OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●災害のために、ムセンをやっているのではありません(続)。

2023年03月25日 | JL3YIQ・First-Club

災害時の予備回線にアマチュア無線が有効ならば、無線中継局(レピーター)のみならず『山頂からシンプレックスでやるべき』が持論です。兵庫県南部地震の際に、京都の花背峠は『非常に有効だ』を経験しました。その後、いろんなところで大地震が起きました。東日本大震災の際、初動は『自治体では意思決定が遅い!』と、大阪に本社を構えるアウトドア用品メーカーの『モンベル』が、社長自らハンドルを握って東北入りしたのが印象的でした。さて、同じことが、私たちにできるのか・・・。

【写真:日々、無線機を使いこなしてこそ『初動対応』できるもの】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆当社団は、災害時の体制は取っていません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

そもそも、FM守口への『あてつけ』で作った社団局、JL3YIQ・・・。

 

それも途中で、だんだん『ばからしく』なり、

局免許も流してしまいました。

15年ぶりに『新規開局扱い』で、

今度は『アマチュア無線の後継者育成』を主眼において再開局しました。

 

1,災害時を想定した運用は、しない

2,構成員を、増やさない

3,災害時に『自主的に動ける局』を『把握しておく』にとどめる

 


新規のクラブ員募集は『しない理由』があります。

 


・人数が多くなると

・様々な意見が出て

・方向性が変化する

・ならば、ホールディングス方式で

・主催のイニシアティブを取ればいい(要は議決権与えなくてよい)

 


コアメンバーだけ『シンクタンク化』しておけばいいのですね。

 


・リーダー(1人)

・監査役(1人)

・サポーター(2~3人)

・スペシャリストな人(2~3人)

 

合計すると6~8名の『小回りが利くグループ』です。


これだけいれば『1人が30人の人脈がある』と仮定して、

総数180人から240人の『潜在的なつながり』があります。

 

この考え方は『広告屋のチーム編成』を応用しており、

ひとつのプロジェクトを完成させるために、

適材適所のスペシャリストを配置すれば『納品ができる実績』からです。

 


・大将

・番頭

 


商いに置き換えれば『わかりやすい』のではないでしょうか?。

 


要は、やはり『番頭』です。

広告屋の場合、番頭とは言いませんが、

 


・プロデューサー(大将)

・ディレクター(番頭)

・プランナー

・コピーライター

・デザイナー

・カメラマン

 


こういう人員配置の構図でモノゴトが進みます。

 


よくわからない方は『チーム・バチスタの栄光』のDVDでも見てください。

 


役場に設置したレピーターが無意味だとは言いませんが、

何か、ルーティン化しているだけで、

MCのキー局も人材不足が実情ではないでしょうか。

 


災害を想定もいいですが、まずは『通常運用』です。

 


・災害のために無線をやっているのではなく、

・電波伝搬の不思議やおもしろさを追求しています。

・普段、使っていなかったら災害時には使えない、それだけです。

・いちおう、兵庫県南部地震当時の活動は記録(指示マニュアル)を保存。

・震災時『非常通信もどき』をやって混乱していたのを横目に見ていた

 


災害対策の『やってる感の演出は、もうええぞ』と思っています。

 


毎度おおきに。ほんじゃーね!

 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●災害のために、ムセンをやっているのではありません。

2023年03月24日 | JL3YIQ・First-Club

アマチュア無線中継設備(以下レピーター)を使用した『災害時を想定した電波伝搬の把握』という活動が『流行っている』印象です。しかし『阪神淡路大震災』の時、そのレピーターは『機能していましたか?』。私がレピーターに懐疑的なのは『たぶん、機能しないだろうな』と感じるからです。大きな災害時に必要なのは『レピーターのような道具』より『臨機応変の対応』です。

【写真:まずは、通常交信で『腕』を磨いて!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆阪神淡路のとき。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

私は『430MHz帯・FMのメインローカル』という、

なんとなく、いつもお馴染み局との交信を楽しんでいました。

そんな折に、阪神淡路が起きました。

 

