JP3YIB(阪南430)運用状況

JP3YIB(阪南430)の運用状況、利用者の交流の場として活用

アンテナ切替器の作成

2024-03-06 20:33:06 | 日記
 以前QSYしてもらった同軸切替器の活用として、アンテナ切替器を作成しました。

外観は片方に入力用N型端子および電源入力用ソケット、反対側はN型端子および動作確認用のLEDランプを付けました。
最初の2枚の写真は、制作途中で最後の写真は完成した分です。
動作としては、電源12Vを印可すると同軸リレーが動作しANTが切り替わるとともに切り替わった側のLEDランプが点灯する仕組みです。
 立ち上がって手動のアンテナ切替器を切替しなくても、座ったままでアンテナの切り替えができるようになりました。
 By JA3TMJ

ダイナミックマイクを高インピーダンスに改造

2024-03-06 20:19:49 | 日記
 前の記事で真空管の送信機(TX-88A)の送信出力が7Mhzで約10Wが出るのが確認できましたが、AM変調の為の高インピーダンスのマイクが無かったのでハードオフで安く購入したマイクを改造することにしました。
 手持ちのインピーダンス変換用変圧器 ST-75(10K/600Ω)をマイクのケースに内蔵 配線を変更しました。
 早々にモニター用受信機ではモニターできましたが、ローカルには電波が届いていないとのこと、ローカルスキップかな???
 By JA3TMJ


TRIO VFO-1 修理

2024-03-02 16:48:49 | 日記
 9R59 TX-88Aに続きVFO-1の修理に着手しました。
まず外観点検特に異常なしだったので、電源をいれて出力を電力計で測定、事前にVFO-1の修理記録等見ていたので驚きは少なかったのですが約3W出ていました。
次に周波数の測定ですが、3.5M 3.497MhZ 7M、14M,21M,28M 6.987MhZ 50M 8.313MhZde周波数のずれはあるようですが、ほぼOK 但し出力は7.0M以上は0.2~0.1Wと低かった。
  
次はVFOの出力端子がPIN型のため、電源用電解コンデンサーを見た所、やはり液漏れは無かったが、ゴムがヒビ割れて今にも液漏れが起こりそうだったので、事前に取替ました。(ほぼ同じ大きさのコンデンサーあり)
VFOの信号出力の端子を取り替えた所で、VFOとTXTX-88Aを接続送信テストを実施しました、送信機の取扱い説明書がないので、TX-88Dの分を見ながらテストです。
送信電力 3.5M→13W 7M→10W 14M→10W 21M→4W 28M→6W 50M→出力出ず(やはり807ではダメかな)
やはりVFO-1も放電菅で定電圧にしているが、QRHが多いです。
次はAMの変調がかかっているかのテストですが、昔あった高インピーダンスのマイクがなくテストができない状態です。マイクを探すか、変換トランスで対応するか今後の課題です。
 By JA3TMJ

TRIO TX-88A 修理

2024-03-01 21:19:05 | 日記
 9R-59と同時にQSYしてもらった、TX-88Aの修理に着手しました。
昔使用したTX-88Dと比べて、電源に整流菅(SU4GB) ファイナルが807 変調が6BQ5プッシュプルです。送信機の為B+当高電圧であるのでそのまま電源をいれるのが怖いため、まず外観点検から実施、はじめに目に着いたのが電源平滑用の電解コンデンサーの液漏れでした。



外した電解コンデンサーは、500V40μF×2でしたが代替がなく 少し容量が少ないですが500V20μF×2に取替ました、少し小さいので周りにスポンジをつけています。
他に外観的には部品の破損がないので、前に9R59であった電源回路の絶縁抵抗を測定異常無かったので、スライダックを使用して徐々に電圧を上昇して、各真空管のヒーターの点灯を確認しました。
ちょうど水晶(FT-238)の3.506Mhzがあったのでテスト3.5Mで15W 7Mで10Wの出力を電力計で確認しました。
他の周波数はVFO-1が使用可能確認後になります。
うまく動作したので他の部品の取り替えに進みます。
まずVFOの入力端子をTNCに取り換え。
アンテナ端子をM型に取替これには鉄板の穴の加工が大変でした。
作業途中水晶を刺したままだったので、縦横に動かしているとき、ベークライトのソケットを破損、タイトに取替ました。
次の作業はVFO-1の整備になります。
 By JA3TMJ