うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

2004年_GUAM 写真集

2024年01月16日 | 旅行

 2004年7月に、GUAMを訪れました。GUAMは福岡からコンチネンタル航空(現ユナイテッド航空)の直行便が飛んでいるので、訪問するのは便利です。かなり昔は、一日に朝夜各々の便がありました。(需要があったのだろう)いつのまにか夜便は無くなってしまいましたが、朝便が残っているので有難いです。今は、乗客数が少ない場合は福岡便はキャンセルになり、名古屋経由に振り替えられることもあるようです。

 2001年9月11日に、米国で同時多発テロが起きました。それまで、日本各地⇒サイパン経由⇒グアムと飛んでいたルートは、すべてグアムで入国審査を受けなければならなくなりました。(サイパンの方が日本に近い)これは、グアムで一括入国審査をすることにより、よりセキュリティを高める目的と思われます。(かなり厳しくなった)

 そのため日本からサイパンに行こうとすると、グアムで入国審査後サイパン便に乗り換えなければなりません。サイパン⇔グアム便はプロペラ機しか運航していませんので、いつも満席に近いようです。(当時の話で今は知らない)そういう事情からサイパンが敬遠しはじめられ、日本人観光客が激減しました。大きなショッピングセンターも閑散としはじめましたが、そこを埋めたのが中国・韓国からの旅行者です。以前は、日本人ご用達の免税店も、中国人専用・韓国人専用に変わっていき、日本人はお呼びじゃない状況になってしまいました。そういう店は、その国の言語しか表示されてなくて、団体観光客の大型バスしか行きません。外観からして、「〇〇人以外お断り」みたいな雰囲気を出しているので近づきません。

 サイパンはグアムと比較すると町の規模は小さいし、田舎っぽさがあります。個人的な感想としては、のんびりするならサイパンの方がいいかなと思います。(見どころは、グアムと比較して少ない)

 コンチネンタル(合併により消滅し、今はユナイテッドに統一)のマイレッジサービスは、年会費が必要なゴールドカードだと増減さえしていれば消えることがありません。そのため、通常の支払いにカードを使っていれば、実質永久不滅のマイルになります。(どこかで聞いたフレーズだな)

 当時は、日本⇔グアムのマイレッジレートは2万5千マイルだったので、かなりお得に往復することができました。ただし、ホテルなどは自分で手配する必要があります。もちろん空港に迎えの人も来ないので、すべて自力で解決する必要があります。空港にはタクシーが待機しているので、ホテルまではそれを使えばいいです。(米国流なのでチップ必要)

 だいぶ前のCMですが「遠くのハワイより近くのグアム」みたいなのがありましたが、4時間ちょっとで行ける海外で、アメリカを感じられるのは楽しいと思います。(グアムはアメリカの準州)地理的に日本に近いため、本邦からの訪問者も多いのですが、最近は大陸からの訪問者もかなり多いようです。(日本人はすでにマイナーになっていると思う)隣のサイパンではもっと顕著で、ほとんど大陸系の人しかいない状況でした。

 ホテルは「マリオット」を利用しました。ロケーションはホテルが沢山ある地域なので、そこそこ便利ではあります。この時は「観光用潜水艦」に乗りました。最大深度49mまで潜りましたが、海の透明度が高いので各種の魚を見ることができました。

 


中華製V/Uトランシーバー「UV-K5(8)webooバージョン(RX-JP)」の改造

2024年01月15日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

【この記事は「20230113」バージョン用です。その後、数々の改良が加えられているので、操作方法が若干異なります】

 こないだからいじり倒している中華トランシーバー「UV-K5(8)」ですが、weboo氏のF/Wを入れてみました。urlは以下のとおりです。ダウンロードは、エッジかクロームのみです。

 https://weboo.dev/posts/uv-k5-firmware-rx-only/

 HPから直接ダウンロードできるようになっており、F/W自体が送信禁止となっているので、F/Wを書き換えない限り全周波数で送信ができません。PTTボタンはスケルチの一発開放なので、使い勝手もいいです。

 無線機へのダウンロード方法は「egzumer氏」バージョンと同じです。本体のPTTを押しながら電源スイッチを入れると、データ伝送モードに入ります。それから、データケーブルを接続してデータを無線機に転送します。

 データケーブルですが、きちんと奥まで差し込まないとデータ転送エラーが出ます。パソコンのCOMは自動で設定されますが、うまくいかない場合はデバイスマネージャでCOM番号を確認します。(Win10だと、スタートマークを右クリック⇒デバイスマネージャ)

 F/Wの書き換えに成功すると、電源ONで「RX-JP+ver」が表示されます。

 メニュー設定は、「M」⇒メニュー選択⇒「M」で変更モードに入る⇒「上下キー」で選択⇒「M」で決定⇒「EXIT」で抜けるです。

 日本語対応になっているので、分かりやすいです。詳細は、オリジナルのweboo氏のHPを参照下さい。

 オリジナルや他のF/Wから書き換えた場合は、オールリセットが必要 「M42」⇒「ALL」で実行。すべて消えてしまうので、メモリなどを入れていた場合はバックアップが必要。(weboo氏のHPから有料でD/Lできるようですが、紙に書いておくとかでもいい)

 weboo氏の、古いRXーJPからのアップデート時は不要とのこと。

【周波数範囲】18~1300MHz

【対応モード】FM/AM/USB

【スペアナ機能】「F5」でスペアナ機能起動、「EXIT」で復帰。キーボードのF3でも可

【第一ボタン(PTTの下)】VFOのA/Bワンタッチ切り替え

【第二ボタン(PTTのふつ下)メモリーチャンネルスキャン開始(EXITで停止)

【Mボタン長押し】「本機は受信専用の広帯域受信機です」と表示される。「EXIT」で抜ける。これは無線機ですか?と聞かれた時、表示するといいかも。

【100MHz未満をキーボードで入れる場合】あたまに「0」を付ける。例:「051000」 

【1000MHz以上を表示させる】キーボードで999999を入力すると、最後の9を入れた瞬間に1000MHzが表示されます。その後は、1000MHz以上の周波数がを直接入力可能になります。999MHz以下に戻る場合は、頭に「0」を付けて周波数を入力する。(例:014500)

【「M」メニュー一覧】RX-JP ver20240113

1.ステップ((0.01/1/2.5/5/6.25/8.33/10/12.5/15/20/25/30/50/100125/200KHz)

2.DCS(DCSコードの設定)

3.TSQL(トーンスケルチの設定)

4.TSQL-R

5.帯域幅(ナロー6.25KHz、ワイド20KHz、ワイド+25KHz)通常はナロー

6.スクランブル

7.コンパンダ

8.受信モード(FM/AM/USB切り替え)

9.スキャン1Add

10.スキャン2Add

11.チャンネル保存(メモリチャンネルに登録)

12.チャンネル削除(メモリチャンネルを削除)

13.チャンネル編集(チャンネルの名前設定)