当時は京都市左京区に住んでいて、花背峠まで30分で登れました。

 

・2エリア(東海)、3エリア(近畿)に照準を絞り(輸送ルートの関係)

・通常交信を行い

・その交信の折に『物資提供』を呼びかけました

 

多くのメインローカル局と『交代』で移動運用しました。

 

・2エリアから集められた物資は

・東名阪の御在所SAで、3エリアの貨物車に積み代え

・名阪国道(国道25号)から大阪府に入り

・兵庫県南部地震救援物資輸送の貨物車で、封鎖拠点の歌島橋から西へ向かう

・無線機器設置を受け入れてくれた兵庫の日赤病院へ届ける

 

こんな流れのお手伝いをしました。

 

・無線機器の搬入は京都の日栄ムセンさん

・どこの自治体も体制不備で

・無線機器の受け入れを『拒否』

・日赤病院が快諾

・主として、日赤を収集拠点に活動

 

結局、自治体は全くアテにならず民間と医療機関の協力体制ができた

 

阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)以後、

40万人規模の中核都市は『第三セクター』のコミュニティFMを開設。

とはいえ『中身は大量退職を迎える団塊世代の放送マンの雇用受け皿』。

また行政防災無線強化の予算計上でコミュニティFMを『体裁』で作っただけ。

 

放送局立ち上げの指導にあたったのは、主に『音楽FM局』の退職者でした。

 

FM=音楽放送しか『頭になかった』のでしょう。

すぐに使えるDJを『タレント事務所』からハケンして、

コミュニティとは程遠い『音楽番組主体』です。

 

ボキャブラリーが少なく『リクエストください、メッセージください』だけ。

 

こんな『ていたらく』ですから、

当時の枚方市長(産経新聞上がり)肝いりの『FM枚方』も、

昨年だかに『廃局』に追い込まれたのも記憶に新しいです。

 

スポンサーも『おつきあい』でCM出すだけ。採算が合うわけありません。

 

かろうじて、FM守口が『コミュニティFMらしき番組』を展開していました。

開局に参画したのは『Nテレビ(当時のU局)』を退職した『T氏とU氏』でした。

これまた、Nテレビでの『不倫騒動』だかで依願退職に追い込まれ、

FM守口開局を『渡りに船』とばかりに入り込み『守口市の予算』を食い物に。

 

守口市の喜多市長(当時)宛てに『怪文書』が多数届き、T・U両氏は解雇。

 

守口に関しては『兵庫県南部地震』の発生時には、

すでに開局していたので『近畿で唯一、震災経験局』という点では、

まだ期待が持てますが、南海トラフでは『はたして?』です。

 

・毛細血管のように地域に入り込んで情報を伝えられるか?

 

現在、アマチュア無線で災害時を想定した電波伝搬の把握とかやっていますが、

運用しているおおかたが『高齢者』で、

私らは『おいおい、災害時に足手まといやないか?』を感じます。

 

JL3YIQを設立した当時は『FM守口』への『あてつけ』でもありました。

 

明日につづく・・・。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●ナンバーワンは大事だから『イチバン宣言』をしておきます。

2023年03月12日 | JL3YIQ・First-Club

日本一高い山は『富士山』ですね。では、日本で二番目に高い山は・・・。山梨県の『北岳』で、3.193mだそうです。でも『ネット検索』でもしなければ『北岳』なんて『ほとんど知られていない』のです。

【写真:小学1年生でも知っている、日本一高い山『富士山』ですね】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆一番最初に『思い出してもらう』のが、ブランディング。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

JL3YIQ・First-Clubは『ファースト・クラス』を目指しています。

 

・1級資格より

・一流志向

・二番手より

・最初に思い出してもらう『一番手』

 

そう『ナンバーワン』を目指しています。

 

アマチュア無線界でも、

いろんな『ナンバーワン』がいらっしゃいますが、

私のところのFirst-Clubは、

 

不戦勝で『ナンバーワン』を取る、つもりです。

 

