OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●マンネリ卒業のために、初心に戻りましょう。

2023年01月31日 | アマチュア無線<マニュアル>

【写真:こんな運用していたら、あなたの『恥』です】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆OMさんの運用も『怪しい』ですな。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

CQ誌・1月号付録の『HAM-NOTE BOOK』に、

アマチュア無線用語として『チャンネルチェック』が載って久しいです。

まぁ『絶対あかん』とは言いませんが、

 

ろくにワッチもせずに『チャンネルチェックぅ!』と、

いきなり妨害してはいけません。

 

・スケルチ開放にして(FMの場合等)

・少なくとも1~2分はワッチ(受信)して

・発するなら『手短』に

 

スマートなやり方は、きちんとワッチして『お使いですか?』で十分。

 

私の交信で、

『ジャパン、フランス、ナンバースリー、

 トウキョウ、ボストン、メキシコ、JF3TBM門真管内モービル・・・』なんて、

聴いたことがある人は、いないはずです。

 

かつては『F』を『フロリダ』とか言いましたが、今は滅多に言いません。

 

CQを発する際、

・ジュリエット

・フォクストロット

・スリー

・タンゴ

・ブラボー

・マイク

 

これを『2回』繰り返し、最後に『JF3TBM』『受信します』です。

 

法令集に記載されている『フォネティックコード』を使用するのは、

フォネティック警察(要はポリティカル・コレクトネス:ポリコレ)対策でもなく、

特に呼出周波数の周辺では『きちんとやらないと、ニューカマーが真似をする』からです。

私たちも『古株』『OM』と呼ばれる域に達してきて、

自分流アレンジの勝手なフォネティックコードを使用していません。

 

CW(電信)の資格を取った頃は『送信試験』がありました。

 

誤字は『3点減点』です。

 

間違ったときに『トットットットッ』と、

実際の運用時に『便宜的な訂正符号?』を打つ人も多いですが、

現在も送信試験があるとして『・・・・』を打つと、

『・』が1個で『3点減点』になり『・・・・』だと、

『・』が4個で『3点×4か所=12点減点』です。

 

送信原稿に『E E E E』もしくは『ヘ ヘ ヘ ヘ』が書いてない以上、

送信試験で、余計なコトを打つだけで『不合格』になる場合もあったのです。

 

同じ内容が、CQ誌・2月号・CWステップアップのコラムでも書かれていました。

 

どうも、最近の交信は『緊張感が、なさすぎる』と感じます。

 

国の制度や法改正で『2級まで講習会で取得可』になったのはいいですが、

かつての2級資格者とは『程遠い、かつての4級以下の運用』も目立ちます。

これでは、古参の局が『最近の430MHz帯・FMは、あかん』と、

だんだん、CQ出すのも敬遠しがちなのも仕方がないのかも知れませんね。

 

・CQ、CQ、CQ

・こちらは

・ジュリエット(以下略)2回

・JF3TBM

・受信します(本来は、どうぞ)

 

これでいいのです。

 

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBM、お声がけありがとうございます

・レポートは、59です

・私の名前は(QRAではない!)おおたです

・おおさかのお、おおさかのお、たばこのた、太田です

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBM・太田です。こんばんは、どうぞ

 

いかがでしょう、スマートじゃないですか?

 

・了解。

・JA3QRZ、お名前は、たなかさんですね

・59ありがとうございました(本来、復唱はいらない)

・こちらの運用地は、大阪府大東市です。(常置場所だのとか言わない)

・JCCナンバーは、ふたごーふたふた、2522、大東市です

・さて、交信証は、いかがしましょうか

・JARL(BURO)、ノーカードでも結構です

・また、eQSLやLoTWにも対応しています

・ご指定ください

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBMです。たなかさん、どうぞ(名前省略可)

 

テキパキやるのがコツです。

 

CQを出して『複数局』から呼ばれているときもありますね。

そういうときは・・・

 

・了解

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBMです

・たなかさん、交信証はBUROですね。

・もう少しお話したいのはやまやまですが、

・多くの局に呼ばれていますので、本日これでファイナルを送ります

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBM、ありがとうございました、どうぞ

 

