Youtubeではダメなのか・・・。ダメに決まってますやん(笑)。だって、Youtubeの発信者の90%が『素人』です。中身はともかく、キャッチーなタイトル、サムネ、どうすれば『バズるか』だけが『最適化』されたツールです。再生回数ヒエラルキーみたいなのもあって、本当のすごい専門家が発信している動画の再生回数が『ほとんど伸びていない』なんてことも、ザラにあるわけで。アマチュア無線に入ってくる、戻ってくる『きっかけ』がYoutubeだった・・・というのは『いい』としても、継続的にYoutubeを視聴し続けていると『ばかになる』と言い切ってもいいです。

【写真:しょうもない飲み会に行くくらいなら『良書』を読むべし】
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◆カンタンにアクセスできる情報なんて、ジャンク情報で身に付かない。
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例えば『洋書』を読むとします。
英語で書かれた一冊の本を読むとしたら『3か月』ほどかかるかも。
それも『辞書』を引きながら、読むのですから『苦労』すると思います。
同様に『CW』を身につけるとしたら『苦労』しますね。
その『苦労』した分だけ『体が覚えている』からこそ、
暗記受信や筆記受信、高速受信、和文交信・・・などに広がっていきます。
要は『記憶定着させるには「苦労すること」』です。
デジタル化の黒船が来たのですから、CWに固執するのは得策ではありません。
とはいえ、まだまだ電信ファンが多いムセン界ですから、
この先、数年間は『交信相手に困ることはない』とは思います。
やりたい方は、苦労してCWを身につけてください。
その苦労は、決してムダではありませんから。
Youtubeの見方について述べます。
基礎知識や概要の知識がある人が、
Youtubeの動画を見るのはいいと思います。
そういう人は『自分に適した動画の選択力』もお持ちですから、
自身の基礎知識を、さらに積み上げていくのも可能です。
問題は、ニューカマー局です。
Youtuberの言うことを、定期的に視聴しても、
せいぜい『意識レベルが少し高い人』になれるのが関の山でしょう。
ムセン関係の専門誌は『売れない(商売にならない)』ようで、
どうしてもYoutubeに走り勝ちになるのは理解できます。
そんなコトに時間を費やすなら、
45,550円払いe-ラーニングで第二級を目指しましょう。
その『教科書』を熟読するだけでも、
だらだらと『ながら視聴するYoutube』に時間を取られるよりはマシです。
良書を読むのは、ムセンに限りません。
Youtube視聴でも『ノートを取る、メモを取る』なら能動的です。
しかし、多くの方が『ながら視聴』で『受け身(パッシブ)』な状態です。
ならば、ロングセラーになっている良書を図書館で借りてきて、
読書ノートを作って、じっくり時間をかけて読むだけでも、
人とは必ず差がつくものです。
ビジネスでも同様でしょう。
他人と同じコトをやっていて成功したい・・・というのは、
私は『考えが甘い』と思います。
そもそも、バズっているのは『多くで話題になっている』のですから、
みんなと一緒のことをやって『差が付けられるわけがない』のです。
自ら好んで『その他、大勢』に参加する『烏合の衆』になるだけです。
本屋に行って『新刊』や『話題本』を買って読む必要はありません。
出版業界は『特殊な分野』で、
早ければ1週間、長くて1か月で棚から消えます。
書店業界は『委託販売』なので『売れなかったら返本』されます。
おおむね『50%』が返本されて棚から消えているのが実情です。
そんな本を読んで『人生が変わる』と思いますか?。
人生が変わるのは、大げさかも知れませんが、
せめて『行動が変わる』くらいは目指したいものです。
多くの経営者は、座右の銘があるものですし、
常に本を読んでいます。
無駄な会議や、わけのわからない打ち合わせより読書の方が値打ちがあります。
だいたい、経営者は『孤独』ですし、誰もアドバイスもくれませんね。
本を読んで、身に付くと『それがデータベースになる』のです。
話題の引き出しが多い人は、必ずどこかで本を読んでいます。
ワイドショウのようなYoutubeばかり見ていると、確実に情報弱者になります。
よく考えてみてください。
素人が副業的に発信している動画なんて『ジャンク情報』ばかりでしょう。
ポテチやインスタントラーメン、
コンビニ弁当や、ハンバーガーばかり食べているのと同様、
ジャンクフードを食べ続けていたら『不健康』ですし『病気』になります。
Youtubeに限らず、SNSも『ジャンク情報』や『ゴシップ』だらけです。
ジャンク情報ばかり好んで視聴、購読していると『ばか』になりますよ。
これで『他人と違った人生を・・・』なんて『正気の沙汰か?』と言えます。
アマチュア無線とは関係がありませんが、
行動を変える、心理が変わる、人生が変わる・・・、
出会った本で、それも良書で人生が変わることも多々あります。
素人が作ったジャンク情報ばかり吸収して、
それで会社がよくなるとか、人生が変わる・・・そんなわけないでしょう。
アマチュア無線界も『洋書の良書を翻訳して出版』したら、ムセン界も変わります。
今の出版事情をみると、きっと実現しないでしょう。
締めきりに追われ、配本して100%のカネが一旦は入るが、
その後、50%返本されて、50%の返金をせねばならない。
そのために、次の号を出して100%のカネが入って、
先の号の『ー50%』を『相殺する』ような『自転車操業』です。
出版社にもランクがあります。
・CQ-hamradio
・HAM World
やはり『CQ-hamradioの方が上位』です。
つまり『出版業界にも足きり』が存在するのです。
HAM Worldにも『いい記事』はありますが、
多くは、CQ-hamradio誌だと『足切りされる人』が寄稿文を書いています。
一定数以上の本を読んでいたら、これくらい瞬時にわかるものです。
私が『両誌とも購入する』のは『半分は勉強、半分は、あら探し』です。
それでも、紙に印刷され、流通に乗った出版物なのですから、
読むときは『必ずノートを片側』に置いています。
アマチュア無線局は『儲けてはいけない事業所』と考えてみましょう。
儲けてはいけない、非営利の業務ですが、
だからといって、無計画に無線機を衝動買いしたりすると、
いずれ『クレジットカードの借金が増え、運営破綻』します。
洋書の訳本のビジネス書からも、無線局運営に役立つ本はたくさんあります。
素人が作った再生回数ヒエラルキーばかり意識したような、
ジャンク動画を視聴し続けるか、
あるいは、一見、趣味とは無関係のビジネス書から応用してみるか、
こういった『行動の変化』からもラグチューネタが増えるのは間違いありません。
引き出しの少なさは、ひとえに『情報量の少なさ』と思います。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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