関ハムが盛況と、現場からの声が届いています。しかし『みんな、何をどうしたいのか迷っている』と、客観的な感想も入っています。私が提唱したいのは『やっぱりAWARDせんと、あかんわ』です。この章を読んでいただくと『関ハムで得られる情報』より『あなたのやりたいことの方向性が見える』と思います。そもそも、関ハムで『DXCCのフィールドチェックも来ない』のですから、本当のアマチュア無線の遊び方など学べない、私はそう感じます。
【写真:アマチュア無線の醍醐味は、やはり地球規模の遊び方です】
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◆順番を整理すると『やはり資格先行』です。
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普段『3アマ的運用』で十分と言っていますが、
やはり『資格』がないと、機器の操作ができませんね。
真剣にDXを取り組んでいくならば『最低、第二級』です。
当たり前ですが、これには『おカネの計画』も必要です。
1,e-ラーニングで『第二級』を取得する(45,550円)
2,IC-7300を用意する(115,000円)
3,HFのアンテナを用意する(300,000円)
4,200Wのリニアアンプを用意する(150,000円)
5,FT8をするために専用のPC(中古でいい)を用意する(50,000円)
ここまでで、660,550円です。
付帯費用を加えると『700,000~800,000円』は必要です。
他にも、なんだかんだとおカネがかかりますから、
1,000,000円を見積もっておくといいでしょう。
仮に退職金が『1,000万円』ほど見込めるならば、
その10%が『生涯の道楽』に充てます。
言い換えれば『100万円で、やっと「よーいドン」』です。
ここまでおカネをかけて『一体、何をどうすれば?』ですよね。
提唱したいのは『日常の運用で受賞狙い』です。
いいですか、受賞ですよ。
そこから得られるノーハウとは・・・。
受賞を目指すことは、
一石二鳥の効果があります。
その賞が掲げた評価基準を意識しながら、
同時に、数値目標を掲げることで、
運用の品質向上と同時に、モチベーションが上がります。
これからの貴方の突破口を開くには、どんな賞にチャレンジしますか?
1,LoTWに登録をし『DXCC』の各賞を狙う
2,eQSL、QRZ.com等が掲げる各賞を狙う
3,JARLの各賞を狙う
4,clublogにも登録し『OQRS』の仕組みを知る
何が言いたいか、伝わっているでしょうか・・・?。
関ハム等で話題になっている『おおかた』が、
ほとんど『役に立たない』ということです。
アマチュア無線の楽しみ方は『人それぞれ』ですが、
おおかたの人は『手段』にしか目が行っていません。
CW(電信)がどうしたこうした、
D-starやWiresがどうのこうの、
FT8をやりたいが・・・。
それは『あくまでも「通信手段」』に過ぎないということです。
おおかたの人が『迷い』、あれこれ『ポチ』って、
カネの無駄遣いしています。
電信やPhoneの通信は『ダイレクトに伝わる』ため、
交信が成立すれば『達成感』があるのはわかります。
しかし、世の中は『Digitalモードに移行している』のです。
このDigitalモードとて『単なる手段』に過ぎません。
かつてのアナログモードで1kW必要とされていたDXが、200Wでも狙えます。
テクニックも必要ですし、時間も必要です。
送信電力は大きい方が、交信成立の可能性が高くなります。
どれもこれも『手段』に過ぎません。
もちろん、3アマ的運用でもDXは楽しめます。
200Wと50Wの比は『4倍』です。
dB換算すれば『約6dB』です。
この差を、HFのアンテナでカバーするには『相当の大きさ』があります。
21MHzで、4エレの八木を上げられますか?。
『e-ラーニングで第二級を取り200W免許を下ろす』方が『コスパがいい』です。
DXCCと一言で片づけていますが、
そのAWARDにも『いろんな種類』があります。
まずは『100エンティティ』をCfmできないと話になりません。
1,まず、100エンティティのCfmを目指す
2,そのままエンティティを伸ばす(オナーロールを目指す)
3,5-BandのDXCCを狙う
4,DX-Challengeを狙う(3,000Challengeを目指す)
5,並行してWASなどをやっていく
6,グリッドロケーターの塗りつぶしもやっていく
いかがでしょう。この章で『ほとんどキカイの話』はしていませんね。
大事なのは『事務処理能力』です。
こればかりは『資格等級を上げても、別の課題』です。
無線機がブラックボックス化した昨今、
今さら『アマチュア無線技士』でなくても構わないと思います。
そもそも『ハンダこて』や『テスター』も持っていない人がほとんどです。
今や無線通信士でも、無線技士でもなく『アマチュア無線士』で十分です。
もっと言えば『原点に立ってアマチュア無線家でいい』と感じます。
ならば、第四級や第三級で『しっかり遊ぶこと』だといえます。
HFの10W、50Wの限界を知っておくと『第二級の200W免許』の値打ちが上がります。
第二級を取得までの『間』に『事務処理能力』を『身につけておく』のが大事。
1,計数管理、会計能力
2,資格取得(必要に応じた資格取得)
3,無線機、アンテナ、リニアアンプ等のハードウエアの扱いや入手
私が思うのは『資格で人格を決めない』ことです。
例え、第四級や第三級だからといって『資格で人格決定してはいけない』のです。
とはいえ、10Wや50Wでは交信の確実性が低くなりますから、
より確実に交信したいのなら、200W免許も必要だろう、ということです。
ニューカマー局が『どこまで飛ぶか試している』とか言っています。
そんなものは『すでに計算式』も出ていますし、
一陸特の試験問題にも出題されています。
要するに『V・UHF帯での見通し距離』の『見通しが立っていないだけ』のことで、
見通し距離が計算値ではじき出し『その検証』と言わなければ、
いつまで経っても『ニューカマーのまま』で終わっていくのです。
▼見通し距離の求め方▼
HFの場合だと『どこまで届くか』と聞かれれば、
地球の裏側まで飛ぶとしか言いようがありません。
実際、コンディションがよければ『10WでLUともできることがある』のです。
もっといえばショートパスなのかロングパスなのか・・・
そういうパスの種類まで問うのも大事な要因でしょう。
とはいえ、そんなものは『ただの結果論』です。
真剣に考える方が『時間の無駄』ともいえますね。
アマチュア無線の遊びは『目的』『目標』『手段』の見極めが大事です。
1,目的は?
2,目標は?
3,その手段は?
シンプルに考えれば『遊び方』が見えやすいと、私は思います。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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