら少し休憩と糖分補給を兼ねてお茶をしていくことにして、駅の改札を出た。
先週もお茶をしたカフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に行くことにして、セレオ国分寺2階に昇るエスカレーターに乗った。
店に入り、駅構内を見渡すことのできる窓際のカウンター席の1つを確保すると、レジに向かう。パンケーキを注文するつもりでいたのだが、今日は既に売り切れているとのこと。そこで、注文したのは先日発売になった「フローズンアサイーボール」と「すももコルタードシェイク」のトールサイズである。
代金をタリーズカードで支払うと、伝票を持って左奥のカウンターでドリンクとスイーツの載ったトレーを受け取る。更に冷水を注いだ紙コップをもらって、確保したテーブル席に戻った。
席に着くと、最初に「フローズンアサイーボール」のパッケージを外してみることにした。
「フローズンアサイーボール」は紙の器に入っていて、パッケージがされている。
パッケージを外すと、プラスチックの蓋の付いた紙の器が出てきた。
プラスチックの蓋を開けると、ブルーベリーやイチゴとバナナのカットフルーツが表面を埋め尽くしている。それぞれのフルーツはよく冷えていて、表面に霜が付いていた。
さっそく紙おしぼりで手を拭き、まずは「すももコルタードシェイク」にストローを挿して飲むことにした。
スペイン発祥と言われている「コルタード」は、エスプレッソを少量のミルクで割ったドリンクである。「すももコルタードシェイク」はグラスの底にすもものソースを入れた上に冷たい「コルタード」のシェイクを注ぎ、表面にたっぷりのホイップクリームを浮かべてタリーズハニー、すもものソースをたっぷりとかけて、ベリーのフリーズドライをトッピングしたコールドドリンクである。
ストローで勢いよく吸い込むと、フルーティなすももの酸味が口の中に広がって、その後から冷たいエスプレッソのシェイクが流れ込んできた。エスプレッソのビター感にミルキーでコクのある味わいが美味しい。すもものソースとエスプレッソのシェイクの組み合わせは甘みと酸味、ビターな味わいが混ざり合って不思議な味わいだが、これはこれで、甘みと酸味のバランスが良くて気分転換にはもってこいである。
ストローから口を離し、「フローズンアサイーボール」に添えられたスプーンでホイップクリームを掬って口に運んだ。濃厚なホイップクリームはミルキーな甘さで、ベリーのフリーズドライがほのかに甘酸っぱさと食感のアクセントを添えている。ホイップクリームにかけられたハニーミルクとすもものソースのフルーティーな甘みの組み合わせも美味しかった。
あらためて少し「すももコルタードシェイク」を飲むと、あらためて「フローズンアサイーボール」を食べることにした。
「フローズンアサイーボール」は直径8cm深さ5cmほどの紙の容器に入っている。量は容器の半分くらいといったところか。デーツやアガベシロップで自然の甘さをつけたアサイーソルベに、ストロベリー、ブルーベリー、バナナ、ココナッツをトッピングしていて、豪華なフルーツアイスといった感じのスイーツである。
スプーンでアサイーソルベを掬って口に運ぶ。優しい酸味のアサイーソルベはアサイーピューレにバナナピューレを合わせて凍らせているとのこと。シャリシャリとしていながら舌触り滑らかで、アサイーのシャーベットを食べているような感じである。アサイーソルベに載せられたバナナはフルーティーな甘さで、アサイーの甘酸っぱさに甘さを添えている。ブルーベリーのプルンとした食感とイチゴの粒々とした食感がそれぞれアクセントを添えていて、冷たくて美味しかった。
「フローズンアサイーボール」を食べ終えると、再び「すももコルタードシェイク」を飲んで、ひと息ついた。
国分寺駅のコンコースは南北を行き交う人たちで混み合っている。もう少し休憩をしていこうと、カバンの中から読み物を取りだした。「すももコルタードシェイク」を飲みながら、記事を読み出す。
しばらく記事を読んでいると「すももコルタードシェイク」の入ったグラスが空になった。スプーンとストローでグラスの中のクリームとシェイクを全て口に運んでしまうと、これに紙コップの中の冷水を注ぎ、グラスの中のクリームを洗うようにして、よくかき混ぜた。白濁した冷水を飲みながら、更に記事を読み進める。
目が疲れてきたところで腕時計を見ると、既に入店してから小一時間ほどが経過していた。体もよく冷えて、足の疲れも取れたので、食器を返却して店を出る。駅のコンコースを行き交う人も少し減ってきたようである。
国分寺駅から中央線の電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に到着して電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出た。
上空には暗い空が広がっていて薄い雲が所々に漂っているのが見える。朧な光を放つ月は、新宿よりは表面の模様が良く見えて、南の空に薄いガス状の雲が広がっていることが分かった。雲の合間から星が瞬いているのが見える。夜になっても気温はあまり下がっておらず、強い南よりの風が吹いていた。夜になってもムシムシとしていて、家に着く頃には汗だくである。団地の茂みからはセミの鳴き声が聞こえた。