CWやFT8の交信に慣れている私は『これでも長いなぁ』と感じます。

 

・複数局に呼ばれていない

・何か、話題が合いそう

・少し、ネタを振ってみる

 

ここらは『ケースバイケース』で判断します。

 

・休日は、HFで(7MHzで)下手ながらCWもやっています

・出勤前のちょっとした時間に、7MHzの国内向けにFT8を運用しています

・目下、JCC-600を目指しています。現在570まで到達しました

・ALL JAPAN AWARDにも挑戦しており『区』も少しずつ埋まってきました

・平成の大合併で『JCG』の難易度が上がりましたね

・JCC-500で、JCG-100、そんな比率で推移しています

・現在使っているアンテナは、自作の4分の1波長のGPを使っています

・地上高は、約10mです

・よろしければ、お使いのアンテナ等、教えていただけないでしょうか

 

何か『話しの接点を見つける』のも『Phoneならではの楽しみ』です。

 

例えば、FT8の話題に食いついてきた局ならば、

FT8の話題で盛り上がりますし『困りごと』があれば、

解決できそうなら、主観的ですが『アドバイスも可能』です。

 

あるいは、CWの話題に食いついてきた局ならば、

どんな運用が多いのか、技術習得に苦労したとか、

欧文のみなのか、599BK式なのか、コンテスト専門なのか、

あるいは、和文も欧文も楽しむ『根っからのCW愛好家』なのか。

 

要は『アドリブ』対応なのです。

 

私は、夜勤のタクシー乗務員をやっています。

お話いただけるお客さまとは『何か接点』が見つかるものですし、

観光で大阪にお見えのお客さまには、

それこそ『地元タクシー運転手しか知らない?レアなお店紹介』もやります。

 

また『京都出身』ということもあり、

『明日は京都に行きます』というお客さまには、

観光ガイド(本やサイト)には載らない名所、旧跡、飲食店も案内します。

 

やはり、アドリブ対応なのですね。

 

話しのきっかけづくりは『気候』から入ります。

暑いの寒いの・・・これで『ノッてくるか?』を見極めます。

受け答えで、酔客ならば『吐くか吐かないか』の見極めもします。

 

私ら『古参』が『痛いな、残念だな』と思う局・・・

 

例えば、アンテナ紹介。

よく『ダイヤモンドのX-7000を使っています』とかいうアレ。

無線をやっていない人が聴いたら『宝石でできたアンテナなのか!』とか、

わけのわからない解釈もされないとも限りません。

無線をやっている横で、家族の人が聴くでもなく聴いているケースもあります。

 

・メーカー名は、いらない

・型番も、いらない

 

正直なところ、私ら『X-7000』とか言われても、

いちいち『第一電波工業のカタログ』を引っ張り出して、

スペックを確認しないと、中身がさっぱりわからないのです。

 

430MHz・FMでの交信ならば・・・

 

・5/8波長×8段GPです(自作か!、と、一瞬思ってしまう!)

・利得は、カタログスペックにですが『11.7dBiです』(約9.5dBdですね)

・メーカー製で、第一電波のX-7000という型番です(なるほどね)

 

これなら『どの程度、実効輻射電力なのか』が想像つきやすいです。

 

・約10dBdの利得があるのですから

・1/4波長GP(0dBd)の10倍の電力比としたら

・0dBdのアンテナで50Wが、10dBdなら10倍の500W相当の実効輻射電力か?

 

話しが、はずむ場合もあります。

せめて、ご自身がお使いのアンテナスペックくらい、知っておくべきでしょう。

やみくも運用で『どこまで飛ぶかやってます』って言っても、

ご自身のアンテナの性能がわからなければ『まぐれ期待』しかないでしょう。

 

なぜ、こういうことを言うかというと・・・

 

多くの交信を聞いていて、

 

『レポートは、ごじゅうきゅう、ぷらす、20デービーで、きょーりょくに』

『全文了解しましたぁ』(うそつけ、そんなに記憶力がいい人はいない)

『リグはFT991、アンテナはX-50』(スペックがわからんじゃないか)

『3回目のQSOですねぇ』(だから?)

