不可解な横文字ですね。
この記事によれば,その定義は「家庭の事情などで家事や介護を日常的に担っている子供」ということらしい。
小,中,高校生に対する調査結果では,世話をしている家族がいると答えたのは,小学生8.3%,中学生8.5%,高校生3.9%。
世話の対象は兄弟姉妹が最多。
それだけ読めば何ら問題があるとは思えません。
あたりまえのことですよね。
ボクも年の離れた妹がいたので,おむつを替えたり,お風呂に入れたり,幼稚園の送り迎えに行ったり,病院に連れて行ったりしていました。
母親が病弱だったので入院することもありました。
そんなときに同級生の女の子が食事を作ってくれたこともありました。
中学生の頃のことです。
この新聞の定義によればボクはヤングケアラーだったということ?
ボクには楽しかった思いでしかないけど。
だから定義が間違っているんです。
「病気の家族の世話で学校に行くことに支障がある」そういう定義なら理解できます。
どうも今の世の中は大げさすぎるんだよね。
その原因は不可解なカタカナ言葉にあるように思えます。
こちらも大げさな新聞記事です。
「若者の孤独感 困窮も要因」。
今や20代の47.9%が孤独を感じている。
この数字に驚くとともに日本の将来を案じてしまいました。
平和ボケという言葉があったけど,令和ボケということでしょうか。
さらにその要因である困窮対策が重要だとして,それが結婚出産をあきらめることにつながるとしています。
どこまで飛躍するんだろうと思ってしまいました。
ケネディ大統領の名言「国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい」。
そういう意思を持てる教育が必要なんだと思います。
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