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このタイトルを読んだだけでは自動車メーカーのお話だとは思いませんが,本の帯を読んで納得して読んでみました。
帯には以下のような記載があります。
「最後にして最高のガソリン車を造れ!
EV(電気自動車)全盛の時代が目前に迫っていた。大手自動車メーカー・トミタの社長、村雨克明は、後世に残るガソリンエンジン車として、トミタの最高級車種「エンペラー」の新型モデルの開発を決意する。村雨は、イタリアの老舗自動車メーカー・ガルバルディで働く篠宮凛にプロジェクトリーダーを打診するが、凛からはある条件が。それは新型車の開発のみならず、EV時代のトミタを救うことになるかもしれない、前代未聞の提案であった。
日本車の輝かしい歴史の記念碑として、そしてその未来のために、自動車に人生を捧げた者たちの挑戦が始まる。」
時代にマッチした,なかなか読み応えのある本ですし,どんな車が出来上がるのか楽しみに読み進めました。
この先はネタバレになってしまうので書けませんが,ボクはガソリンエンジンがこの世からなくなってしまうことが残念でなりません。
そして,世界の動きがなぜHVでなくEVオンリーなのか理解できません。
最近になってHVが見直されてきたようだし,ぜひ日本のHVの技術を世界に見せつけていただきたいと思います。