OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●ムセンも『PDCA』でやると無限ループで長続き。

2023年07月12日 | アマチュア無線<全般>

仕事では、フツーに『PDCAサイクル』でやっているのに、ホビーになると『どうして、あてずっぽうになるのだろうか』と、不思議に感じることがあります。

【写真:仕事のノーハウをホビーに活用したら・・・?】
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◆ホビーにも目標を持って勉強や運用すれば、道は拓ける。
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最終目標なんてのは、まだ立てなくていいと思います。

そもそも、アマチュア無線の最終目標なんてのは、

せいぜい、DXCCのオナーロールだとか、

旧よみうりアワードくらいに難易度が高いものと、相場が決まっています。

 

長続きしている局の『おおかたは、たいていAWARDをやっている』。

 

まぁ、個人の趣味ですから『押し付け』はしません。

好きなようにやればいいと思っています。

しかし、430MHz帯・FMの運用を聴いていると、

『この方々、3年、5年、7年後、ムセンやっているかな?』と感じること多々です。

 

カムバック組は『過去の成功体験』を捨ててみましょう。

 

SSBやCWでDXをやっていた・・・、気持ちはわかります。

ですが、世界のDXerが『おおかたFT8などのDigitalモードに移行』しています。

当たり前ですが、コンディションがいいのにも関わらず、

SSBやCWの運用帯(バンドプラン)は閑古鳥で砂の嵐状態です。

 

食わず嫌いも結構ですが、一度FT8も、食ってみるのもいかがでしょう。

 

3アマ的運用でも『FT8で1年やってみる』ことで、

思った以上に、多くの局と交信しているものです。

 

・AJD

・JCC-500

・WAJA

・WASA-HF

・ADXA-Half

・WAC

・DXCC-100

 

このくらいは、少なくともWkdできますし、Cfmできているものもあります。

 

どのバンドを用いるのかにもよりますが、

7、18、21、24、28MHzの5つのバンドで、上手く使い分けていけば、

Digitalモードの特性を活かして、

今まで『Top DXerの領域で、夢のまた夢』と思っていたものが、

意外と、手が届くところにあると気づきます。

 

まずは、そこらの『中間目標』は持った方がいいでしょう。

 

1,あるべき姿(理想の姿)

2,現在の自分の姿(現状認識)

3,そのギャップをどう埋めるか

4,そのグランドデザインを描く

5,それが『当座の達成できそうな目標設定』です

 

いいでしょうか、達成できそうな目標ですよ。高い目標はいりません。

 

とにかく『達成できそうな目標』を立ててみるのです。

最初は『そんなのできるかな』と思いがちですが、

FT8で、特に7.041MHzの国内交信で『練習』を重ねていくと、

FT8での失敗や不具合の克服など『学ぶことが多々』です。

 

7.041MHzなら、失敗して恥をかいても『国内』で済みます。

 

ロールコール命の方もいらっしゃることだと思いますが、

アクティブなロールコールでも『毎週やっても、現在130回程度』ですから、

せいぜい、2年余りで『その歴史は非常に浅い』ものです。

コアメンバーがコケたら、そのロールコールは『おしまい』です。

 

もうすぐ、関ハムが開催されますね。

 

よく耳にする『会場でアイボールしましょう』も否定はしませんが、

多くは『自分が何をどうしたいのか、わかっていない』のですから、

同じような境遇の方を探して『お茶を濁す程度』の話です。

 

ロールコールを毎日、追いかけ倒している人は『ほぼ無策』です。

 

こういうことを意識していたり、

達成できそうな目標を持っていたら『アイボール』の優先順位は下がります。

もっといえば『コンディションがいい時期に休日をアイボールに充てるのはもったいない』です。

 

何をどうすれば、楽しく長続きできるか・・・。

 

アマチュア無線の『よくないところ』は『教育システムがないこと』です。

一部を除き『動画を教科書にしても伸びない』です。

また、目標を立てても『計画通りにはいかない』のは他の分野と同じです。

教育システムがないのは『業界の怠慢』しかありませんが、

ないものはないのですから、自身の頭で考えて開拓せねばなりませんね。

 

必ず『頭打ち』がやってきます。DXをやっていても頭打ちがあります。

 

じゃあ、国内のAWARDをやっても・・・やっぱり頭打ちがきます。

そこで『QRO』を選択するならば、上の資格を取るために勉強もします。

あるいは、アンテナの利得で実効輻射電力を上げるならば、

アンテナに関する勉強や、情報収集、調査や研究もするでしょう。

 

QRO≒アンテナの利得で『実効輻射電力』を上げるのは『同じ』ようなものです

 

同じ境遇の方とアイボールして『傷の舐め合い』をするのは時間の無駄です。

 

ひとつの『目安』ですが・・・。

 

・JCC-500

・DXCC-100

 

このあたりで『どの辺に注力するのか』の判断する時期になる方が多いです。

 

CWもやれるに越したことはないと思いますが、

これも『通信手段のひとつ』に過ぎません。

CWでも聞こえない、届かないところと『FT8』であれば、

交信のチャンスが飛躍的に増えるのです。

満足感や達成感というものは『単なる感情の問題』です。

 

・独自路線を進むにしても

・一定数は『圧倒的』にやらないと、独自路線は歩めません

 

よく、ビジネス本で『ナンバーワンより、オンリーワン』とか書いていますね。

 

確かに『そうなれば、理想』です。

しかし、何かでナンバーワンにならないと、

オンリーワンになれる人は、ほとんどいないのです。

 

私ですか・・・?

 

アマチュア無線ではありませんが『BCL界』でナンバーワンを2回取りました。

韓国KBS日本語放送で『模範リスナー』『優秀リスナー』の2回の賞を頂きました。

特筆しておきたいのは、1996年上半期の模範リスナーに選出され、

韓国KBSから招聘を受けました。

往復の航空運賃(大韓航空・ビジネスクラス)、現地滞在費、その他もろもろ、

すべてKBSが負担してくれました。

 

選出されるには・・・

 

・圧倒的な数の受信報告

・番組内容に関する各種提案

・リスナー間の横のつながり(インターネットがない時代に・・・)

・新規のリスナーの発掘

・番組への積極参加 等々

 

この経験が活き『ナンバーワンを取らないとオンリーワンにはなれない』を実感しました。

 

さて、あなたは『何をやって』、ご自身の方向性を決めていきますか?。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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