巨大なドローンを『乗用化』させた『空飛ぶ車』ってのが『TVの話題』になってますねぇ。『型式指定や類別区分はどうなるんやろか』とか『検査はどうなるんやろか』とか『免許はどうなるんやろか』とか、自分が乗るはずもない『空飛ぶ車』を見て『夢はあるけど、都会では無理やろな』と。いちおう航空機の扱いなんだろうし、航空管制の指示なしで離発着とかできるんかいな。アホが、国会議事堂に『神風特攻隊』とかやりそうな気がします・・・。そういえば、私が子供の頃『スバルR2』のボディを流用したような『エアロ・スバル』という『元祖・空飛ぶ車』がありましたけど、どうなったんでしょうね。今は、セスナみたいな形の『FA-200(やったかな?)』が、何とか空を飛んでいるようで。スバル陣営は『ホンマは中島飛行機の意地を見せたかった』のかな・・・とか、思っています。空飛ぶ車ねぇ・・・『何を「世迷言(よまいごと)言うてんねん』と思うんですけどねぇ、ははは。
【写真:空飛ぶ車より、もう一度乗ってみたいのが『スバル・ドミンゴ』です】
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◆車は『普通に、安全に道を走ればいい』です。
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まずお伝えしたいのが、
エアロ・スバルって航空機は『セスナ』みたいなのが飛んでいます。
たぶん、隼(戦闘機)から武器を外したようなもんやと思います。
さて、スバル・ドミンゴは『怖い思い出』があります。
昭和59年だったか、スバル・ドミンゴが発表されました。
当時、私は『スバル・ディーラー』の社員で『業販担当』でした。
担当地区のほとんどが山間部。
冬は、一部豪雪地帯があって『サンバー4WD』が売れに売れた。
そこに『1,000cc・3列シート・7人乗り』という、
スバルらしい『わけのわからない時代錯誤』な車が登場しました。
今なら、サイズ的にも『ミニバンの一種』として売れたと思います。
当時は『スバルマニア(スバリストといいます)』の一部が買っただけでした。
アルシオーネという『トヨタ・ソアラ』のパチモンみたいなのもありました。
社運を賭けたとか言う割に『売る気あるんか?』という突飛なデザインで、
スバルオタク(=スバリスト)の一部が買った程度です。
アルシオーネとかは、また別の機会に書きますね。
車市場は『だんだん、トルコン(AT)が増え、それが売れる時代』。
スバルは『Vベルト』を使った『AT』を、
ドミンゴや、後に出てきた『ジャスティ(レックスの大きいヤツ)』に搭載予定でしたが、
VベルトATを開発したヨーロッパの会社が経営破綻したとかで、
その特許だったかが、凍結されたのか、
なかなかVベルトATが搭載されず『5MT』オンリーで勝負に出ました。
そんなん、売れますかいな、ホンマ・・・苦労します、スバルの営業は。
スキーがブームになってきた頃、
やっとこさ『レオーネ・ツーリングワゴン・4WD・TURBO』ってのが登場。
まぁ、スバルにしては『マシ』なデザインだったので、
どうにかこうにか、トルコンのATを積んだ1,800ccが出てきて、
スバルユーザー以外からも引き合いが『多少、増えた』のでした。
狭いエンジンルームに、いろいろ詰め込んだので『整備泣かせ』でしたが。
私が退職した後に『レガシィ』が登場し『少し垢抜けしたな』と感じましたね。
あ、ドミンゴの怖い思い出・・・。
新型の発表展示会で『協力店(サブ・ディーラー)さん』に現車を回送中、
国道で右折しようとしたら『ガタン!』という音が。
対向車に『ぶっちゃけ(ダンプ屋さん)』が接近してきたけれど、
通常なら『余裕で右折できるはず』のところが、
ハンドルの舵角が切れない、45°くらい切ったところでハンドルが回らない!。
案の定、ぶっちゃけさんは『ヤンキーホーン』を鳴らしまくり。
なんとか、かんとか、大回りできて正面衝突は避けられました。
ほっとしたのも、つかの間で、
今度は『何か、ブレーキがスカスカするなぁ・・・、おかしいなぁ』。
協力店さんに着いて現車を見せ『何か、変な音がした』と告げました。
すると『おい!ストラット、抜けとるやないか。ブレーキパイプも割れてる!』
要は、発表展示会に追われたのか、
製造ライン(富士重工の子会社の桐生工業)で締め付け不良。
本社に連絡を入れ『緘口令』を敷かれました。
営業拠点から、メーカーに連絡を入れ、
全国の販売拠点に『至急、締め付け不良の確認!』の指示が飛びました。
幸い、ストラット抜けは『私が乗った車だけ』で『社内事故』で済みました。
これが、納車され『一般ユーザーさん』の手に渡っていたら、ぞっとしますね。
もう39年前のことで、当時の役員もみんな『お墓の中』です。
怖い思い出のスバル・ドミンゴですが、
私は、機会があれば『もう一度、乗ってみたい車のひとつ』です。
軽四輪を少し大きくしたサイズで、
3列シート、回転対座、フルフラットシート、1,000cc・・・。
これで『無線の移動運用』したら『楽しいだろうな』とか思っています。
やりたいことがあって、数年で退職したスバル・ディーラーですが、
営業とは何か・・・の基本のキを叩きこんでくれた。
当時は『イヤイヤ』やっていた仕事ですが、
今となっては『いい経験ができた』と感謝しています。
▲一番好きだった『レオーネ・グランダム(A33型)』です。
衝撃吸収バンパーとやらで、内側にダンパーが入ってました。
エアコン(カークーラー)付きの車は、後部ガラスに『冷房車』のシール。
デザインは、中途半端にBMWをぱくった。
その後、登場したレオーネ(AB型)のテールは、ベンツのぱくり(笑)。
A33のATはロックアップATじゃなかった(と思う)ので、トロかったです。
排ガス規制のSEEC-Tとかいうのがネックでしたが5MTは、そこそこ走った。
中古車市場では『29万円専門店』で、よく売れました。
車の営業の『誰もがやる小遣い稼ぎ』で『中古車の横流し』も楽しい思い出です。
29万円車は取得税がかからなかった(消費税10%増税時に取得税廃止)ので、
不人気車の代名詞『スバル・レオーネ』は、
ケチな?スバリストにウケてました・・・。
後にフルモデルチェンジで登場したレオーネ(AB型)のATは、
当時、主流になりつつあった『ロックアップ・トルコン搭載』でした。
だから、どやねん・・・って話しですけど。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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