14.スキャンリスト

15.スキャンリスト1

16.スキャンリスト2

17.スキャン復帰

18.PTTモニター

19.F1短押し

20.F1長押し

21.F2短押し

22. F2長押し

23.M長押し

24.オートキーロック

25.パワーセーブ

26.チャンネル表示(周波数/チャンネルネーム/チャンネル番号/周波数+チャンネルネーム)

27.起動画面(ボルト/ウェルカムメッセージ/フル画面で無表示/なし/受信機の説明)

28.電池表示(パーセント/ボルト/なし)

29.バックライト点灯

30.バックライト輝度

31.バックライト減光

32.バックライト通信時

33.キー操作音(ON/OFF)

34.STE(スケルチ設定 ON/OFF)

35.RP STE(レピータースケルチ設定 デフォルトはOFF)

36.  ワンキーコール 1キーでクイックチャンネルに飛べる。登録したチャンネルの呼び出しは「F+9」ボタン

37.DTMF表示(DTMFコードの表示 ON/OFF)

38.AM改善

39.電池状態(電池電圧とパーセントの表示)

40.Dual受信(メイン/サブデュアル受信/メインのみ/メイン送信・デュアル受信/クロスバンド)

41.スケルチ(0~9)特にノイズが多くなければ「1」を推奨

42.リセット(ALL/VFO)

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 受信レポート

【違法CB27MHz/AM】さすがに付属のアンテナは短いので受信は厳しい。外部アンテナを付けると受信できる。

【エアバンドVHF/AM】空港が比較的近いので、管制及び航空機からの無線が良く聞こえる。

【国際VHF/FM】CH16(呼び出しCH)をメイン、良く使われるCHをサブ(逆でも可)に登録すると、そのままでワッチできて便利。受信は良好にできる。

【アマチュアバンドVHF/UHF/FM】良好に受信できる。

【アマチュアバンド1200MHz/FM】1200MHz機で送信したら受信はできたが、そもそも局が少ないので付属アンテナでは聞こえない。(山の上とかだと聞こえるかも)

【FM放送】拡張FM帯を含め、良く受信できる。


中華製V/Uトランシーバー「UV-K5(8)」に外部アンテナを取り付ける(受信専用機に改造済み)

2024年01月14日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 UV-K5(8)の付属アンテナは、(TNCメス)という、通常国内で販売されている大手メーカーのものとは逆になっています。当然トランシーバー本体は(TNCオス)です。(なんでやねん)

 手持ちの変換コネクターは使えないので、TNCメス/BNCメスの変換コネクターを新たに購入しました。密林(仮称)で見つけました。

 さらにBNCメスをMメスに変換します。(これは手持ちあり)

 組み合わせると、こんな感じです。

 TNCメス/Mメスというが見つからなかったので2段変換になってしまいましたが、外部アンテナを取り付けると当然感度アップであります。福岡空港が比較的近いので、空港管制が良く聞こえます。中華レシーバーの感度は悪くありませんし、AMの音質もまあまあですので実用範囲かなと思います。


2003年_ケアンズ写真集(オーストラリア・クイーンズランド州)

2024年01月13日 | 旅行

 2003年10月に、コンチネンタル航空のマイレージを利用して、オーストラリア・クイーンズランド州のケアンズを訪れました。当時のコンチネンタル航空は、ユナイテッド航空との合併前でマイルについてもかなり優遇されていました。

 日本各地からだと、グアム・サイパン・パラオ・ヤップ・デンパサール・ケアンズは、ひとくくりに「アジア」となっており、往復2万5千マイルで搭乗が可能でした。さらに空港使用料なども請求されることはなく、ほんとにお得な特典チケットとして利用可能でした。

 ユナイテッド航空と合併後は、マイルの特典も縮小されオーストラリアの往復には8万マイル必要になってしまいました。さらに空港使用料も必要です。日本⇔グアムも往復4万マイル程度にアップされてしまい、かなり厳しくなりました。(季節・曜日によっても変動)

 当時は、福岡からだとグアム乗り換えで、デンパサール(バリ島)やケアンズの便があったのですが、利用客の低迷で廃止になってしまいました。(バリ便は、マイルを利用して1度利用)

 ユナイテッド航空は「スターアライアンスチーム」に属しているので、その加入航空会社でも特典は同様に利用可能です。新型コロナが蔓延する前はタイ国際航空を利用して、オーストラリアのパースやブリスベンに行きましたが、往復8万マイルを消費したので、すでに貯金(マイル)は底をついた状況です。(笑)

 ユナイテッド航空(ユナイテッド航空)は米国の航空会社です。合併前のコンチネンタル航空の特典はすばらしかったのですが、いろいろといいかげんな航空会社でもありました。

【コンチネンタル航空時代のお話】

①予約していても、必ず乗れるとは思うな

 ⇒ダブルブッキングは日常茶飯事。ドタキャンを見越して、わざとしているのではないかと思う程。(自分もダブルブッキングに遭遇したが、エコノミーからビジネスに無料アップグレードしてもらったので文句なし)聞いた話では、すでに座っている乗客に「金を払うから誰か降りてくれ」とお願いする場合もあるとか。

②アイランダーと呼ばれる、島間のフライトは自由席。(例)マニラ⇔パラオ⇔ヤップ⇔グアム

 ⇒一応、座席は指定されるのだが、実際に乗ってみると知らん外国人が座っていて「自由席だ他に行け」とか言われる。キャビンアテンダントに言っても「空いている席に座れ」とか言われる。

③座席のシートが無かった時がある。

 ⇒さすがに座れないので、キャビンアテンダントに指摘したら、どこからともなくシートを持ってきた。だいたい、シートが無いという状況があるというのが不可解である。

④座席のリクライニングが壊れていたことがある。

 ⇒背もたれに力をかけられないので、離発着時は力を入れて、座席にもたれないようにしていた。

➄巡航速度で高空を飛行していた時、突然自分の真上の天井が一部外れて、落ちそうになった。(ばこッと音がした)

 ⇒キャビンアテンダントが気が付いてやってきた。(大柄な女性)ふんっと手で天井を押し上げて「No Problem」と言って立ち去った。無事に着陸した時はほっとした。

⑥自分の後ろの席に、若い日本人の姉ちゃん2人が座っていた。男のキャビンアテンダントが、ずっと横に立って話しかけていた。(簡単な英語で)そのうち女性のひじ掛けに座って、腰を据えて話し始めた(ナンパだな)夜間フライトだったので「うっせーな」と心の中で思っていたら、絵葉書をくれたので「口止めだな」と理解した。

⑦機内エンターテイメントは、使えない席もあるのはしかたない。

 ⇒壊れていても仕方ないと諦めが必要

 いいこともありました。

①福岡⇒グアム⇒サイパン便の時、福岡の離陸時間が数時間遅れたため、グアムでの乗り継ぎが不可能になった。特典航空券にもかかわらず、グアムに到着したら乗り継ぎ便の変更手続きがすべて終わっており、問題なく乗り継げた。(乗り継ぎ便が座席数の少ないプロペラ機で、かつ満席だったので危機一髪のような気がした)

