ボクが育てている枝豆は“湯上り娘”という色っぽい名前の品種です。
全体的にはまだ少し早いのですが,大きく育った豆を選んでカットしてきました。
美味しく食べる秘訣は収穫したら30分以内に茹でてすぐに食べる。
生産者の特権です。
うまいに決まっています。
梅雨入りが遅れてトウモロコシも一気に育ってきました。
雌穂が出てきたので,雄穂をカットして雌穂に受粉してあげました。
まずは雄穂をカットします。
そしてこのように花粉を雌穂に振りかけてあげます。
これには深い理由があるんです。
そもそもトウモロコシの花はてっぺんにある穂なんです。
そして,トウモロコシのヒゲと呼ばれる糸のような部分が雌しべです。
だからこれらが花ということになります。
てっぺんの穂から花粉が飛んで下にあるトウモロコシのヒゲに受粉するのです。
このように自然受粉でもOKなんですが,自然の状態だと雄穂にアワノメイガ(蛾)が卵を産んでしまうんです。
そしてその幼虫が雌しべの中に入り込んで実を食べてしまうので,雄蕊はカットして人工授粉させたら捨ててしまうのです。
消毒も行うのですが,ボクは物理的に卵を産めないようにしているのです。
ちなみに受粉がうまくいかないとトウモロコシの実が歯が欠けたような状態になります。
髭の一本一本の先に実が付いているということなんです。
今日のおまけ
富士山の雪がめっきり減ってきました。もう来週山開きなんですよね。
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