コンテストでナンバーワンを取るのも、

若い頃なら『よっしゃ、いっちょ、やったろか!』でしたが、

還暦オヤジが不眠不休のコンテストでナンバーワンなどを目指せば、

必ず翌日は『あー、しんどい・・・』になるのは見えています。

 

いつも書いていますが・・・。

 

アマチュア無線界に決定的な不足は『教育システム』です。

教育といえば、偉そうですが『育成システム』が不足しています。

せっかく4級を取ったのに、次は3級を取れだの、

3級を取ったら取ったで、勢いのあるうちにeラーニングで2級を、とか、

 

2級を取ったら、100~200Wの移動しない局免許・・・

 

要するに『アマチュア無線業界の都合』なのですね。

それで、移動しない局の免許を下ろしたら、

あとは『ほったらかし』です。

 

一体、何を目的に2級を取るのでしょう。

 

確かに、2級を取れば『10・14MHz・200W』が可能ですし、

一番のメリットは『出られないバンドがなくなる』、それだけの話しです。

やってみればわかりますが、DXのメインストリートである14MHz帯は、

それこそ『DX争奪戦』という『戦いの場』でもあります。

 

考えただけでも『あー、しんど・・・』です。

 

私たちのFirst-Clubは『小さなチーム』です。

小さなチームでも『一番』を取るのは、

そんなに難しいことではありません。

 

・既存のプログラムを用いて育成システムを導入

・自分たちのポジションを限りなく小さくする

・やっていて『ハッピー』を感じる運営を目指す、だけ。

 

育成システムとか言ってますが・・・。

 

・すぐやる

・整理整頓

・継続する

 

まぁ、こんなもんです。でも『ブルー・オーシャン』なんですわ。

 

・小さな設備

・小さなチーム

・小さな場所

 

最初は、小さな場所で『一番』を取ります。

 

ビジネスの分野でも同じですが、

失敗する会社は、いきなり大風呂敷を広げています。

どうしても『大きな場所』を選んでしまいますね。

そこには『ライバル』がたくさんいます。

ライバルが多いと『戦い』が始まり、

勝ち負けがあるのは自然な流れですね。

 

失敗する会社は、失敗すべく失敗しています。

 

私たちのチームは『私らが「一番です」』と、

クラブ名で『先に宣言』しています。

ま、何がイチバンなのかは『誰も知らない』のですから、

とりあえずは『私らがイチバンです』と『宣言』しました。

 

イチバンを取るためには、がんばりますわね。

 

こうやって、イチバン宣言をしていくと、

案外、周囲は応援してくれています。

まぁ、そのうちに『これでイチバンを取ったよ』の宣言をしますね。

 

まずは『イチバン』を宣言して、多くの方に覚えてもらうのが大事なんです。

 

何を目的にしているかって・・・?。

それは『アマチュア無線をやっていて、ハッピーだな』と思う局を、

1局でも多く『増やすこと』です。

 

上の資格を持ったって、ハッピーになれるとは限らないのです。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●社団局(クラブ局)のQRZ.com登録。

2023年03月11日 | JL3YIQ・First-Club

世界中のDXerが登録している『QRZ.com』です。DXerに限らず、国内交信が多い局も、今や『QRZ.com』に登録している局が多数います。JARLも『局名録』を出版していますが、即時性の視点でみれば『QRZ.com』にはかないません。また、FT8/FT4等でDXが身近になった昨今、QRZ.comは『必須アイテム』とも言えます。個人局の登録はカンタンですが、社団局は少し事情が異なります。

【写真:個人局は、誰でもカンタンにできますが・・・】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆クラブ局単体でQRZ.comへの登録は『規約』により、できません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

意外と知られていないのが『クラブ局がQRZ.comに登録する際の手順』です。

 

1,個人局(クラブ代表者が多い)に紐付け(親子関係)

2,社団局は、個人局の『子』の関係

3,親子電話をイメージすれば、わかりやすい・・・かな

 

1,まず、基になる『個人局』の『Forums』→『Forums Home』に入ります。

 