 ケアンズのお話をします。クイーンズランド州北部のケアンズは、亜熱帯雨林気候に属すのでかなり暖かいです。(南半球なので北に行くほど赤道に近くなる)熱帯雨林と、グレートバリアリーフ(世界最大の珊瑚礁)という2つの世界自然遺産があり、同時に楽しむことができる貴重な都市です。海がきれいだからといって、ケアンズの海岸では遊泳できません。基本泥の海岸で、ワニが生息しています。年間、何人かはワニ(クロコダイル)に襲われ、亡くなっているようです。海を堪能するには、沖合のポンツーン(浮き桟橋)や、グリーン島(離島)などの管理された場所に行って、安全に楽しむことなります。それじゃあんまりだということになって、市内中心部に小さな人口のビーチを作りました。

 あと、ちょー危険な毒蛇とか、触ると細かい針が大量に皮膚に入り込み、絶対に取れないという、ちょー危険な植物などが生息しているので、ガイド無しで熱帯雨林などに行かない方が身のためです。この危険な植物は、馬が誤ってかすっただけで激痛が襲い、どうしようもなくなるので殺処分にするしかないといわれています。第二次大戦中には山の中で女性兵士が誤って触ってしまい、激痛の末自殺したという話も残っていると現地で聞きました。

 観光は、レンタカーか地元のツアー会社に申し込むことになります。日本語ツアーは、英語ツアーより20~30%ほど高く設定されている場合が多いようです。どちらも参加してみましたが、若干の英会話ができれば英語のツアーでも楽しめます。(全くNGの場合はきついと思います)外国人(オーストラリア人からみて)には、ゆっくりと喋ってくれます。(ガイド時は別ですが、集合時間とか場所とかは、個別に念押しをしてくれました)

 地元のレストランもいいのですが、そこそこお高いので市内のナイトマーケットに行って、お得なフードコードを良く利用しました。スーパーに行って食材を購入して、ホテルの部屋で食事するのもいいと思います。(この時は、キッチンのあるホテルを利用しました)

 アボリジニ文化の体験型施設もあり、観光客には人気です。ケアンズは観光都市なので、オーストラリア国内からも観光客が多くやってきます。ブーメラン投げとか、やり投げも体験できます。アボリジニダンスも見られますが、最前列に座っていると、ステージに招待される場合があります。当たってしまったら、恥ずかしがらずに踊るのが良いと思います。上手く踊れたら拍手を貰えます。

 アボリジニは、元々オーストラリア大陸の住民というのはご存じと思います。昔は多くの部族に分かれていて、言語は異なり紛争もありました。今は、みな英語を話しています。これは「ストールンチルドレン」時代があり、アボリジニの子供を強制的に親から引き離し、英語教育を施した結果です。また強制的に危険な畑や牧場で、素足で働かせたので、先に述べたちょー危険な蛇に噛まれて死ぬ場合もありました。オーストラリア政府は、こういう過去の政策を鑑み、保護政策をとっています。アボリジニの人たちは観光施設で働いたり、伝統文化を守るための活動を行っているのを目にします。しかしながらドロップアウトした人達は、シティの中でたむろしているのを見ることもあります。(訪問時の話です)こういう話は、現地でツアーに参加すると、観光情報とともに説明がある場合があります。

 ビリーティについて 現地ツアーに参加すると、自然の中でのBBQと共にビリーティを振舞われることがあります。(今回の写真はない)オーストラリアの白人系住民はもともと英国人なので、「紅茶は飲みたいけど茶器がない。しかし茶葉はある」ということがありました。しかーし、どうしても紅茶が飲みたいのである。そうだ、バケツに茶葉を入れて湯を入れる⇒ぐるぐる大きく回したら遠心力で、うまく紅茶ができるのではないか⇒上澄みだけ飲めばいけそうだ。⇒やってみたら成功した⇒オーストラリアの伝統的紅茶の飲み方の1つにしよう。みたいな

 カンガルーは食肉にもなるし、皮は加工して利用する。カンガルー、普通に食べられます。ジャーキーもあります。お土産屋に行くと、皮製品もたくさんあります。そこいらじゅうにいて、繁殖力が強いので狩ってもすぐに増えます。郊外に行くと、道端に車と衝突した死体があることも珍しくありません。(大型トラックは、カンガルーがいても急に停まれないので轢き殺して走ります)

 特に夕方から夜間にかけての郊外での運転は要注意です。(いわゆるカンガルータイム)カンガルーバーは日本では飾りですが、ここでは役にたちます。といっても、レンタカーには基本付いていないし、地元の乗用車でもあまり見ない。郊外を走行する4WDとか、キャンピングカーには付いている場合があります。

 乗馬体験をしましたが、日本のような「引き馬」ではなく、少しの講習のあと手綱を持って、隊列を組み野山を行く本格的なものを体験できます。落馬したら危ないのでヘルメットをかぶりますが、馬の方が心得ているので安心して乗っていられます。ケアンズはトータル4回ほど訪れましたが、最初の訪問時以外はマイルを使った特典航空券での訪問です。一番最初は旅行会社のツアーで参加しましたが、おっとという程高かったです。成田⇔ケアンズ間はカンタス航空の直行便でしたが、カンタスは良かったなぁという感想です。(コンチのような、なんじゃこりゃああというのが無かった)


中華製V/Uトランシーバー「UV-K5(8)egzumerバージョン」のメインメニュー一覧(V0.21)

2024年01月12日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 中華トランシーバー「UV-K5(8)」ですが、購入したままの状態ではアマチュアバンド以外でも送信できてしまうので、F/W(ファームウェア)を書き換えて、送信禁止にしています。F/Wについては有志の方が公開していますが、「egzumer氏」のF/Wを使いました。

 元々の取説からは、操作方法が大きく変わっているので、egzmer氏のHPに公開されているマニュアルを見ないと、良く分かりません。ざっとですが、分かる範囲で記載します。

 オリジナルは https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom/wiki/Menu ですので、そちらを参照することをお勧めします。

【メインメニュー】

 「M」ボタンを押して、上下キー若しくは直接数字を打ち込むと飛べます。基本的に、再度「M」を押して変更モードに入り、上下キーで設定を変更します。その後「M」で決定し「EXIT」で抜けるというのが操作方法です。

1.ステップ 2.5/5/6.25/10.0/12.5/25/8.33KHzに設定できる。

2.送信パワー LOW/MID/HIGH に設定できる。パワー設定は、「F」+「6」(HML)でも設定可

3.RxDCS デジタルコードスケルチの設定

4.RxCTCSS CTSSコードスケルチの設定

5.TxDCS DCSコードの送信設定

6.TxCTSS CTSSコードの送信設定

7.Tx0Dir 送信周波数のオフセット設定(+-OFF)

8.Txoffs 送信オフセット周波数の設定(レピーター使用時)

9.W/N バンドワイズ WIDE:25KHz   NARROW:12.5KHz 通常はナローだが、信号が弱く音声が途切れるような場合は、ワイドの方が良い場合がある。ただし、隣接チャンネル混信に弱くなる。

10.Scramb スクランブル設定(設定する場合は、相手のトランシーバーも同様に設定する)