『お名前の漢字解釈を教えてください』(カナでいいやん)

『QSLカードは、島根経由で1年後に届くと思います』(余計なコト)

『セカンドサード、ロングで』(つかみがないのに、ロングですか?)

『他のバンドでもよろしくお願いします』(何を・・・?)

 

こんな交信、何がおもろいですか・・・?。

 

無線機やアンテナの型番を聴いて『どうしろ』と・・・。

 

せっかく、Phoneの特性を活かすならば、

・ネタフリ

・つかみ

・アドリブ

 

こうやって、話の中身を膨らませていくのです。

 

おもろい営業マンは『このコツ』を知っていますね。

仕事の話は『5分』、あとは『世間話』。

こういうデキる営業マンの会話を研究してもいいと思います。

 

また、慇懃無礼な言いまわしは不要(ご指導ご鞭撻、ベリーベスト・・・)

 

マンネリ・・・3か月も運用したら、

そのバンド・モードの新規局は『一巡』します。

すると『お馴染み局』に呼ばれます。

こうやって『仲間内のなあなあ』に陥ってしまうのです。

 

私は、マンネリで飽き、無線をやめた局をイヤというほど見てきました。

 

マンネリにならないコツ、ぜひ試してみてくださいね。


毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●アマチュア無線は『マンネリ』の繰り返し。

2023年01月30日 | アマチュア無線<全般>

空虚感を埋めるために『無線機材』を買ったりする・・・という心理状態は、よくわかります。大枚はたいて購入した無線機材を『開封の儀』までやって、SNS上で『リア充』を『見せびらかし』ておきながら、シャックの飾り物になっている局の多いこと多いこと。理由は『空虚感が満たされず、マンネリの繰り返し』だからじゃないかと、私は感じます。

【写真:3か月1クール、CQを出し続けても『一巡』して『マンネリ化』】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マンネリを、どう工夫するかが課題です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

イチローが『練習』に明け暮れたのは、誰もが知っている話でしょう。

 

・素振り・・・

・打撃練習・・・

・基礎体力作り・・・

 

彼が、これを『マンネリ』と思っていたら、

世界のイチローはなかったでしょう。

 

イチローは、国内にいるときも、

大リーグの『ストライクゾーン』を狙って打ちにいきました。

日本のルールでは『ボール球』であっても、打ちにいきました。

 

見逃しておけば『ボール球』でしたが・・・

 

打ちにいくと『出塁率が下がるリスク』も取って、

大リーグの広いストライク・ゾーンを狙っていました。

 

そのための打撃練習を繰り返していたのです。

 

彼は『大リーグという大きな目標』があったからこそ、

試合では『ボール球にも積極的にバットを振り』、

地道な打撃練習に励んだのだろうと思います。

 

みなさんのお仕事は、いかがでしょう。

 

普通、仕事なんてのは『エンドレス・マンネリズム』です。

報酬や給与という『インセンティブ』があるから続けられるものですね。

 

・ネガティブ思考だと『マンネリ』ですし

・ポジティブ思考だと『ルーティンワーク』といえるのではないでしょうか。

 

昨夏の『関ハム』で、

いろんな局とアイボールでいろんなお話を聞き、

みんな自信を失くしているのかな・・・』感じました。

 

このところ『2アマに受かりました』が、またSNSを賑わせています。

 

まぁ『向上心の表れ』としては『微笑ましい』とは感じますが、

合格を『ゴール』みたく思ってはいけませんよ。

単なる『入口』にすぎず『スタートラインに立った』だけの話しです。

嬉しい気持ちは理解できますが『エエ大人が嬉しがるのもどうかな』と。

もちろん、その『心理状態』も、十分理解できますが、

要は『車の一種免許、教習所で取りました』と、

何ら変わりがありませんね。

 

e-ラーニング・2アマ講習会は・・・

 

