コロナ禍になる、ずっと以前の2011年8月に阪急交通社のツアーで、ベトナム南部ホーチミン(旧サイゴン)のツアーに参加しました。東南アジアは比較的お得価格で行けるし、円も強かったので海外ツアーは人気でした。福岡⇔ホーチミンはベトナム航空の直行便を利用です。時差も少なく、快適な空の旅です。
ホーチミンは統一前はサイゴンと呼ばれており、統一会堂に米軍の司令部が置かれていました。ベトナム戦争の末期には、ここに北ベトナム軍の戦車が侵入し終戦した画像は、当時TVで衝撃をもって伝えられました。米軍の通信設備は残されており、観光資源にもなっています。ヘリポートの米軍ヘリコプターも見ることができます。ベトコンが使用していた地下トンネルも公開されており、貴重な観光スポットです。またM16やAK47を観光客が、合法的に実際に撃てる場所もあります。さすがに危険なので、銃身は動かせないように固定されていますが、身近で聞く機関銃の音は半端なく恐ろしいと思いました。(撃ってはない)
水曜どうでしょうの「ベトナム縦断」(北のハノイ⇒南のホーチミン)を見ましたが、まさにあの通り町中はバイクの洪水状態です。道路を横断する場合は「走ってはいけない」「待っていても永遠に渡れない」「向かってくるバイクとアイコンタクトをとり、ゆっくりと歩きだすと相手がよける」「自信がなかったら、地元民が渡りそうだったら一緒に行け」というのがいいそうです。また2人乗りは当然で、一家4~5人乗り・まさかこんな荷物をというものを積んでいるのも日常の風景です。
食べ物は、どれも美味しく食べられました。ベトナムはフランスの植民地時代だったこともあり、パンが美味しいです。またベトナムコーヒーは甘いのですが、とても美味しく(個人差はある)お土産にベトナムインスタントコーヒーを買いました。