11.BuslCL 使用チャンネル(信号があった場合)の送信禁止設定

12.Compnd 大きな信号や、小さな信号の場合でも音質を改善する(AGCみたいなものか?)(OFF  TX/RX  RX  TX) デフォルトはOFF

13.Demodu 電源ON時で選択するモード(FM  AM/USB)エアバンド以外でもAMモードになっている場合は、ここをFMにする。FMにしても、エアバンド内は自動でAMになる。

14.ScAdd1 スキャンリスト1にメモリーチャンネル登録

15.ScAdd2 スキャンリスト2にメモリーチャンネル登録 

16.ChSave メモリーチャンネル登録 VFOで登録する周波数を表示させ、それをメモリーに登録する。

17.ChDele メモリーチャンネルを削除する。

18.ChName メモリーチャンネルに名前を付ける。上下キーで英数字を選択して決定する。

19.SList メモリチャンネルスキャンの設定(ALL List1 List2)

20.SList1 リスト1へチャンネル登録

21.Slist2 リスト2へチャンネル登録 

22.ScnRev スキャンレジュームモードの設定(キャリア・タイムアウト・停止)

23.F1Shrt サイドボタン1(PTTの下)ショート押し時の設定

24.F1Long サイドボタン1長押しの機能設定

25.F2Shrt サイドボタン2(一番下のボタン)ショート押し時の設定

26.F2Long サイドボタン2(一番下のボタン)長押し時の設定

27.M +Long メニューボタン長押し設定

28.KeyLck キーパッドロック

29.TxTOut 最大送信時間制限

30. BatSav バッテリーセーブオプション

31.マイクゲイン設定(デフォルトは+8)

32.MicBar 送信時のマイクバー設定

33.ChDisp ディスプレイスタイル(CHネーム+周波数、周波数、チャンネルナンバー)

34.P0nMsg パワーオンメッセージ

35.BatTxt バッテリー残量表示(%かボルト)

36.BacLt バックライトの点灯時間設定

37.BLMin バックライトの最小輝度表示

38.BlMax バックライトの最大輝度表示

39.BltTRX バックライトが点灯する条件(送信・受信)

40.Beep キーパッド操作時の音

41.Roger 送信時の「了解」ビープ音

42.STE スケルチ設定(ON/OFF)

43.RP STE スケルチレピータースケルチ設定(デフォルトはOFF)

44.1 Call 1キーでクイックチャンネルに飛べる。登録したチャンネルの呼び出しは「F+9」

45.ANI AD DTMF無線機設定

46.UPCode DTMFコードを送信開始時に送信するか設定する。

47.DWCode DTMFコードを送信終了時に送信するか設定する。

48.PTT ID UPCコードとDWCコードの送信設定

49.D ST DTMFサイドトーン音をスピーカーから出すか否か

50.D Resp DTMFデコード返信

51.D Hold DTMFオートリセット時間

52.D Prel DTMF事前リロードタイム

53.D Decd DTMFデコーダーの起動

54.D List DTMF受信リスト

55.D Live DTMFコード受信時に表示するか

56.AF Fix AMの自動利得調整

57.VOX VOX(音声での送信)の設定

58.BatVol バッテリー電圧とパーセント

59.RxMode メインのみ、両方受信、クロスバンド、メイン送信でサブ両方受信の切り替え

60.Sql スケルチレベルの設定  (通常なら1が推奨)

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【隠しメニュー】

 起動方法:PTTとその下のボタン(第一ボタン)を押しながら電源を入れる。

61.F Lock

 ・デフォルト+137-147、400-470(あかんやつ)

 ・FCC HAM 144-148、420-450(米国のアマチュアバンド対応なるも、米国で使う場合FCCの免許が必要)

 ・CE HAM 144-146、430-440(日本のアマチュアバンド対応なるも、JARD等での保証認定が必要)

 ・GB HAM 144-148、430-440(どこかの外国アマチュアバンド仕様)

 ・137-174、400-430(あかんやつ)

 ・137-174、400-438(あかんやつ)

 ・全周波数送信禁止(推奨)

 ・アンロックオール 全周波数送信可(絶対あかんやつ)

62~65 省略(あかんやつ)

66.ScrEN スクランブル設定

67.BatCal バッテリー測定値調整

68.BatTyp バッテリータイプ  (1600mAh、 2200mAhの切り替え)

69.Reset リセット (VFOリセット、オールリセット)

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 参考資料なので、質問にはお答えできません。オリジナルの「egzumer氏」のHPをご覧下さい。


中華製U/Vトランシーバー「UV-K5(8)」の改造

2024年01月11日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 最近、ちまたで話題の中華製ハンディトランシーバー「UV-K5(8)」を手に入れました。ネットではアリエクスプレス(アリエク)で購入できるとあります。しかし、中華が運営するネット通販でクレジットカードを登録するのは心配です。アリエクについてはいろいろ調べましたが、一応商品は届いているようです。アリエク自体が販売・送付しているわけではなさそうで、多くの商店(セラー)を取りまとめているようです。アマゾンで、中華発送の商品を買うのと似ていますね。アマゾンでは、中華発送の商品が数回不着となりましたが、アマゾン側で保証してくれました。

 アマゾンなどで、UV-K5(8)が売っているか調べました。似たような商品はあるものの、この型番のものはありません。アリエクだと2千円台(なんとびっくり)ですが、アマゾンでは類似のものは倍くらいです。価格もそうですが、他の型番だと後に記述する「受信専用機への改造」ができるか不明なので、やはりUV-K5(8)を購入することにします。

 UV-K5(8)はアマチュアバンド外でも送受信できてしまうので、そのままでは日本国内では使えません。またスプリアス輻射の値が、国内の電波法に合致していないという記事もありますので、BPF等を装着してJARDの保証認定を通す(ハードルが高い)か、受信専用にするしかありません。

 アリエクの支払い方法を調べてみました。

①クレジットカードが一番便利そう(カードを登録する)

②現金の振り込みはNG

③ペイパルは一部の国ではOKだが、日本ではNGとの情報あり(ネット情報)

 んー、困ったな。とりあえず、アリエクのユーザー登録しました。(これをしないと始まらない)次に支払いについて調べたら、Paypal使えそうです。(最近OKになったのかも)新規登録特典で、最初の商品はお得価格になるらしい。

 クレジットカードの登録はせず、購入手続きしたらUV-K5(8)送料込み1,866円でPaypal払いが可能でした。(ラッキー)まあ、Paypal払いといっても、完全に安全ということではないのでしょうが、クレジットカードを登録するよりはましかなと思います。中国は「国家情報法」が存在するので、いまいち信頼ができません。

 UV-K5(8)については、ソースコードが公開されているので、HP上で改造用のファームウェアが公開されています。(egzumer氏のファームウェアが有名) ファームウェアを書き換えることで、送信禁止にできます。そのためには、データ転送用のケーブルが別途必要になります。ファームウェア書き換え用のケーブルは、別途822円で購入です。

 UV-K5(8)本体が到着しました。2024年1月1日(正月)に注文したら、1月5日に到着しました。(はやっ)本体+充電器+ホイップアンテナ+ストラップです。改造前なので、アンテナは取り付けません。

