災害時の予備回線にアマチュア無線が有効ならば、無線中継局(レピーター)のみならず『山頂からシンプレックスでやるべき』が持論です。兵庫県南部地震の際に、京都の花背峠は『非常に有効だ』を経験しました。その後、いろんなところで大地震が起きました。東日本大震災の際、初動は『自治体では意思決定が遅い!』と、大阪に本社を構えるアウトドア用品メーカーの『モンベル』が、社長自らハンドルを握って東北入りしたのが印象的でした。さて、同じことが、私たちにできるのか・・・。
【写真:日々、無線機を使いこなしてこそ『初動対応』できるもの】
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◆当社団は、災害時の体制は取っていません。
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そもそも、FM守口への『あてつけ』で作った社団局、JL3YIQ・・・。
それも途中で、だんだん『ばからしく』なり、
局免許も流してしまいました。
15年ぶりに『新規開局扱い』で、
今度は『アマチュア無線の後継者育成』を主眼において再開局しました。
1,災害時を想定した運用は、しない
2,構成員を、増やさない
3,災害時に『自主的に動ける局』を『把握しておく』にとどめる
新規のクラブ員募集は『しない理由』があります。
・人数が多くなると
・様々な意見が出て
・方向性が変化する
・ならば、ホールディングス方式で
・主催のイニシアティブを取ればいい(要は議決権与えなくてよい)
コアメンバーだけ『シンクタンク化』しておけばいいのですね。
・リーダー(1人)
・監査役(1人)
・サポーター(2~3人)
・スペシャリストな人(2~3人)
合計すると6~8名の『小回りが利くグループ』です。
これだけいれば『1人が30人の人脈がある』と仮定して、
総数180人から240人の『潜在的なつながり』があります。
この考え方は『広告屋のチーム編成』を応用しており、
ひとつのプロジェクトを完成させるために、
適材適所のスペシャリストを配置すれば『納品ができる実績』からです。
・大将
・番頭
商いに置き換えれば『わかりやすい』のではないでしょうか?。
要は、やはり『番頭』です。
広告屋の場合、番頭とは言いませんが、
・プロデューサー(大将)
・ディレクター(番頭)
・プランナー
・コピーライター
・デザイナー
・カメラマン
こういう人員配置の構図でモノゴトが進みます。
よくわからない方は『チーム・バチスタの栄光』のDVDでも見てください。
役場に設置したレピーターが無意味だとは言いませんが、
何か、ルーティン化しているだけで、
MCのキー局も人材不足が実情ではないでしょうか。
災害を想定もいいですが、まずは『通常運用』です。
・災害のために無線をやっているのではなく、
・電波伝搬の不思議やおもしろさを追求しています。
・普段、使っていなかったら災害時には使えない、それだけです。
・いちおう、兵庫県南部地震当時の活動は記録(指示マニュアル)を保存。
・震災時『非常通信もどき』をやって混乱していたのを横目に見ていた
災害対策の『やってる感の演出は、もうええぞ』と思っています。
毎度おおきに。ほんじゃーね!
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