OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●アマチュア無線の魅力とカネの関係性を考える。

2024年01月31日 | アマチュア無線

アマチュア無線楽しむのと、アマチュア無線何かを楽しむのは『似て非なる』です。ここでは『アマチュア無線』に焦点を絞って、私が、なぜ『3アマ的運用の推進』をするのかを書いてみます。

【写真:5BANDに6BANDを加えると、生涯楽しめますが】
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◆要は、カネです。
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キング・オブ・ホビーと思っているのは、

我々、アマチュア無線家だけだと感じます。

まあ、わざわざ『キング・オブ・ホビー』というところが、

いかにも『カネがかかりまっせ』と言いたいのが見え隠れします。

 

しかし、ホンマのアマチュア無線ってのは、桁違いにカネがかかります。

 

写真の『2m DXCC AWARD』を達成するには、

EMEをやらないと、100エンティティなど『無理難題』です。

EMEをやるとなれば、気が遠くなるばかりか、気が重いですね。

 

『14MHz・200WではDXCCも250エンティティの平均止まり』というのは、

特にニアマをバカにして言っているのではないのです。

なぜだか、わかりますか・・・?。

 

要は『常時運用があるエンティティは250ほどしかない』のです。

 

知人も『3アマ的運用でも250エンティティはできたよ』と言います。

運用時間が取れ、CWも、Phoneも、Digitalモードも、

まんべんなく、バランスよく運用していると、

例え50Wの制限下でも『250エンティティは可能』です。

 

私も、21MHzの1BANDで『GP-ANT』を使って126エンティティはWkdできています。

 

知人も『28MHz、GP1本で100エンティティがLoTWでCfmできたよ』と。

情報>コンディション>アンテナ>無線機のパワー、優先順位はこんな感じです。

極論すれば、50Wと100Wでは『大差がないなあ』という印象です。

 

なぜ、250エンティティが平均なのかは、250エンティティしか常時運用がないだけです。

つまり、情報が正しく入手でき、コンディションがよければ、

パワーが少なくてもよく飛ぶ『HFハイバンド』なら、

そこそこの手ごたえがあるということです。

 

じゃあ、1kW出せばHONOR ROLL(オナーロール)になれるのか?。

 

そんな単純なコトではないと考えます。

2024年1月現在、全世界のエンティティは『340』ですが、

このうち『50ほどは無人島だったり、無線禁止国があったり』します。

無線禁止国はともかく、無人島にはDXペディションチームが行きますね。

彼らは、必ずkW級のリニアを持っていきます。

 

そのkW級のペディ局の信号が『弱い』とします。

 

ペディ局がkWで出してもJAには弱くしか届かないのに、

JAのOMが、たかが100Wや200W(0.1kW~0.2kW)で呼んだところで、

届くわけ、ないじゃないですかね。

10dBも差があって、おまけに弱いのですから届かなくてあたりまえの話です。

 

DXCCの各種AWARDを目指すなら、やはり第一級かFCCエクストラは必須でしょうね。

 

ペディ局が出るとき『スプリット運用』です。

スプリット運用とは、送受信周波数を変えて運用することを指します。

IC-7300などの普及機でも、対応できなくはないのですが、

即時即応となれば、やはりデュアルワッチできる高級機の出番です。

 

▲IC-7851が120万円もするには、即応の『理由』があります。

 

・ペディ局がスプリット運用

・必然的に、デュアルワッチのできる高価な無線機が必要

・たいていが100W以上で、第二級以上の有資格者向け(運用スキルも)

・そこに、IC-PW2などの1kWリニアを足す(第一級、及び同等資格者向け)

・タワーは3本くらい建てて、1.9~50MHzの8~10BAND対応

 

極論すれば、MAX:0.2kW、ニアマの設備では太刀打ちが難しいです。

 

住環境を考えれば、1kWの落成検査が下りるのも難しいですね。

そもそも、1kWの設備やシステムを組みための『用地確保』が必須です。

こうやって、少し考えれば『kWerになるには10~20百万円かかる』。

イニシャルコストとランニングコストを考えれば、

千万単位のカネがかかる計算ですから『誰でもできる』とは言い難いです。

 