 充電器のACプラグは海外仕様なので、写真のように変換アダプタを付けるか、ACコードを切ってプラグを付け替えるかにになります。(変換アダプタは付属しません)

 中国対応のプラグは必要ないのでカットします。手持ちのACプラグに付け替えますが、ACケーブルの芯線が思いの外細かったので、芯線をはんだ上げした後に圧着端子を使いました。

 黒のプラグの方がマッチしますが、手持ちなので仕方がありません。

 AC110V~240V対応ですが、AC100Vでも充電できました。

 動作チェックを行います。不良品の場合は、返品が可能とのことです。改造前なので、アンテナは付けないで電源をONにします。

①上部のオレンジのダイヤルを右に回すと、電源がONになり音量の調節ができる。

②デフォルトはA/BのVFOともに、事前にセットされたメモリーチャンネルを選択するようになっている。

③MR(メモリー)からVFOへの切り替え。「F」(ファンクション)キーの次に「VFO/MR」キーで切り替える

④ステップはデフォルトでは25KHzになっているので、10KHzに切り替える(20KHzは選択できない)

 「M」(メニュー)キー押す(液晶パネル左下の大きなキー)⇒上下キーで「02_STEP」を選択⇒「M」キー長押し⇒上下キーで「10KHz」を選択⇒「M」キー長押しで決定⇒「EXT」キーで戻る(一定時間キー操作がないと、元に戻る)

➄スケルチは「5」になっている(深すぎ)ので、これを「1」にする。(お好みで)

 「M」キー押す⇒上下キーで「01_SQL」を選択⇒上下キーで「1」を選択⇒「M」キーで決定⇒「EXT」キーで戻る(一定時間キー操作がないと、元に戻る)

⑥VFOを切り替える「F」+「A/B」キーで切り替えて、同じように設定する。

⑦チャンネルバンドワイズ「WIDE/NARROW」の切り替え。デフォルトは「WIDE」なので、「NARROW」に切り替える。

 「M」キー押す⇒上下キーで「09_N/W」を選択⇒上下キーで「NARROW」を選択⇒「M」キー決定⇒「EXT」キーで戻る。

⑧他のトランシーバーで送信し、正常に受信しているか確認する。(近いので、アンテナなしでも受信できる)

 ⇒正常に音がでました。

⑨イヤホン端子は2.5mmのミニミニジャックです。3.5mmのミニプラグは使えないので、使うとすれば変換プラグが必要です。マイク側は、3.5mmのミニジャックです。昔の携帯電話(スマホではない)の、イヤホンマイクがジャンク箱にあったので、試してみたらイヤホンから音が聞こえました。(捨てないで良かった)イヤホンジャックは、きっちり奥まで押し込まないと音が出ません。

⑩VFO AとBは、デフォルトでデュアルワッチになっている(DWと表示あり)切り替えは「M」キー押す⇒上下キーで「17_TDR」を選択「M」キー⇒A優先・B優先・OFFを選択できる(「OFF」にすると、DWを解除できる)⇒「M」キーで決定⇒「EXT」キーで戻る。

⑪付属のアンテナは、TNCメスです。(当然本体側は、TNCのオス)通常の国内販売トランシーバーと逆なので、アンテナを取り換える場合は変換コネクタが必要です。

⑫ガイダンス「英語/中国語/なし」の切り替え。デフォルトは英語です。(発音いいぞ)日本語はありません。

 「M」キー押す⇒上下キーで「21_VOICE」を選択⇒上下キーで「ENG(英語)/CHI(中国語)/NONE(なし)」を選択⇒「M」キーで決定⇒「EXT」キーで戻る。

⑬作りは意外としっかりしています、重さはストラップなどを入れて253gです。

 受信機能はすべて正常なので、アリエクの注文ページから「受取確認」を行います。アリエクのトップページ(ログインする)⇒アカウントにカーソルを合わせる⇒メニューが表示されるので「私の注文」⇒「受取確認」をクリックする。「受取確認」が「レビューを記入」に変わるので、レビューを書いてもいい(お好みで)

【ファームウェア(F/W)の書き換え】

 データ書き換え用のケーブルは、別途用意する必要があります。(本体とは別売り)

 いくつかF/Wは、有志により公開されていますが、今回は「egzumer氏」のF/Wを入れてみます。

 参考:https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom

 lerease v〇〇 latestを選択 現時点では、v0.21が最新版です。

 F/Wを公開しているurlは次のとおりです。

 https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom

 右のほうに「release v0.21 Latest」とあるので、これをクリックします。

 本体のPTTを押しながら電源をONすると、ライトが光ってデータ転送モードに入ります。(まだケーブルはつながない)次にケーブルをパソコンに接続しますが、ドライバーは不要です。(Win10で使いました)付属のCDは使いません。自動でパソコンにCOMができます。自動でCOM番号は認識されますが、不可の場合はスタートボタンを右クリック⇒デバイスマネージャで確認します。それでも認識しない場合は、ケーブルがきちんと奥まで入っていない可能性があります。

「FLASH WITH A BROWSER」をクリックします。

「Flash firmware」をクリックすると、ファイルをダウンロードすることなく直接本体に書き込みます。

 F/Wの書き換えが成功すると、電源ONで「EGZUMER v0.21」と表示されます。

 MENUもすっかり変わってしまうので、eguzumer氏のマニュアルを見ます。

 https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom/wiki/Menu

 【かくしメニューを表示させる】マニュアルによると、「PTT」と「サイドボタン1」(PTTの下のボタン)を押しながら電源を入れる。とあります。ちょっと大変ですが、両手を使えばできます。「M」キーを使って設定を変更する方法は同じです。「M」キーを押して「61」を打ち込むとメニューを直接選択できますが、上下キーで移行してもいいです。

「61」を変更します。日本のハムバンドに合わせるには「CE HAM」を選択します。JARDを通す場合は、スプリアス基準を満たす改造が必要です。すべて送信禁止にする場合は「DISABLE ALL」を選択します。

 設定のすべてを書くのは難しいので、urlを貼っておきます。

 https://github.com/egzumer/uv-k5-firmware-custom/wiki/Menu

 気になる物だけ書いておきます。

①アマチュアバンドでもAMモードに固定された。「13」の「Demodu」を「FM」にします。(エアバンドに移行すると、自動でAMになります)

②バックライトが常時点灯になった。「36」で点灯時間を設定できる。

③VFO_A/Bの送受信状態を切り替えます。

 ・メインだけ送受信

 ・両方受信するが、セカンダリーに信号が入ったら数秒ロックされる(DWR)

 ・メインで送信、セカンダリーで受信(XB)

 ・プライマリーで送信・受信は両方(DW)

 英語/中国語ガイダンスはなくなりました。あとは、お好みで設定するといいでしょう。

【AirBand】AM

 空港に比較的近いので、各管制用の通信が受信できました。RSSI(dBm)とSの値(数値)が表示されるようになりました。表示はメイン・サブともに共用です。音質は固いですが、悪くありません。(歯切れがいいので了解度は高いが、長く聞いていると疲れるかも)