・下級ハムを成長させようとしているのではなく

・JARDにとって、必要な仕事だから開催されるのです

 

要するに・・・

 

1,ニーズ:JARDという『半天下りの受け皿』の必要(ニーズ)な仕事を

2,ウォンツ:上位資格が『ほしい(ウォンツ)』という下級ハムの希望を叶える

 

まぁ『利害の一致』なわけで、それだけの話しです。

 

・2級を取って

・200W免許を下ろし

・10・14MHzの許可が局免許に反映され

・その局免許状をに入れてシャックに飾る

 

えらい高い額でんな・・・

 

また、200W免許なんて『技適番号だけ書いて・・・』といった、

『テンプラ200W免許』も『ゴロゴロ』いてますし、

私ら『何やってんねん、この人たち』とか感じてしまいます。

ハムショップに行って『2アマ、受かりましたぁ!』といえば・・・。

 

間違いなく『カモ名簿』に載ります(笑)。

 

・無線機材を買うことで空虚感を満たす

・大した目標設定ができず、とりあえずe-ラーニングで上の資格を取る

・それでも『空虚感』は『満たされず』に『空虚感のスパイラル』に陥る

 

私が強く感じるのは『アマチュア無線家としての「視点」の欠如』です。

 

・愛好するために

・無線機材を拡充したり

・操作範囲を拡大するための資格取得

・交信技術の向上、そのための送受信練習、等々・・・

 

こういうのが『アマチュア・イズム』ではないでしょうか?。

 

1,アマチュア無線家としての『視点』:75%

2,情報発信:15%

3,運用技術:10%

4,機材購入、資格要件など:5%

 

私の『アマチュア無線観』は、こんな感じのウエイトです。

 

空虚感とは、いったいなんでしょうか。

 

1,内容がない、あるいは薄い

2,むなしい

3,やっている甲斐がない、つまらない

 

3級の50W、2級の200W・・・オーバースペックを渡し過ぎ。

 

かつて、4・3級(旧電話級、旧電信級)は『10W』でした。

RIGの受信性能も、今よりはるかに低いスペックながら、

なぜか『よく飛んで、よく聞こえていた』のは、なぜでしょうね。

 

それは『厳しい制限下ゆえ、ANTなどのGAIN確保』など『工夫』を凝らした。

 

・10W×20dB(100倍)=実効輻射電力1,000W(1kW)←昔の10W局

・50W×10dB(10倍)=実効輻射電力500W←今の50W局

 

430MHz帯・FMでも『20dBd超えの局』がたくさんいました。

 

今は、50Wに10dBd程度のアンテナで満足される局が多いのか、

エリア超えの交信をやっている局など、耳にしませんね。

せいぜい、青山高原移動の『2エリア』との交信で満足している・・・。

 

あのー、私など大阪市内から5Wでモービル移動しながら、

1/4λのマグネット基台ホイップで、

青山高原と走りながら交信できていますが・・・。

 

資格等級は『上』なのに、中身がついていっていない(つまり、空っぽ?)。

 

50Wの『ありがた味がわからない』のは『オーバースペック』じゃないでしょうか。

 

マンネリ化しても、当たり前だと思います。

 

1,いつも

2,決まったコトや方法が

3,繰り返され

4,新鮮味が感じられない

 

ワンパターンの、つまらない仕事と同じでしょうね。

 

こんな状態が続くと『飽き』がくるのは当たり前です。

 

1,興味が失せて

2,だんだんイヤになって

3,次第に気持ちが離れていく

 

私が『3級的運用』を推すのは、

皆さんが『アマチュア無線家としての視点』を磨いてほしいからです。

何度も書きますが『3級を堪能しなければ2級の有難味もわからんだろう』に。

 

・空虚感を埋めてくれるもの

 

1,無線機材の購入

2,アイボールや、OMさんの話し(OMさんの話しも、たいがい怪しい)

3,マンネリ化した交信

 

この程度では、マンネリを長期化するか先延ばしするだけでしょう。

 

