うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

2007年3月「北海道道東ツアー流氷を見にいこう」(阪急交通社)

2024年01月05日 | 旅行

 もういつかも思い出せないような大昔、卒業旅行で冬の北海道を訪れたのである。(覚えているやないかい)急行八甲田で上野から青森に行き、青函連絡船で函館に上陸する。北海道内は「道内ワイド周遊券」を使って、特急・急行の自由席乗り放題をフルに活用して移動する。もちろん道内に入ったら、「国鉄道内時刻表」を真っ先に購入します。宿泊は、ユースホステルを利用するといった、貧乏学生の定番旅をしました。

 オホーツク沿岸に行くと、流氷がびっしりと接岸しており、壮大な眺めを満喫することができました。しかし屋外はめっちゃ寒くて、カメラのシャッターが切れないなんてこともありました。(電池が気温低下でダメになるので、懐で温めたりする)

 2000年代に入って「あの感動をもう一度」と思い、何度か冬の北海道を訪れましたが、温暖化の影響か流氷の影も形も見ることはできません。雪道を運転するのは危ないので、いつも阪急交通社のトラピックスツアーを利用していました。流氷が来そうな頃合いをめがけて旅の予約をするのですが、いつも「スカ」を引いてしまい、流氷には巡り合えません。流氷が目玉の1つのツアーなので、砕氷船が出航しない場合は、その分の返金がありましたが、残念なことこの上ありません。

 2年ほど続けて「流氷ツアー」に申し込むも、全く見られません。2007年にもツアーに参加した所、やっと流氷に巡り合えました。昔ほどの規模ではありませんが、網走・紋別両方で流氷が確認できました。

 網走:オーロラ2号(普通の砕氷船)

 紋別:ガリンコⅡ号(ドリル式の砕氷船) 

 このツアーは流氷だけではなく、釧路の丹頂見物・網走の「あったか網走祭り」旭山動物園訪問など、見どころも満載です。網走では、係留気球体験も行いました。(ツアーには含まれない)「あったか」というのは、」温かいおもてなし」という意味で、ちょーちょー寒くて死にそうなぐらいです。(死なんけど)

 ホテルは温泉・食事付きですっごく良いのですが、この時代は3泊4日(航空機利用)で5万円以下という価格設定のツアーがあり、気軽に参加することができました。

 新型コロナが流行りだして、国内旅行もなかなかできない状況になり、旅行業界も生き残りに大変だったと思いますが、コロナ明け(といっても、無くなったわけではない)になったら、ツアー代金は跳ね上がりました。諸物価が急激に上昇したので、ある程度仕方のないことではあると思うのですが、昔のように気軽に旅行をする状況にはなくなったなという感想です。

 現在は、お得感のあるツアーに限って参加する、ツアーよりも自力で行った方がいいと思えるものは、自助努力するという方向に舵を切っています。