JP3YIB(阪南430)運用状況

JP3YIB(阪南430)の運用状況、利用者の交流の場として活用

TRIO 9R-59 受信機の電源を入れた所 漏電ブレーカー動作 コンセント回路停電

2024-02-29 15:05:09 | 日記
 昔の友人から 昔欲しかった周波数メモリが横の9R59をQSYしてもらいました。
 私の開局時は9R-59Dだったのですが、やはり9R59には憧れていました。
友人は以前動作確認をしてOKといっていましたのでそのまま電源を入れた所、コンセント用漏電ブレーカー(30mA)が動作パソコン等停止しました。
 幸いにも家のメインブレーカー(50mA)は飛ばず良かったです。
早々に仕事で過去に使っていた、絶縁抵抗計(メガ)を取り出しコンセントの端子と、ケースの絶縁を図ったところ、0.1MΩで不良でした。何分古い受信機ですので、変圧器がいかれていたら修理不能の状態です。
 電源の一時側には、FUSE,変圧器、電源電圧切替スイッチ、電源スイッチ、サージ保護用コンデンサーで構成されているので、このうち一部の部品の不良が考えられます。
写真の部分が不良と思われる、変圧器、電圧切替スイッチ、保護用コンデンサーです、半田ごてで配線を外していき順番に絶縁抵抗を図ります。
まず変圧器の一時側の配線を外して測定、変圧器はOKですので安心しました。次にコンデンサーを外すと絶縁抵抗が良くなりました、これが故障の原因です。
故障部品はわかったのですが、500V耐圧の0.01μFのコンデンサー(電解コンデンサーではない)はあるか疑問でしたが、探しまくって形は違いますが同等のコンデンサーを取り付け修理完了です。ついでにアンテナ端子がバナナ端子ですので同軸ケーブルを加工してアンテナを繋げるようにしました。
 取説もなく使用方法もわからないまま受信テストを実施AMラジオはOK 7MhzSSBはBFO使用で復調ができましたが、QRHがひどく微調整のつまみは常時動かす必要がありそうです。
 By JA3TMJ


アンテン 144Mhz プリアンプ GPA-2020 分解

2024-02-18 22:00:56 | 日記
アンテン44Mhz プリアンプ GPA-2020 の動作試験をした所、受信信号はS9がS9+30dbにアップしたが、送信してもRy音がせずパワー計も触れなかったので中身の確認のため、分解しました。

ケースは4本の特殊ボルトで取り付けられており、特殊工具で1本は外れましたが、残り3本はいつものアルミの錆の白い粉とステンレスボルトが固着しており、びくともしないのでインパクトドライバーで緩める事に1本は成功しましたが、残り2本はボルトの頭が外れました。

写真の様にアルミの錆によりボルトは全然動きません、仕方なく出ている部分を折り、ボルトのセンターをドリルで穴を空けボルトを外す事ができました。

中身を見ると、同軸リレーが2個配列されており、プリアンプに電源を入れると2個とも動作するのが確認できました。強制に送信する回路ですが、端子をアースすれば、2個のリレーは復帰また無線機をつないでの試験でもキャリヤーコントロールはうまく動作しました。
事前のテストではうまく出力が出なかったのですが、分解後は問題なく出力は出ています。分解時だいぶ本体に振動を与えたので直ったようです??
昔の真空管式無線機の様に叩いたら直るののは不思議です。
  By JA3TMJ