一体、何を目標設定したらいいでしょうねぇ。

 

私は『自分の名誉』がいいと思っています。

まぁ、こういうことを書くと『名声が欲しいのか』とか言われますが、

とはいえ、反発してボロクソに言うと『名誉棄損だ!』とか言うでしょ。

だれもが『名誉』を持っているし、名誉を意識しているのですから、

自身の『尊厳』を『名誉』の『形』にすればいいのではないか、と感じます。

 

その一例に、AWARDがありますね。

 

飽きずに、長くアマチュア無線を続けているOM各氏の多くは、

たいてい、HFで『DXCC』をはじめとする『AWARD』にチャレンジしています。

コンテストも『いい』と思いますが『短期決戦』です。

これは仕掛ける側が『飽きない工夫』としてプログラムを作っていますが、

この程度で『飽きない』のならば『ここまでハム人口減』にならなかったでしょう。

 

・教科書を全部?覚えて

・資格要件を満たし、合格をもらった

 

これは『入口に立った』だけのことです。

 

運転免許を取得しても、

1年間は『初心者マーク』を車に貼って明示する義務がありますね。

運転しなければ『いつまでもペーパードライバー』ですし、

運転しても『ベテラン』には、かなわない。

 

アマチュア無線も『同じ』です。

 

特に無線機材購入で『散財しがち』な方は、

そこらのオバチャンが、

通販雑誌を眺めて『いらないもの』を『衝動買い』するのと似ています。

 

あるいは、暇つぶしに百貨店に出かけ、

似たような服、靴、カバンを『衝動買い』するのと、

大して変わらないのです。

 

その程度で『空虚感』が埋まるわけがありませんね。

 

アマチュア無線は『孤高に楽しむ高尚な趣味』であるべきだと考えます。

アイボールも『たまに・・・』なら、楽しいでしょう。

しかし、何かっちゃあ『集まる、集まる』では、

場末の『安スナック』に夜ごと集まる、

安サラリーマンと似たようなもんです。

 

物品購入から卒業しないと、いつまで経っても空虚感から逃れられません。

 

1,機材の話しではなく

2,無線の話しをしよう

 

交信の中身を、少し変えると『マンネリ』から脱却できる、カモ(笑)。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●自分にとっての『情報』を定義づけしましょう。

2023年01月29日 | 社会の考察

先日『スマホ認知症』について書きました。思いのほか反響があって、ちょっとびっくりしています。https://blog.goo.ne.jp/jf3tbm_3/d/20230119

 

【写真:情報とは、いったい『何者』なのか・・・?】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆広告屋視点ですが・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

私ら広告屋(私は元広告屋)が『何のために情報を発信してきたか』。

 

それは『生活者(消費者)』が、

提供された『情報』を得て、

消費行動に出てもらう・・・ということでした。

 

今は、広告屋ではありませんが・・・。

 

大事な認識は、

・情報とは

・行動するかどうか(否か)の

・判断材料

 

そう、行動するかどうかの『判断材料』に過ぎません。

 

メディアが『今やなくてはならない生活の一部のSNS・・・』とか言います。

 

私は『さほどSNSが、生活の一部にはなってないな』と思っています。

まぁ、おおかたの方は『せいぜい、ヒマつぶし』くらいでしょうね。

このバーチャル空間に重きを置くと『ホンマ、時間泥棒やわ』と感じます。

 

他人の発信から、自分が行動を起こすかどうか・・・ほとんどありません。

 

せいぜい『7.041でFT8でCQ出してます』とか見たら、

フォロワーさんだから、応答してみようかな・・・くらいです。

これって、立派な『行動の判断材料』ですよ、ね。

 

行動しない情報が、脳に入力され過ぎると・・・

 

1,整理がつかない

2,脳内ゴミ屋敷状態

3,イライラする、いっちょ文句を言ってやりたくなる、トラブルが起きる

4,腹が立って、寝られない・・・

 

情報を軽く見てはいけませんよ。

 

睡眠障害が続くとか、

イライラするとか、

長引くと『心療内科』の範疇に入ってきます。

 

