しかし,ハワイの物価高は異常ですね。
円安は少し落ち着いてきたとはいえ,ホテルの料金も上がりっぱなしです。
ところがね,久しぶりにボクの大好きなハワイ島のウェスティン ハプナ ビーチ リゾートのHPを覗いたら,リゾートフィ免除で30%引きのプランが目につきました。
来年の夏はこれを使っていけるかも。
と思って料金を検索したら,一番安いカテゴリーのパーシャルオーシャンビューのお部屋が一泊629ドル+税金です。
1$130円としても9万円。
これではとても無理です。
アメリカのインフレと円高のダブルパンチはいつまで続くのだろうか。。
2020年にキャンセルした時は一泊6万円だったというのに。
そして今日も少子化について考えてみます。
この読売新聞の記事は,政府の「全世代型社会保障構築会議」の有識者報告に対する若者4人の議論を掲載したものです。
彼らは,「少子化対策は改革の基本で,国の存続にかかわると書いてある割には,直結した対策が述べられていない」と素晴らしい指摘をしています。
若い彼らがよく考えているなあと思いました。
会議ででなぜ述べられていないかといえば,決め手の政策がないから議論できなかっただけのことなんです。
もう彼らにもばれているということですね。
しかしその反面,「少子化」に対する彼らの認識も甘いと言わざるを得ません。
女子二人の意見をみると「少子化が進むのは仕方がない」,「就職して仕事のことを考えると難しい」「「仕事と子育ての両立は大変そうだ」,「二人ほしいけど教育費が高すぎる」,「一人でも楽しい」,「社会の先行きが不透明」,「無責任に子供を産みたくない」,「産む産まないは個人の選択」,「一人でも楽しめることがたくさんある」という言葉が出てきます。
まったく夢のない話ですが,それはそういう世の中にしてしまった政治,そして教育の問題でもあるのです。
ボクが気になったのは,高い能力を持った彼らが「教育費が高すぎる」と考えてしまうこと。
ボクが彼らの年齢だったころは,社会に出て高収入を得ることしか考えていなかった。
将来は何とでもなると思える時代だったのかもしれないけど。
そして,お金のことを言うのなら,全国平均で最低年収の沖縄県の出生率が高いのはなぜかよく考えてほしい。
そう思えばやっぱりお金ではないんです。
いや,高学歴の若者が自分の子供にお金をつぎ込みたいと思ってしまうような社会が悪いのか。
貧乏子だくさんの幸せを知らない若者は幸せとは言えないと思うのだけど。
そして,彼らにこのまま少子化が続くとあと何年で日本の人口がゼロ人になってしまうか,簡単な算数を教えてあげてほしい。
こんな悠長なことは言ってられないはずです。
一番危機感がないのは岸田さんなのだけど。
ではどうすればよいのか。
これまで政府は45年も解決策を打てなかったのだから,奇想天外な政策を打つ必要があります。
ボクはこの記事を読みながら,「子供を産む産まないは個人の選択」だから,子育て中の世帯は年収と子供の数に応じた税を徴収したらどうかと思ったのです。
当然子供が一人と三人では大きな差が出ます。三人いれば,一定の収入までは非課税でもいいと思います。
逆に共働きで子供が一人なら税の減額はなく,高収入なら高額の税負担をお願いします。
これを基本として,その他の国民からの負担は別途考えます。
お金のバラマキではなくて,確定申告とすることも必要でしょう。
これはボクの思い付きですけど,いったい政府はどんな議論をしているのか。
お金のバラマキでない政策がなぜ表に出てこないのだろう。
不思議です。
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