・まず、100エンティティやって、DXCC入り

・ニアマ以上なら、5BAND-DXCCを目指す(各5BANDで100エンティティずつ)

・DXCC CHALLENGEをメインに楽しむ

 

CHALLENGEは、各バンドのエンティティの合計が1,000を超えれば、

ARRLに申請ができるというものです。

3.5~28MHzまでの8BANDを駆使して、

各々『平均値の250エンティティ』があったとしても、

DXCC CHALLENGEは『2,000止まり』です。

 

6mBを伸ばすか、160mBも加えて伸ばすか。それでも3,000は至難の業です。

 

3アマ的運用でやるならば、

各バンド150エンティティをCfmして、

10・14MHzを除いた6BANDで900、

ここに6mBを加えて1,000がやっとこさ。

 

しかし、それを『目標』に頑張ってみるのも楽しいと思います。

 

また、DXペディ局は『必ずCW運用もする』ので、

パイルになる前に、ペディ局を見つけてCWで『サクッと済ます』のも大事です。

要は『情報収集』が第一で、続いてコンディションです。

 

どうあれ、DXを相手にする方に舵を切ると『思い切り、カネはかかる』。

 

私が、いつも『レッドオーシャンを避けなさい』というのは、

誰でも彼でも、DXCCを追いかけられないというのを見てきたからです。

しつこいですが、ホンマにおカネがかかります。

 

趣味だからカネがかかってあたりまえ・・・それも『限度』というものがある。

 

ここに、道が二つに分かれているとします。

 

・右側は、きれいだが落とし穴や地雷が埋まっている

・左側は、ぬかるみ道だが、落とし穴も地雷も埋まっていない

 

どちらを選びますか?。

 

97%の人は『ぬかるみ道』を選びますね。

落とし穴や地雷がなかったら、足を洗ったら済みます。

右側の道を選ぶと、下手すれば、みすみす命を落とすかも知れない。

戦時下でない現在、誰も、死ぬのがわかっていて、

死ぬ道を選ぶ人は、まずいません。

 

DXCCに関する情報もしっかり取っておくのは大事です。

 

さらに、いろいろな経験を積むのも大事です。

可能なら、第一級のライセンスを取れるなら取った方がいいですが、

こんなのは『できれば若いうちに取得しておくもの』です。

始めるのに遅いということはない・・・とはよく聞きますが、

そうでも言っておかないと、通信教育業界が『儲からない』からの話で、

よほどの熱意や情熱を持っていなかったら『誰でも』とはいきません。

 

でも『情報と知識は大事』です。

 

情報と知識のストックがないと『知恵』には至りません。

ストック(在庫)がなければ、組み合わせた『工夫』も生まれません。

一定の経験を重ねて『やれるか、やれないかの見極め』も大事です。

 

DXCCのエンティティで常時運用されているのは250エンティティです。

 

逆にいえば『250エンティティが平均ではなく、それがほぼ上限』なのです。

ARRLが定めている340エンティティに『P5(北朝鮮)』がある以上、

情勢を考慮すれば『全部のエンティティを網羅するのは無理』です。

HONOR ROLLには『331エンティティ』で申請できますが、

平均値(常時運用の上限値)の250エンティティに、

さらに、81エンティティも積み上げないとHONOR ROLLにはなれません。

 

さすがに、3アマ的運用でHONOR ROLLには『インチキ』しないと無理でしょう。

 

DXCCをはじめ、WAS、WAZ、DX CHALLENGEを組み合わせ、

そのノーハウを『JARLのAWARD』にも活用すれば、

ほぼ『エンドレス』にハムライフを楽しめると思っています。

 

・WASA-HF

・AJA

 

この2つは、エンドレスで楽しめる『難易度は中程度』です。

国内限定でも、1.9や3.5MHz帯でAJDやJCCをやってみるのも一興です。

 

また、どんな販売店から買うのかも大事なファクターといえます。

 

・第一級局への販売やタワー・アンテナの施工実績があるか?

・来店客も、上級者の経験者が多いか?

・顧客向けの勉強会や実働稼働の無線機やリニアがあるか?