だって・・・

 

1,寝られない・・・睡眠導入剤処方(例:ゾルビデム:東和薬品)

2,イライラする・・・精神安定剤処方(例:エチゾラム(デパス系)東和薬品)

 

一旦、処方してもらって投薬を続けると・・・

 

1,体に『耐性』ができ

2,次第に『投薬量』が増加する

3,だんだん、酒量が増え『アル中』になったり『肝臓』を壊すことも

 

下手すりゃ、うつ病になります。

 

まぁ、喧嘩でもやって、

鬱積しているものを吐き出せばいいのですが、

誰でも彼でもに喧嘩を売りにいっていたら、

身体が持ちません。

 

なので『情報との距離感』が『大事』ですね。

 

余計な情報をSNSから仕入れても、

一銭にもならないばかりか、

カッカきて、イライラして、寝られなくなる。

 

必ず、眠剤か酒の世話になり『摂取量が増える』のです。

 

1,酒量が増えるより

2,安定剤処方や

3,眠剤処方の方が

4,医師の管理下なので、まだマシですけど・・・。

 

また『他人の持ち物』が『欲しくなって(欲求)』、

『カネを散財』する・・・、

何かを得たら、何かを失うのセオリー通りです。

 

世の中『好意的な人』ばかりでは、ありません、ね。

 

1,SNSから『勝友(しょうゆう)』は見つかりません

2,SNSから『行動促進』は『カネがかかってロクなのがない』

3,SNSから『他人のリア充』を見ても、羨ましいか腹が立つだけ

4,SNSから『他人の些細な自慢』を見る時間自体が、無駄

 

仲良く見えているコミュニティでも・・・

 

新しいステージに向かう前に、多くの場合、人間関係の側面にて

クラッシュ(破壊)が起こります。

 

何かを立ち上げても『破壊』は『4年目に起こる』ことが多く、

『4年目の試練』とも呼ばれています。

今、何かで『まる3年を過ぎた人』は、特に人間関係に注意が必要ですね。

 

しかし人間関係を変えると、その後の『大ブレイクに発展』も。

 

起業家が、開業して5年以内の廃業も『根底は似たようなもの』です。

 

1,情報とは『行動するか否か』の『判断材料』と認識

2,友達、親友・・・より『勝友』を、真剣に探す

3,余計な情報は、なるべく脳に入れない(脳内ゴミ屋敷対策)

4,3か月・1クールで区切って『続けるか止めるか』の判断をする

5,自分でコントロールできる範囲で行動する

 

うつ病とかになったら、イヤでしょう。

 

アマチュア無線の社団局(クラブ局)や、

いろんなサークル、同好会などが『5年の壁』を超えられないのは、

『4年目の試練』が『乗り越えられなかった結果』ですね。

 

組織化していなくても『何かを始めた4年目』に『破壊』や『分裂』が起き、

アマチュア無線・個人局の『局免許更新』せず、

嫌になって、あるいは飽きて『やめてしまう人』が後をたちません。

 

ま、世の中の仕組みどおりだと、私は思っていますけどね(笑)。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●巨大な?カウンターポイズ、だそうです。

2023年01月28日 | アマチュア無線<全般>

いつも書いている『我が家の物置小屋2棟のRF-GND』。近隣OMいはく『おぉ、これは巨大なカウンターポイズですね!』ときて『やっぱり、ね』。

【写真:屋根にアルミ板を敷き詰めて・・・】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆モービルホイップ(HF40CL)で遊んでいます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

常連読者の方には『また、同じネタか・・・』と飽きられそうです。

 

ヨドコウの鋼鈑製・物置小屋2棟を、

なんとか『一体化』させることに、少しずつ手を加えています。

まぁ、パっと見ぃは『何も変わっていない』のですが、ね。

▲幅4m×高さ2m×奥行1.2m=9.6立米≒約10立米。

 ※物置小屋の床は、100mmほど地面から浮かせています。これ、大事

 

