小中学生で高専のお兄ちゃんたちとロボットについて互角に話が出来る
程度の技術知識を身につけてロボカップジュニアに参戦しよう〜
という目的で一年間ロボット工作の実習を行なう
でんでんタウン発明ロボット塾です
今月は8期生の最終回です
テーマは、上り坂をなるべくたくさんのピンポン玉を乗せて運ぶ
ロボコンです
だいたいこんな感じのものを作るかな、、、
という想定で揃えた材料です
ウォームギアセット、タイヤセット、アルミ板、リモコンBOXなど
もちろん発明ロボット塾ですから設計から自分たちで行ないます
まず、ウォームギヤと強力260モーターを体験するための
ウォームギヤセットです
何種類かの組み合わせができます
一番強力なトルクが得られる組み合わせには壊れないように
クラッチがついています よく考えられていますね
とりあえず一番早い84:1で組んでみましょう
これだと120rpmです
ツインモーターギアセットなどを組んできた塾生が今回はまず
この見慣れない軸受けを体験します
組み合わせによって向きを入れ替えることができます
二つの穴の右に軸受けを入れています
このキットでは一番小さな歯車用の軸受けを取り付けます
これも今までにない部品です
上で取り付けた軸受けは
この下の歯車の軸を受けます
84:1の場合はこれだけの組み合わせになります
260モーターとウォームギアです
渦巻きのようなウォームギアの歯数は1です
ウォームは歯が1枚の歯車なんですね
治具を使って適度な深さまで差し込みます
この治具は130や140モーターを使う時のアダプターにもなります
こんな感じになります
ケースを閉じ、3本のビスでとめます
メイン軸に六角ねじをイモネジで固定します
位置は31mmと指定してありますが、ケースに組み込んでから
調整してもいいでしょう
軸にピンを差し込みます
固いので小型ハンマーで軽くたたいて入れます
そしてクランクアームを取り付けて回してみましょう
単三電池1本でこの程度回ります:goo.gl/vgyc6z
84:1はかなり早いので、216:1に変えてみましょう
最初に取り付けた軸受けも左右反対にします
出力軸の位置が変わります
ヘリカルギアの軸受けの部品を差し替えます
これを忘れるとケースがはまりません
低速になるほど歯車の数が多くなりますね
同じようにウォームギヤをつけたモーターを組み込みます
カバーを取り付けましょう
今度はどんな動きかな
216:1でちょうど良い回転数なのでこの組み合わせを採用しましょう
そしてタイヤセットを組み立てます
大小2つのタイヤがそれぞれ2個ずつ出来上がります
ギアセットの主軸に取り付けました
入っている部品でここまで出来上がります
今回は牛乳パック1枚でいかにたくさんのピンポン玉を運ぶか、、
が課題なので牛乳パックを荷台にして組み合わせました
スイッチはアルミの洗濯バサミで代用しました
この位の坂道は難なく登ります
動画はこちら:goo.gl/VRv4pR
うーん、良い感じですが
これでは誰でも考える形ですね
発明ロボット塾の塾生は、こんな標準的な形を抜け出して
何かグッドアイデアを使って、もっともっと面白い
ロボットにして下さいね
リモコン用の材料も提供しますよ
2017年4月23日、いつもの教室で一日コースです
楽しいロボコンにしましょう〜。