2,ForumsのForum Homeの『下の方』に、

 『Add My Call Sign to QRZ-Database Helpers Forum』があり、

 そこを『クリック』します。

 

3,画面右上の方に、小さく『Post New Thread』と書かれています。

  そこをクリックします。

 

4,Open Caseの空白に『Prease add my~(略)』を打ち込みます。

  下のテキストボックスには、

  コールサインのデータベースに入れる情報を打ち込みます。

  予めTEXTで作成したデータを『コピペ』するといいでしょう。

  

<最低限必要な情報>

Callsign:登録したいクラブのコールサイン
First Name:クラブ名の前半
Last Name:クラブ名の後半(~Club等)
Address Line 1:あなたの住所の番地と町名
Address Line 2: あなたの住所地の市や都道府県名
Zip/Post Code:あなたの郵便番号
Country:JAPAN
QRZ manager:あなたのコールサイ

 

5,よければ、QRZ.comに送ります

6,データベースに反映されるのは、少し時間がかかります。

  とはいえ、長くても半日程度ですから、夜中に送っておけば翌朝か、

  お昼休みくらいにはデータベースに入ります。

7,先に登録済の『個人局』の『アカウント』をクリックすると、

  このように『個人局』と『クラブ局』のコールサインが2つ並びます。

8,ここから、コールサインデータや局の概要を打ち込んでいきます。

  いわば『コールブックの詳細』です。

9,QRZ.comに登録しているユーザー向けに、

  『連絡先のメールアドレス』も表示可能になります。(意外と便利です)

  例えば『FT8は電子Cfm』としていても『紙カードが欲しい局』は、

  QRZ.comに登録しておけば『SASEで送ってください(日本語可)』等、

  必要に応じたメッセージを掲載しておけます。

10,QRZ.comに登録しているユーザーは、

  Email:Use mouse to view..にマウスを近づけると、

  データベースに登録したメールアドレスが表示されます。

  JA局の多くが『コールサイン@jarl.com』をお使いですが、

  yahooやGmailなどのフリーメールアドレスを登録する方も多いです。

 

クラブ局の場合、活動の様子を写真や動画で紹介される局もあります。

個人・社団問わず『ブログ』をリンクしたり、

いろんな活用方法があります。

 

個人情報が気になる・・・

 

そういう方は、QRZ.comに登録しない方がいいと思いますが、

国際的で健全な紳士・淑女の趣味ですから、

過剰な神経質になるより『公開しても大した問題は起きない』ものです。

 

そこは『大人』の『脳みそ』で考えていただければよいかと思います。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


●JL3YIQ・First-Club。

2023年03月10日 | JL3YIQ・First-Club

再開局(新規開局扱い)した『JL3YIQ』。定款変更の書類が3月3日、近畿総合通信局に受理されました。不足書類を指摘され提出を求められ、滞りなく3月7日に書類一式を揃えて再提出しました。旧社団名から名称変更を行い『ファースト・クラブ』という名称変更が現在進行形です。再開局に向け、ご尽力いただいた関係者各位に厚く御礼申し上げます。

【写真:QRZ.comやeQSLなども並行して準備を進めています】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆大事なのは『一級資格』より『一流志向』の『人物重視』です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ファースト・クラブは『一流』志向の非営利活動団体です。

 

アマチュア無線の社団局『JL3YIQ』は、

ファースト・クラブ内の『分科会』といった位置づけです。

アマチュア無線のみならず『一流志向者のフォーラム』、

あるいは『一流志向者のコミュニティ』とでもいいましょうか。

 

例えば・・・

 

・音楽分野の指導者グレード保持者

・珠算、暗算、柔道、剣道等の段持ち

・企業経営者

・教員資格保有かつ塾講師経験者

・他の趣味・特技での『第一人者』とされる方

・職場等における人事教育の経験者

 

まだまだ弱小ですが『それなりの方々』が集まりました。

 

クラブ全体としては、

アマチュア無線に限らず『一流志向』の人たちが集います。

 

大手企業 ≒ 一流企業・・・とは言えないのはご承知の通りですね。

 