この容積で、1.8~28MHzまで、

モービルホイップや、ファイバーポールに沿わせた、

1/4λの垂直バーチカルも、MTUで微調整程度でVSWRは『ベタ落ち』。

 

おおむね、軽四のワゴン車と同じくらいの容積でしょうね。

 

ということは、軽四ワゴンで、

しっかりRF-GNDが取れれば『1.8~どのバンドでもイケるんちゃう?』です。

ちなみに、ウチの物置小屋にセッティングしているモービル基台は・・・。

 

マグネット基台です。(ワイヤーで強制的に物置にもGNDをボンディング

 

さらにコメットのHFJ-350Hという『分割型のベースローディング』も使用。

 

これで、1.8MHz・FT8・RF-PWRは50Wで遊べています。(国内だけです)

 

普段は、HF40CL(7MHz)を常設し、

最近は、1W運用にハマっています。

給電部には、確かに1Wのパワーが届いているのですが、

アンテナが1/4λの22%程度まで短縮されていますので、

どう考えても、アンテナからの実効輻射電力が1Wとは考えにくいですね。

 

0.2Wから、よくても0.5Wくらいしか放出されていないのじゃないか!?。

 

・HF40CL

・同調点は、7.074MHzに合わせている(ここは、完璧にVSWRベタ落ち!)

・国内向けの、7.041MHzのVSWRは『1:2.0』くらい

・MTUで微調整

・VSWRが2.0なら、アンテナからは0.89W→22%まで短縮→0.19W(笑)

 

これで『JCC-600を目指している』のですから、笑ってしまいますね。

 

ま、いちおうJARL-QRP-CLUBの幽霊会員(#1267)で、

こんな『楽しみ方もあるんだ』と、知っていただければ嬉しいです。

 

★モービルホイップのエレメント調整・・・

・純正のステンレス・エレメントは不使用

・代わりに、ホムセン購入の真鍮棒(直径3mm)+銅線25mmを半田付け

・調整は、銅線をニッパーで切り込む

・できれば、CW用、FT8国内用、FT8DX用、Phone用の4本を用意

・あるいは、3mmの真鍮棒に、真鍮パイプを被せて簡易ロッドアンテナ

 →この場合、パイプが動きにくくするために『ペンチ』でかしめておく

 →運用モードを変える際に、VSWR最良点の目印を付けておくと便利

 

ステンレスのエレメントのカットは鉄ノコとか使うので、しんどいでしょ

 

いつも、同じようなコトしか書けないのですが、

少しは『人さまとは、ちょっと違ったハムライフ』を満喫し、

多少は『変化に富んだ、45年間だったのだなぁ』とも思っています。

 

そういう視点から、お暇なときに読んでいただけると、

案外、おもしろいところがあるのじゃないかな、とか。

 

私としては、そうであれば嬉しい限りです。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●大阪・タクシー運賃、大幅改定へ。

2023年01月27日 | タクシー

大阪名物?といわれた『ワンコイン(初乗500円)』タクシーも姿を消しました。コロナ禍が、3年と長引き『乗務員離れ』も加速し、週末深夜や休日は『タクシーが不足』。京橋界隈は『半減したのか』と感じるくらいに、週末深夜はタクシー難民で溢れています。私たち、タクシー乗務員にとっては『やっと、商売がしやすくなった』のですが・・・。大阪のタクシー運賃改定に関しては、業界紙や新年社内訓示等で『公開』されたので、概要を書いておきます。

【写真:大阪名物『5/5割』も、なくなるでしょう】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆近畿運輸局が、料金改定への『審査』の動き。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

長らく『大阪名物』と揶揄された『5/5割』がなくなる様相です。

 

5/5割とは『5,000円を超えた分は、50%オフ』という、

なんとも就労意欲をなくす運賃体系でした。

これが『やっと、なくなる』方向性で進んでいます。

(KグループのY氏も、やっと折れてくれた・・・(笑))。

 

規定により70%以上のタクシー事業者が希望を出したため、

近畿運輸局も動き出しました。(まず、改定案審査から)

(※現在80%以上の事業者が改定希望の意思表示をしています)