【マリンバンド】FM

 港湾にも比較的近いので、こちらも良好に受信できました。

【アマチュアバンド】FM

 144/430MHzともに、近くの局が受信できました。

【メモリ登録方法】

①メイン側で登録したい周波数を表示させる

②「M」ボタン⇒「16」⇒「M」⇒上下キーでメモリしたいCHを指定⇒「M」(SURE?)⇒「M」で書き込む⇒「EXIT」で抜ける

③メモリ削除は「M」⇒「17」で削除したいCHを指定する。

④メモリーネームを登録する。「M」⇒「18」⇒「M」⇒「M」⇒上下キーで英数字を決定⇒「M」⇒上下キーで英数字を決定⇒以下同様⇒ブランクは「MかF」で先送り⇒最後まで行ったら「SURE?」が出るので「M」で決定

➄CH表示の変更 「M」⇒「33」で変更可

【総合評価】

・価格を考えたら、びっくり性能である。

・手持ちの国産機に比較して、特に感度が悪いとは感じません。(感想です)

・いろいろ方がF/Wを公表しているので、入れ替えてみても面白いかも。

・無線機として申請するなら、簡単にアマチュアバンド外で送信ができないようにする必要があります。しかし、受信機として使う場合はどうなんでしょう。(コマンドで戻せるというのはいかがなものかという気もします)F/W自体で送信禁止になるものもあるようなので、実験してうまくいったら別途公開します。

・受信機として使う場合はPTTもしくは第一ボタンを押せなくすれば、隠しコマンドで戻せなくなるような気がします。(回路を切るとか)ただし第一ボタンを機能停止すると、スケルチの一発開放ができなくなるので悩ましいところではありますが。(PTT側がいいかな)


2005年5月「恐るべきさぬきうどん」讃岐ツアー

2024年01月10日 | 旅行

 忘れもしないいつだったか(忘れとるやないかい)タウン情報香川(TJ香川)で、ゲリラうどん通ごっこ(ゲリ通)改め「麺通団」という企画があって、「さぬきうどん」が凄いことになっているという噂を聞いたのである。なんでも、麺通団団長_田尾編集長が執筆した「恐るべきさぬきうどん」という本は、讃岐うどんを語るうえでのバイブルという位置づけらしいことを知ったので、なんとかして手に入れたのであります。

 そこには、信じがたいほどの抱腹絶倒のエピソードが満載されていて、「ほんまかいな」という内容もあるのだが、店の地図がちょーいいかげんに書かれているので、カンを働かせて店を探さないといけないという、宝探しゲームみたいな要素も含まれていたのである。山の中に突然現れる店や、屋号さえない店舗。うどん玉しか売らない店なので、どんぶりや箸、調味料などは持参しないといけない店など、人を寄せ付けることを拒んでいるような、うどん屋があるというのである。

 福岡のうどんは「コシが無い」というのが基本なのだが、さぬきうどんは「コシ」が大事ということだ。コシというのは、単に固い麺というのではなく、伸びもある麺らしい。また、一口にさぬきうどんといっても、いろいろな方向性があるというのだ。

 これは、一度讃岐(香川)に行かないとならぬと思い、2005年5月に「さぬきうどんツアー」を決行したのであります。讃岐地方のうどん屋を、公共交通機関を使って回るというのは現実的ではないので、車で行くことにしました。福岡⇔佐賀関(フェリー)⇔佐多岬⇔香川が良さげです。

 事前に調べた有名店に加えて、ぶらっと入った店があります。この時訪問した店で「かな泉」は閉店しました。美味しい店だったのに残念ではあります。

 気合を入れて、朝・昼・晩と調子に乗って、うどんを食べまくっていたらさすがに麺には飽きてしまい「米が食いたい」と思いようになりました。

 香川には、700とも800軒ともいわれる「うどん屋」があり、コンビニよりも多いと言われています。(当時の話)ほんの少しのうどん屋しか行けませんでしたが、これが「さぬきうどん」にはまった最初でした。

 2006年8月には、「麺通団」をモデルにした「映画うどん」が公開されたので、当然映画館に見に行きました。それと時を同じくして、FM香川では「麺通団のうどラジ」という番組がスタートしました。映画うどんを宣伝するためのラジオ番組だったので、目的が終了したら番組も終わりという話だったのですが、人気があったため「続麺通団のうどラジ」として再スタートし、現在も毎週放送が行われています。福岡からはFM香川は当然聞こえないので、ポッドキャストで聞いています。

 2006年以降もたびたび香川を訪れて、さぬきうどん巡礼を行ったので、そのうち気が向いたらご紹介するかもしれません。


新日本海フェリー「フェリーらいらっく」の思い出(外国に売却後フィリピンにて沈没)

2024年01月09日 | 旅行

 2003年8月に、舞鶴⇒小樽間の新日本海フェリー「らいらっく」に乗船しました。福岡から北海道へ車で行くには、舞鶴から小樽間はフェリーを利用するのが便利です。

 福岡⇒舞鶴間は自走するので高速を利用してもいいのですが、余裕があれば乗船日の前日に出発して、一般道を使いながら道すがら観光していくのもいいものです。

 新日本海フェリーの「フェリーらいらっく」は退役し、新造船に置き換わっているので、当時と比べて高速化していますが、高速化ゆえに運行中のサイドデッキへの立ち入りは、安全上の理由により禁止されています。唯一、外に出られるのは後部デッキのみです。

 フェリーらいらっくは、サイドデッキにも自由に出ることができ、後部デッキにはプールが備えられていました。外洋に出ると、海水を注入し自由にプールを利用することができました。また、簡易なトレーニングルームとスペースがあり、これまた自由に利用することができ、飽きさせない工夫がされていました。

 らいらっくは、1984年に就航し2003年に乗船、その後年度は不明なるも、外国に売却され2008年6月21日、フィリピンのシブヤン海で、台風6号による荒天のためエンジンが停止し、高波を受けて沈没しました。多くの乗組員・乗客が犠牲となる痛ましい事故が発生しました。台風が接近しているのに運行したというのも問題ですが、違法に大量の殺虫剤を搭載していたという報道もあり、救難活動は難航したようです。いろいろな意味で、安全管理を怠り適当に運行されていたのかなと、個人的には思います。

 不運な運命をたどり、フィリピンの海で眠っている船と思いますが、北海道への旅を楽しまさせてくれた船として、記憶を呼び戻したいと思います。


煙もくもく東千歳バーベキュー_北海道千歳市

2024年01月08日 | 食べ物一般

 2023年6月に北海道ツアーに行ったのである。もうずいぶん前に行った「東千歳バーベキュー」を再訪しました。千歳市といっても、市内からはかなり離れているので、公共交通機関では行くことができず、車・バイクかタクシー利用になります。(実際に、タクシーで来ている客がいた)

 炭火焼きでめっちゃ美味いのですが、煙もくもくになるのでにおいが付いてもいい服で行くのをお勧めします。基本はBBQ用の鶏を注文し、オプションとして野菜炒め(キャベツ焼きで、これが美味い)、ご飯などがあります。野菜炒めは、後から追加注文ができないルールなので、最初に頼みましょう。(お好みで)

 以前行った時は、ここの飼い猫が客の周りを歩いて歓迎してくれたのですが、今回はいませんでした。(元気かなあ)

 写真は、鶏が二人分で野菜炒めが一人分です。

 2016年5月訪問時に歓迎してくれたニャンです。


アリエクスプレス(アリエク)は(安全に)使えるのか?「話題のハンディトランシーバーUV-5K(8)」の購入

2024年01月07日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 最近、ちまたで話題の中華トランシーバー「UV-K5(8)」の改造記事が、ネット上で沢山出ています。なぜ、UV-K5(8)なのか?