勘違いされると困るのは『プロ≒一流』という思考です。

プロとは『その生業で生計を立てている人』を指します。

極論すれば、不動産業者の『地上げ業者』も、

その道の『プロ』ですが、できれば関わりたくありませんね。

 

無線に話を戻しましょう。

 

アマチュア無線の資格で『最上級』は『第一級アマチュア無線技士』です。

かといって『1アマ』だから『できて当然・・・』とは、

なかなかうまくいかないのが実情です。

運用が『なってない1アマ』も『ごろごろ』いますし、

大企業OBの1アマでも『元エンジニア(元職人)』で、

人づきあいやコミュニケーションが苦手な人もたくさんいます。

 

1アマ崇拝・・・、私は、好きではありません。

 

かといって、プロ資格の『一総通』を持っていたとて、

それは『一総通でしか認められない技術や知識』を国家が認めた、

ということに過ぎませんね。

 

例えば、一総通でしか得られない『電信の和文試験合格』ということです。

 

アマチュア無線を使って『アマチュア業務』を行うならば、

自分がやりたいことができる資格を持ち、

それを『自分なりの遊び』として確固たるモノにしていれば、

私は『それでいい』とも思うようになりました。

 

3級的運用を推進しているのも、自分なりの遊び方が『そこ』にあるからです。

 

コロナ禍で、いろんな業種が打撃を受けたのも記憶に新しいですね。

しかしながら、例えば飲食店に休業要請が出た時期がありました。

 

・休業要請を受け、仕事をせずに休業の協力金をもらい

・休業期間に、持て余した時間で『eラーニング』で『A級2アマ』を取り、

休業協力金の一部で、アマチュア無線機器を揃え

何の罪悪感も持たず『当然の権利』と『したり顔』の人もいます。

・協力金の一部を『長年掛けてきた保険金の一部』と話をすり替え、

・豪勢な無線機器を揃えて、嬉しがったり開き直る人も少数ながらいます。

 

2アマというより『やっぱり、二流、いや三流だな』と感じます。

 

こういう人たちは『実力』と勘違いも甚だしいです。

そもそも、10歳代や20歳代の『柔らかアタマ』なら、

従来の『国家試験』もパスしやすいですね。

 

老化の進んだ50歳代、60歳代でeラーニング合格とは滑稽なものです。

 

要は『内的要因』は『何も変わっていない』か『老化の一途』です。

ところが、今回のコロナ禍も、協力金も、eラーニング制度も、

全て『外的要因』の『変化』の賜物であることを、

再認識していただきたいと、切に感じます。

 

旧1・2級者減少のため『数合わせ』で『制度も規制緩和された』のです。

 

まぁ、国の制度設計が変化したのですから、

文句を言っても仕方がありません。

とはいえ『大きな顔をするには、10年早いです』。

 

数合わせ・・・キツい表現ですが。

 

かつて、団塊世代の大量退職に備え『年金空白期間を埋めるため』に、

雇用の受け皿として、タクシー台数の大幅規制緩和や自由化と、

本質は『何ら変わりがない』ということだけは、

認識していただきたいと思っています。

 

いちいち資格自慢はしませんが『上には上がいる』のです。

 

私たちのクラブは、カンタンに人を募集しません。

正規の構成員は『全て理事会承認』を得なければなりませんし、

カネを持っているから、役職地位があるから・・・。

そんなところは『評価の対象外』にしています。

 

きちんとした『信念』のある人にしかお誘いしていません。

 

1,大義名分を持っていますか?

2,自分の才能を見つけ、磨く努力を怠っていませんか?

3,具体的かつ実現可能なヴィジョンを持っていますか?

4,弱肉強食が『世の中の真の姿』を理解していますか?

5,物事の本質を見抜き、信念を持っていますか?

 

ファースト・クラブの構成員になるには、ハードルを上げています。

 

1,安ければいいエコノミークラスや、

2,日銭志向のビジネスクラスは、世の中にあまたあります。

3,私たちは『ファースト・クラス』の方だけを求めています。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。