 

・初乗運賃:710円(初乗距離は未定。現行1.7km:680円)

・遠距離割引:9,000円以上は10%割引

・爾後(ジゴ)料金:従来どおり80円ずつ加算(未定)

・爾後距離:現状より短くなる(メーターの上がりが早くなるが詳細未定)

 

概ね、首都圏エリア同等と予想しています。

 

初乗距離が、現行1.7kmを踏襲したとして、

旧運賃の2.0kmまで680円だったのと比較すれば、

改定運賃だと、2km乗ると、790円、870円あたりになるでしょう。

 

現在、840円くらいで乗れていた距離でも、

改定運賃だと、950円~1,030円(約1,000円前後)になると見ています。

 

また、消費税免税対象の個人タクシー事業者も、

インボイス導入によって減収が見込まれ、

運賃改定に手を挙げました。

 

概ね、16%~27%程度の値上げになるのは必至でしょう。

 

従来、10,000円分走っても、支払時には7,500円・・・。

 

もう、5/5割の役割は果たした、終わったのです。

この背景には、団塊の世代が『大量退職』するのを見据えて、

年金受給までの空白期間の雇用確保などが主目的でした。

 

5/5割だと儲からないのでは・・・?

 

もちろんやる気が失せるくらい、儲からない仕組みでした。

とはいえ、大量退職の雇用の受け皿だったタクシー業界は、

『運賃が高かったらホテルに泊まる層』を取り込むべく、

5/5割を強行し、ホテル需要をタクシーに向かせました。

ホテル層を取り込んだため、かろうじてやってこられたのが実情です。

 

その団塊世代のドライバーが、いよいよタクシーからも大量退職・・・。

 

2025年には、団塊世代全員が『後期高齢者』に突入します。

また、多くのタクシー会社が75歳~80歳の間で『定年退職』を告げ、

いよいよ、タクシー業界も乗務員不足が深刻化します。

さすがに、後期高齢者乗務員の再雇用は、一段と難しくなるでしょう。

 

今度は『若い乗務員が家族を養って食べていけるように』と大変革。

 

まぁ、昭和時代のように『元通りになるだけの話し』なのですが、

平成に入って以来『就職氷河期世代』が『ハケン』で苦しむ中、

まだ、ハケンより自由度が高く、高収入も期待できるタクシー業界に、

若い人が、少しずつ入ってきています。

 

今までのように『供給過多』はありません。

 

すでに、需給バランスが逆転している地域もあり、

『どこそこまで行ってくれや』的な、横柄な乗客も激減しています。

 

運賃改定で、一時的なタクシー離れはあるでしょう。

 

とはいえ、運賃が少々高くなっても『乗る人は乗る』のです。

むしろ、タクシーを必要とする人が、乗れればいいのです。

今までのように『安いから』で乗っていた人は、

ホテルに泊まるなり、朝まで飲み屋で過ごすなり・・・。

 

安いから乗っていた人が減ると、本当に必要な人に回ってきます。

 

2025年、大阪万博も開催されます。

コロナも落ち着き、インバウンドも期待されています。

だんだんと『加齢臭のする、おっちゃんタクシー』が減り、

接客の質も、ずいぶんよくなってきました。

 

・乗客も、アプリでタクシーを選ぶ時代ですが

・タクシーも、乗客を選ぶ時代に戻りつつあります

 

やっと、ウインウインの関係に戻り、

等価交換、双方がイーブンの関係に戻ります。

今までのように『雲助扱い』していたら、

社会的に下に見ていたタクシーから『乗車拒絶されるかも』知れません。

パワハラ客、モラハラ客には、運送約款に従い『対処』されます。

 

すでに『初乗500円台』の『安モンタクシー』は激減しました。

 

いろんな価格が高騰していますが、

本当に必要な方に、ご利用いただけるようになりつつあります。

また、若い層が、この稼業できちんと生計が立つようになってきました。

 

運賃改定は、2023年末繁忙期頃と予測しています。

私たちも襟を正し、接客の質を上げています。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。