①なんと中国発にもかかわらず、送料込み2千円台で買えるという事(ほんとか?)

②スプリアス輻射の値が日本の電波法に合致していないため、免許申請するためには改造が必要である。しかし、かなりハードルが高そう。アマチュアバンド外でも送信できてしまう。

③そのため送信禁止にした上で、さらに広帯域・高機能化するためのファームウェアの公開がされている。これはメーカー提供ではありません。ソースコードが公開されているため、有志によって作られており無償で公開されています。

④気になる受信感度については、国産機に比較してもそれほど遜色はないという記事がある。(多少落ちる程度か?)

➄アマゾンなどでは販売していない。(似た型番はあるが、改造に適しているか不明)

 さて、考えました。購入する手段は「アリエク」しかなさそうです。しかし、中国には「国家情報法」があるので、クレジットカードを登録するのは不安です。現金振り込みはできません。

 ネットで情報を探ったら「Paypal」払いがあるということですが、日本では利用不可という記事を見つけました。困ったな・・

 アリエクで頼んだ人のブログなどでは、ちゃっんと到着はしているようです。また、支払いのトラブルは見つかりませんでした。うーむ、どうしよう・・

 他に手はなさそうなので、とりあえずアリエクにユーザー登録してみましたが、クレジットカードは登録しませんでした。探っていくと、「Paypal」払いが可能のようです。あれ、日本からでも可能になったのかと思い、Paypalで支払いの手続きをしたら受付られました。

 アリエクの新規登録特典で値引きになったようで、UV-K5(8)が1,866円(送料込)という、びっくり価格で購入手続きが完了しました。(桁違いではない)

 2024年1月1日(元日)注文で、なんと1月5日に到着しました。(国際郵便なのにびっくり)それも黒猫の「手渡し」指定となっていました。途中の配送状況については、随時メールが飛んできます。(HPのMY注文からも確認可)

 Paypal払いといっても完全に安全とは限りませんが、一応きちんと支払いが行われて商品が到着しました。ファームウェア書き換え用のケーブルも同時に注文しましたが、セラー(販売会社)が異なるので、後日到着予定です。改造前なので、アンテナは取り付けません。

 ファームウェアを書き換える改造記事については、別途公開いたします。

 一応、無事に支払いができ商品が到着しましたが、安全性を保障するものではありません。利用は自己責任です。


2024年初詣「宇美八幡宮」福岡県糟屋郡宇美町

2024年01月06日 | 日記

 2024年の正月は、記憶にある限り最悪の災難があった年です。1日に北陸の地震があり、2日には羽田空港のC滑走路でJAL516便(千歳発A350)と海保のプロペラ型飛行機MA722(羽田発ボンバルディア)が接触事故を起こしました。JAL機は全員脱出しましたが、海保側は1人脱出しましたが、5人が犠牲になってしまいました。「なんて日だ」と思っていたら、3日は小倉の鳥町食堂街で火災が発生です。せっかく旦過市場が持ち直そうというところで、3度目の火災は踏んだり蹴ったりです。旦過の場合は「漏電」だったためまだ「仕方がない感」はありますが、2度目と3度目は「鍋からの出火」ということなので人災であります。火を扱う商売の方は、もう少ししっかりとしてもらいたいものです。

 そういう正月なので、初詣も控えておりました。1月5日(金)に、気を取り直して「宇美八幡宮」に初詣に行きました。さすがに5日ともなると、人が少ないです。(そりゃそうだろう)しかし、出店はあります。

 三が日は、超長い行列が行列ができるのですが、待ち時間なしでした。

 名物「子安餅」をいただきます。宇美八幡宮は「子宝・安産のご利益がある」とのことです。

「1つ下さい」

「150円です」(店の奥にあるテーブルが空いていれば、そこで食べてもいい。お茶はセルフです)出来立てなので、温かくて美味しいです。

「子安餅の由来が店内にあったので、貼っておきます」

 境内には、天然記念物指定の「湯蓋の森」(ゆふたのもり)があります。樹齢2千年といわれているクスの木です。宇美町のHPによると「神功皇后が応神天皇をご出産された際に、このクスの下で産湯を使われたとき、枝葉が産湯の上に蓋をしているように見えたことから、この名がついたといわれています」という記述があります。参拝記念撮影場所にもなっています。

 電車で行きましたが、駐車場は余裕がありました。


2007年3月「北海道道東ツアー流氷を見にいこう」(阪急交通社)

2024年01月05日 | 旅行

 もういつかも思い出せないような大昔、卒業旅行で冬の北海道を訪れたのである。(覚えているやないかい)急行八甲田で上野から青森に行き、青函連絡船で函館に上陸する。北海道内は「道内ワイド周遊券」を使って、特急・急行の自由席乗り放題をフルに活用して移動する。もちろん道内に入ったら、「国鉄道内時刻表」を真っ先に購入します。宿泊は、ユースホステルを利用するといった、貧乏学生の定番旅をしました。

 オホーツク沿岸に行くと、流氷がびっしりと接岸しており、壮大な眺めを満喫することができました。しかし屋外はめっちゃ寒くて、カメラのシャッターが切れないなんてこともありました。(電池が気温低下でダメになるので、懐で温めたりする)

 2000年代に入って「あの感動をもう一度」と思い、何度か冬の北海道を訪れましたが、温暖化の影響か流氷の影も形も見ることはできません。雪道を運転するのは危ないので、いつも阪急交通社のトラピックスツアーを利用していました。流氷が来そうな頃合いをめがけて旅の予約をするのですが、いつも「スカ」を引いてしまい、流氷には巡り合えません。流氷が目玉の1つのツアーなので、砕氷船が出航しない場合は、その分の返金がありましたが、残念なことこの上ありません。

 2年ほど続けて「流氷ツアー」に申し込むも、全く見られません。2007年にもツアーに参加した所、やっと流氷に巡り合えました。昔ほどの規模ではありませんが、網走・紋別両方で流氷が確認できました。

 網走:オーロラ2号(普通の砕氷船)

 紋別:ガリンコⅡ号(ドリル式の砕氷船) 

 このツアーは流氷だけではなく、釧路の丹頂見物・網走の「あったか網走祭り」旭山動物園訪問など、見どころも満載です。網走では、係留気球体験も行いました。(ツアーには含まれない)「あったか」というのは、」温かいおもてなし」という意味で、ちょーちょー寒くて死にそうなぐらいです。(死なんけど)

