みなさん、お家で退屈な日々を送っていませんか?
昔から工夫されてきたからくりの素晴らしさ
今回は100円均一ショップで見つけたワニのおもちゃを分解してみました
ゼンマイを巻くと、、ビューンと走ります
足と口としっぽが動きます
えっ! バラすの!
はい、分解〜
念のために写真で撮りながら分解しますよ
ネジ2本で胴体の下がとれました
共通ネジで組み立てやすくしていますね
共通ネジっていうところも大事な組み立て要素ですね
ネジはなくさないように何かケースに入れておきましょう
誤って床に落として無くした、、なんてことがないように、、
ケースが無ければ布やたたんだティッシュの上でもいいですよ
真ん中にギアボックスが見えてきました
これが駆動部です
赤い部品が少し変動しながら回ります
たぶん他の製品と共通部品でしょう
外すとこんな感じ
さらに分解していきましょう
複雑な構造の成形部品、
これが複数からくりを同時に動かしているのですね
インジェクション金型はどんなんだろう?
想像してみるのも勉強ですね
足の部品も向きがあるようなので写真に撮っておきます
足を外します
大小の支点や駆動用の穴が開けてありますね
足の先は空洞になっていますね
成型時変形しないよう上手に中がくり抜いてありますね
前後この方向ですね 覚えておこう
前車輪と、、
パクパクする口の部分もバラします
歯の部分だけ白く塗装してありますね
どういう仕組みでパクパクするのかな、、
持ち上げは動力を使い、閉まるのは重力を利用していますね
しっぽも、、
分解〜
動く時の支点になる穴と後ろ足から伝達力をもらう棒が立っています
さて、今度は組み上げです
まず足を入れて、、
確かこうだったな、、
何度かやり直しましたが、元通りに組み上がりました
腹の部分をかぶせて、元通り
足は浮いて動くのですね
やれやれ元通り、、ホッ
左前足に値札タグを付ける穴が開けてありますね
細かい原価費削減策が工夫されていますね
表面はピカツルなので金型は相当磨いてあるかメッキされていると思います
メッキの場合はミクロ単位のメッキの厚さも考慮されていると思いますよ
しっぽを左右に動かすと足も口も動くので
連動していることが判ります
ゼンマイで走りながら足を動かし
口をパクパクしてしっぽも動く、、、
一つの動力源で複数のからくりを動かしていますね
組み立て精度も抜群です
設計、試作、材料、金型加工、成形、塗装、組み上げ、
検査、梱包、運搬、、、様々な手がかかっている中国製、
日本で100円で販売
すごいと思いませんか。