 

自己流での知恵や工夫も『限界』があります。

 

本気でDXをやるなら、ホンマにカネがかかります。

免許されている出力(W:ワット)を、

~万円に置き換えるくらいイニシャルコストが、かかります。

 

・第一級:1,000W≒1,000万円

・第二級:200W≒200万円

・第三級:50W≒50万円

・第四級:10~20W≒10~20万円

 

ランニングコストまで考慮すると『×2倍』が目安です。

 

別宅シャックとか、リモート運用となれば『用地確保』も別途です。

こんな芸当ができるのは『大手企業の退職者』くらいじゃないでしょうか?。

 

家族の同意も必要です。

 

こういった『具体的な金額』は情報誌には載りません。

なぜなら『そんなにカネがかかるなら、やーめた!』となるからです。

そうならないためにも『DXというレッドオーシャンではなく・・・』、

3アマ的運用で『ブルーオーシャンを目指そう』が言いたいのです。

 

いろんな経験を積まないと『適材適所』がわかりませんね。

 

シン・ニアマを取って『10MHzだの、14MHz・200Wだの』は、

試験に受かった当初は『楽しいから、言いたいだけ』の話です。

まともなDX情報は、430MHz帯・メインローカルでは流れてきません。

 

本気でDXをやるなら、腹をくくってカネも用意し、

Top DXerがいる、DX-clubに入るのをオススメします。

 

・アマチュア無線を楽しむのか?

・アマチュア無線で何かを楽しむのか?

 

個人の自由ですから、ここは自身の頭で考えて『自分なりの遊び方』を。

 

アマチュア無線の勝ち組とは、Top DXerになることではなく、

自身のライセンス、懐具合、家族の同意、住環境も含め、

そのうえで『自分なりの遊び方を持った人』だと思っています。

 

私は1kWが出せる環境もなく、

旧姓表記の従免(郵政大臣)は塩漬けで『記念品』と化しています。

退職金もない職業にあるため、

3アマ的運用で遊べるようにしています。

カネばかりかけてもDXのスコアが伸びなかったら精神的に参ります・・・。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
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●マンネリ周期と趣味の自然淘汰。

2024年01月30日 | アマチュア無線

趣味も、2年で『マンネリ』します。そして、3年で『マンネリ化』が『定着』します。その後は、しばらく『何となく続けているものの・・・』。概ね『7年でやめてしまう』ものです。車の乗り換えサイクルの平均は『7年』です。軽を除く自家用車の場合、法定耐用年数が6年とあり、7年経過し『検査を通すか、乗りかえるか』の選択をします。趣味の場合は、法定耐用年数の適用外ですから、何かが原因で『マンネリ化』から『飽き』がやってきて、だいたい7年で自然淘汰・・・というのが大多数ではないでしょうか。

【写真:何らかの理由で、76%もの人が『趣味が楽しめない』と回答】
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◆今、まる3年過ぎて『4年目』に入った人は、発想の転換期です。
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2020年のコロナ禍で『アマチュア無線を始めた』という人は転換期です。

 

ちょうど、開局・再開局から『まる3年』が経過し、

今年は『4年目』に入りました。

気づいていない人も多いでしょうが、

昨年には『すでにマンネリが定着している』のです。

 

マンネリ打破のために上級を取って、FT8を始めた・・・。

 

確かに『賢明な選択だった』と思います。

サイクル25も上昇期でピークも間近。

いいタイミングで上級&Digitalモードへの転換はよかったと感じます。

 

その運用、大丈夫ですか?。

 

Digitalモードをやる局が増え、

さらに上級資格を取って、50Wを超える『移動しない局』も増えています。

嬉しいからなのか、10・14MHz・200WでFT8を楽しむのも結構です。

 

確かに、10・14MHzは『DXのプラチナバンド』ともいえます。

 

その調子で『ぶっ飛ばしてDXのCfmを伸ばし続けると・・・』。

あたりまえですが、サイクル25が下降期に入ると『B4だらけ』になり、

CQを出して『飛んでいる』にもかかわらず、呼ばれない。

 

次のマンネリがやってきます。

 

10・14MHzに出たい気持ちは理解できるのですが、

のべつまくなしに運用していると、

ボトム期に『楽しめるバンド』が『なくなる』ことも。

 