 ホテルは温泉・食事付きですっごく良いのですが、この時代は3泊4日(航空機利用)で5万円以下という価格設定のツアーがあり、気軽に参加することができました。

 新型コロナが流行りだして、国内旅行もなかなかできない状況になり、旅行業界も生き残りに大変だったと思いますが、コロナ明け(といっても、無くなったわけではない)になったら、ツアー代金は跳ね上がりました。諸物価が急激に上昇したので、ある程度仕方のないことではあると思うのですが、昔のように気軽に旅行をする状況にはなくなったなという感想です。

 現在は、お得感のあるツアーに限って参加する、ツアーよりも自力で行った方がいいと思えるものは、自助努力するという方向に舵を切っています。


2015年「万博記念公園」大阪府吹田市

2024年01月04日 | 旅行

 自分は東京生まれの東京育ち(中野区)なので、最初の就職は東京でした。しかし、人が多すぎて通勤がちょーいやだし、ここは住む場所ではないと感じ、九州福岡に移住しました。東京にいたころは、バブル経済の末期ごろで、元手を持っている人たちはマンション転がしをやっていたり、Nなんとか株(抽選だった)を買ってすぐに売却したらすげー儲かったという話も良く聞きました。しかーし、なにも持たない自分みたいな当時の就職したての若造は、バブルなんかなーんにも関係なく、ひたすら搾取されるだけだったのです。残業・徹夜はあたりまえだけど、残業手当は付けないぜみたいな。

 ある時、福岡の会社に転職しましたが、東京との経済格差は確実に存在するので、地方本社の会社は東京の給料ベースに比較すると、どうしても下がるのはしかたがないことです。それでも、住居費・物価を考慮すれば、なんとかやっていけるレベルではありました。そういう理由で、東京などの大都会から福岡に転職してくる同僚も少なからずいました。

 時代は移り変わり、合併の波が当社にも容赦なく襲い掛かってきたのであります。なんと福岡本社の会社が東京本社の会社に合併統合され、全国規模になってしまったのであります。最初は地方採用の社員はそれなりに配慮していてくれたのですが、合併を繰り返していくうちに組織が巨大化していき、地方から東京への人的リソースの集中が始まりました。なんでやねん!! 都会が嫌だったので地方に来たんやないかい!といっても通用しません。良かったのは、全国一律の給与体制になったので、都会の給料に合わせて少し上がったくらいかな。

 ある日、大阪に行けという辞令が来ました。オーマイガー! やっぱりか。ということで、不本意ながら大阪に単身赴任で行ったのであります。(拒否権無し)忙しい日々だったのですが、せっかくの大阪暮らしなので、土日はぶらN村をしてみようと思い、大阪周辺を散策しました。

 そうだ、1970年に大阪万博があったとき、千里の万博会場に行った記憶がよみがえりました。子供の頃に、親につれられて万博を見に行ったのであります。親戚が芦屋にいたので、そこに一週間ほどお世話になりました。

 ここからが本文です。(長い前振りだな)

 1970年の大阪万博はすごい人気で、連日メジャーなパビリオン(展示館)では、数時間待ちの行列があたりまえのような光景でした。人気の国のパビリオンは、アメリカ(アポロ11号が持ち帰った月の石が目玉)、ソ連(宇宙開発関係)、それと日本館も大人気です。国内の有名メーカーも力を入れた展示を行っていたので、入るのには根気がいります。すんなり入れるのは、アフリカ・中南米の小さな展示館くらいです。展示館といっても、パネルでの国の紹介くらいの規模なので、すぐに見終わる程度の展示です。

 どうしても「月の石」は見たかったので、ある日開場前に並んでアメリカ館に突進する作戦をとりました。当然、同じことを考える人は多く、ゲートが開くと同時に猛烈ダッシュが始まります。「危険なので走らないでくださーい」というアナウンスはありますが、従うはずはありません。猛烈ダッシュ組は、思い思いの人気パビリオンに散っていきます。そういう作戦をとっても、アメリカ館に入るまでには1時間以上並んだ覚えがあります。例の「月の石」は確かに見たのですが「止まらないでくださーい」という係員の声に押されて、歩きながらちらっと見る程度でした。そりゃ、その程度にしないと客をさばけないからなというのは理解できます。

 当時のパビリオンは基本的には解体されているのですが、ごく少数のものは今でも残っています。跡地は万博記念公園になっており、入場料を払うことによって入ることができます。当時のことを思い起こしながら、2015年7月5日に訪問しました。

 万博会場のシンボル太陽の塔は健在で、圧倒的なスケールで迫ってきます。当時、なんとかジャックというのが流行っており、この太陽の塔をジャックした事件も起きました。上部の目玉の部分に入り込み、籠城した男がいました。なんの意味があるのかと思いましたが、思うところがあったのでしょう。(知らんけど)この目玉部分には強力な照明装置があるので、夜間点灯すると犯人が負傷する恐れがあるということで、籠城期間中は犯人のいる片目が光らなかったと記憶しています。水も食料もトイレもないので長期間の籠城は無理で、じきに捕まりましたが迷惑千万男でした。岡本太郎氏の作品も多数残されており、当時の記憶が蘇りました。

 万博訪問時のパンフレットとか沢山貰ったのですが、残念ながらすべて処分してしまって残っていません。記念館では、当時の貴重なパンフレットやグッズを保存・展示しています。手元にあるが不要になった万博関連のものは、引き取っていただけるようです。(もちろん無償譲渡)

 


札幌ESTAは45年の歴史に幕を引き、2023年8月31日で閉店しました

2024年01月03日 | うどん・らーめん

 2023年6月に札幌を訪問して、JR札幌駅前のESTAに行きましたが、これが最後の訪問になりました。この10Fには、2004年10月1日に開店した「ラーメン共和国」があり、札幌を訪れた際はたびたび訪問しました。

 札幌には「元祖サッポロラーメン横丁」や「新ラーメン横丁」があるのですが、すすきのの繁華街に近いので最近はあまり近づかず、近年はESTAを利用する機会が増えていたので残念ではあります。(雑踏は苦手)ESTAの跡地には、高層ビルの建設が予定されているようです。


和菓子_久寿玉「落雁諸江屋」石川県金沢市

2024年01月02日 | 食べ物一般

 2023年12月中初旬に金沢に行きました。金沢駅は新しく立派な作りで、飲食店や土産屋もあります。

 駅構内の売店で縁起物の和菓子「久寿玉」(くすだま)を購入しました。この和菓子は、1月初旬までの限定販売なので、この時期にしか買うことができません。

 糯米(もちごめ)で作られた紅白の煎餅を組み合わせたボール状の「くすだま」なので、ちょー注意して持って帰らないと崩れてしまいます。

「お宝(内容物)には、金澤古来の菓子を納めてございます」とあります。

 久寿玉オープン! 一度開けると、元には戻せません。

 お宝(和菓子)がざっくざくです。

 久寿玉の外箱を見た方はピンときたと思いますが、食べた後は「すごろく」として使えます。江戸日本橋から金澤まで、宿場を通りながら競います。加賀百万石の大名行列を思いながら楽しみましょう。