日本ビットレスブライドル協会は、従来の馬についての考え方とはおそらく180度逆さのオススメをしております。これは、世話人が獣医師として、どうしても納得がいかない点について考えてきたことを反映しております。
馬、というか最近は犬や猫・人間に至るまで、「足し算管理」が推奨されている感じがします。もっと栄養を取れ、もっとちゃんと躾して、あれが足りないこれが足りない、いつまでいっても「不十分」と言われているような。
動物病院におりますと、そうした情報に振り回されて、暗~~い顔で来院する方がどんどん増えるようになってきました。インターネットのせいで、そうした状況が深刻になっています。動物の情報は(いや、人間もですが)原則暗いらしいのです。
せっかく動物を飼ったのに、それじゃあ、何のために飼ったのか分からない!!
馬の場合、基本「使役動物」という事になっているので、さらに話がややこしくなっています。一方では、「馬と関わる人、誰もが調教者にならなくちゃ」という言い分、一方では「馬が可哀想だ、競技なんか全面撤廃しろ」。日本では、またこれとは別に「食品」としての馬の在り方もある。「ペット」として飼われている馬もいるし。うーむ、どうなっているんでしょう?
こうした混沌と混乱の真ん中に馬がいます。それを整理しないと、楽しい馬生活はできません。その整理のヒントを協会は提供していきたいと考えてきました。
家畜というのは、実は、人間に飼われるという選択を通して自分達の種の保存を果たしている、という新しい考え方が最近出てきています。世話人もその立場です。従って、ただ単に「可愛い・可哀想」だから、馬を自由にさせてあげて、という考え方は極論ではないかと思う。牛や豚もそうですが、「家畜」としての役割がなくなると、家畜は結局絶滅します。人間の管理下に置かれていないと、その人生をまっとうできません。「可哀想」との言い分だけで管理を放棄することは、ある意味無責任極まりない行いです。ただ、その管理法が問題。そんなに手をかける必要性があるのかどうか?
協会がお勧めしている管理は以下の3つになります。
1)ハミをやめる。
2)裸蹄。
3)粗食。
これだけです。これで大丈夫なのか?特にサラブレッドは大丈夫なのか?を世話人はずっと検証してきました。結論は「大丈夫」です。その根拠について、これから書いていこうと思います。
馬、というか最近は犬や猫・人間に至るまで、「足し算管理」が推奨されている感じがします。もっと栄養を取れ、もっとちゃんと躾して、あれが足りないこれが足りない、いつまでいっても「不十分」と言われているような。
動物病院におりますと、そうした情報に振り回されて、暗~~い顔で来院する方がどんどん増えるようになってきました。インターネットのせいで、そうした状況が深刻になっています。動物の情報は(いや、人間もですが)原則暗いらしいのです。
せっかく動物を飼ったのに、それじゃあ、何のために飼ったのか分からない!!
馬の場合、基本「使役動物」という事になっているので、さらに話がややこしくなっています。一方では、「馬と関わる人、誰もが調教者にならなくちゃ」という言い分、一方では「馬が可哀想だ、競技なんか全面撤廃しろ」。日本では、またこれとは別に「食品」としての馬の在り方もある。「ペット」として飼われている馬もいるし。うーむ、どうなっているんでしょう?
こうした混沌と混乱の真ん中に馬がいます。それを整理しないと、楽しい馬生活はできません。その整理のヒントを協会は提供していきたいと考えてきました。
家畜というのは、実は、人間に飼われるという選択を通して自分達の種の保存を果たしている、という新しい考え方が最近出てきています。世話人もその立場です。従って、ただ単に「可愛い・可哀想」だから、馬を自由にさせてあげて、という考え方は極論ではないかと思う。牛や豚もそうですが、「家畜」としての役割がなくなると、家畜は結局絶滅します。人間の管理下に置かれていないと、その人生をまっとうできません。「可哀想」との言い分だけで管理を放棄することは、ある意味無責任極まりない行いです。ただ、その管理法が問題。そんなに手をかける必要性があるのかどうか?
協会がお勧めしている管理は以下の3つになります。
1)ハミをやめる。
2)裸蹄。
3)粗食。
これだけです。これで大丈夫なのか?特にサラブレッドは大丈夫なのか?を世話人はずっと検証してきました。結論は「大丈夫」です。その根拠について、これから書いていこうと思います。
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