まあ、個人の趣味ですから、お好きにどうぞ・・・としか言えませんが。

 

どうあれ、14MHz・200Wまで出力をアップしたとて、

DXCCも、200~250エンティティで頭打ちの『平均点』で止まります。

特に、今は『冬のコンディション』です。

ハイバンドのオープン時間が限られていますから、

グレイの時間帯に絞ってハイバンドを集中的に運用し、

その後は、ローバンドの運用で『時間を有効活用』したいものです。

 

10・14・18MHzの『ミドルバンド』は『ボトム期』に残しておきましょう。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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●アマチュア無線の楽しみ方を見直す、AWARD取得のヒント。

2024年01月29日 | アマチュア無線

1.9MHz帯・Digitalモード・同一スクエアの『3点特記』で、JCC-100を申し込みました。JCC-100くらいなら、『Wkd&cfmデータ』をハムログから抽出し、エクセルに変換されたファイルを加工すれば『所持QSLカードリスト』の作成は、60分程度でできてしまいました。さすがに、JCC-600のときは『1日1時間×6日』とかかり、けっこうしんどい思いをしました。JCCは『市だけ抽出』なので、そんなに複雑ではありません。しかし、AJA(ALL JAPAN AWARD)やWASA-HFなど『バンドがまたがるAWARD』は、日頃から『スコアの伸び』の管理をするにはハムログはもとより『一覧性に優れた紙ログ』も併用しています。ある意味で『ハイブリッドなログ管理』といえると思います。


【写真:市郡区が対象で、複合的かつ拡張性の高いAWARD管理はコツがいる】
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◆DXばかり追いかけると、レッドオーシャン。
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冬場のコンディションとあって、

ハイバンドの運用は『グレイの時間帯』に集中しています。

ここでは、主にDXを期待して運用しています。

 

冬場でもCQ出しているとPY(南米ブラジル)からも呼ばれたりしますね。

先日は『P4(Aruba)』が出ていたようですが、

残念ながら、仕事の日だったので、手も足も出ません。

まあ、今、焦ってDXを片っ端からやっておくと、

3年後には『B4だらけ』で、交信相手が少なくなるかも知れません。

 

・DXは、グレイの時間帯(16~19時くらい)を集中運用

・国内ローバンドは、19~20時くらいを1.9MHz帯、それ以後は3.5MHz帯

 

おもしろいのは、SWLを並行して運用していますと・・・。

 

1.9MHz帯は20~22時あたりは、北米のオンパレードだったり。

3.5MHz帯も、同様に北米がバンバン入ってきています。

アンテナが『TOY-ANT(玩具のようなアンテナ)』ですので、

DXは、眺めて『バンド・サーベイ』に徹しています。

 

TOY-ANTも、GNDが良好なら『国内用』と割り切って運用しています。

 

私は、コメットのHFJ-350M+1.9MHzオプションコイルを使い、

中波の『E層伝搬』で『半径1,500km』も飛べば十分楽しんでいます。

この半径1,500kmに、JAがすっぽりと収まるのですが、

波長が長い3.5MHz帯(80mB)や1.9MHz帯(160mB)は、

7MHz帯(40mB)と比較すれば、運用局がだんだん少なくなってきます。

 

・7MHz帯:JCC-600

・3.5MHz帯:JCC-250

・1.9MHz帯:JCC-100

※JCGは、もっと少ないが、かき集めて3つのローバンドは、AJA-1,500超え

 

外国系のAWARDも楽しいですが、私はJARLの方がバラエティー豊かで好きです。

 

▲スコアの伸びを管理するのは、けっこう面倒ですが『要領次第』です。

 

TOY-ANTとバカにされがちな、HFJ-350Mは『小さなアンテナ』ですが、

これでも、ローバンドを軸にしたAWARDが楽しめます。

趣味がカネがかかる・・・確かに、そうかも知れません。

 

自分なりの遊び方・・・ここが、本当は大事なのです。

 

ここ数か月でFT8を始めた局の中には『パワー競争』に入っている局がいます。

CWやSSBのように『パイルになっているから』と、

パワーを突っ込めば、相手が取ってくれる・・・というものではありません。

D/Tは、きちんと0.0秒の誤差なしなのか・・・これも大事です。

 

