中華トランシーバー「UV-K5(8)」は、F/Wを書き換えて受信専用機にしています。なかなか感度が良く、充電式電池の持ちもいいようです。
といっても、充電式電池は寿命があるので、乾電池ボックスがあるかなと思って、いろいろと探してみましたが、UV-K5(8)に合うものがありません。最悪の場合、電池の劣化が進むと使えなくなる恐れがあります。
この受信機(改造済みなので)にはType-Cの端子があり、付属の取り扱い説明書には「Type-C緊急用充電端子」と書かれています。緊急用のみということで、通常は付属の充電器を使えということなのでしょう。また「充電中はバッテリーを取り外すな」とも書かれています。
付属のリチウムイオンバッテリーの型番は「BPK5」で、容量は「DC7.2V、1600mA/H」です。
さっそく実験してみましょう。まず、受信機をOFFにしてUSBから充電を試みますが、全く充電している気配がありません。USBテスターで計測したところ、電流値はゼロです。
次に、受信機の電源をONにします。当然、受信状態になりますが、USBからの電流は相変わらずゼロです。つまり、バッテリーからの電力のみで動作しています。
こんどは受信機からバッテリーを取り外して受信状態にします。バッテリーなしでも受信機は動作状態になり、電流値は「0.03A」です。
【考察】
①Type-C端子は緊急充電用となっているが、充電はできない。しかし、この端子から給電することにより、受信機を動作させられる。
②リチウムイオン電池が劣化したら予備を購入するか、入手不可の場合は以下の方法が考えられます。
・フィールドで使う場合はモバイルバッテリーを利用する。
・家庭で使う場合は、パソコンのUSB端子/安定化電源からDC5Vを取り出せば、Type-C端子で動作させられる。
--------------------------------------------------------
2024/02/08追記
ネット通販で、UV-K5用のシガープラグアダプタを見つけたので注文しました。C国発ですが、到着したらレポートします。