50Wで、1kWerより『早くリターンをもらったことも多々』です。

 

ニアマにせよ『みんなが持っているから、持っていないと肩身が狭い?』

そんな局が増えるから、余計なパワー競争に拍車がかかっています。

ハイバンドのコンディションが上がってくると、

グレイの時間帯は『EUの混雑』が『壁』になって『マスクされる』こともあるでしょう。

 

そんなときは、パワーがモノを言うこともあると思います。

 

混んだときは、FT4に移行したりしますと、

あっさりEUとも交信ができたりします。

また、FT4はFT8の『サブチャンネル』でもありません。

確かに、サブのような使い方をされる局もありますが、

FT4ばっかりやっているDXもいますし、一概には言えないのです。

 

430MHz帯・FM・メインローカルを聞いていると・・・。

 

案外、主観的な意見が多いな、と感じます。

14MHz・200Wで『ぶっ飛ばしても、数年後はB4だらけ』になります。

いろいろ試したい気持ちはわかりますが、

腰を据えて、出るバンドをある程度、絞り込むのも長続きの秘訣です。

 

今、ぶっ飛ばしてDXの交信を増やしても、ボトム期はどうするのかな?。

 

私が、JAのAWARDをやっているのは、

10年後を見据えて『団塊世代の高齢化でJCCも難しくなる』と予想しています。

おそらく、全免許局数は100,000局くらいまで落ち込み、

アクティブな局やJARL会員数は、20,000局程度までは落ち込むでしょう。

 

ざっと、今の30%程度まで激減すると予測しています。

 

まあ、その分『JAは雑魚扱いされにくくなるかも』。

どうあれ、国内QSOや国内AWARDは『今、やっておかないと』です。

JARLのAWARDは、バリエーション豊かですが、

将来、会員数が激減すると『どうなるか、わからない』です。

 

DXとJA、うまくバランスを取って、なるべくカネをかけずに楽しみたいものです。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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●必須な『気遣い』で発揮される原チャリの底力。

2024年01月28日 | ミニマル生活(原付一種愛)

原チャリの『意外な底力』は、災害時に発揮されているのは周知の事実です。その『力』を発揮するには、日頃から『ちょっとの気遣い』が必須です。その秘訣とは。


【写真:風防、ハンドルカバーも付けて『冬仕様』です】
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◆まずは、日常点検を欠かさないこと。
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・オイルの量、質のチェック

・タイヤの空気圧が適正か

・灯火類

・燃料の量

・バッテリーの具合

 

▲ガソリンが『半分』になったら、必ず『満タン』にしておきます。

 

▲少し古いバイクなので、時計はジャンクでもいいから貼り付け。

 

▲まあ、使いやすい仕様になりました。

 

▲備えあれば患いなしの『備品』は『ギアボックス』に収納。

 

昨日のエントリーでも書きましたが、

原チャリのバッテリーは『12V』です。

ここから『非常時を想定した電源供給』は『思ったより使える!』です。

 

スマートフォンの充電切れも、心配から解消されますね。

 

とりわけ『地震』の際は『大規模停電』が想定されます。

復旧に1週間程度かかることもありますから、

今の『大飯食らい』なスマートフォンは『どこから充電するか』を、

常に『想定しておく』のは『とても大事』な要素です。

 

コンビニの充電器やレンタルバッテリーなどは、すぐに品切れになる。

 

身近な原チャリのバッテリーから電源供給できると、

災害時の情報確保に困ることは『ほぼ無い』といえます。

仮に、携帯電話の基地がダウンしても、

12V供給の『ラジオ』が鳴らせれば『孤立』しても、

外で何が起きているか・・・が、ある程度、把握できます。

 

素人の主観的な情報発信は『混乱のもと』です。

 

アマチュア無線が災害時の通信確保とは『よく言われること』ですが、

アマチュア無線家は『災害、防災に関してはズブの素人』です。

ロールコール程度では『大した訓練にもならない』ものです。

 

余計なことで『情報発信』して混乱を招くくらいなら・・・。

 

情報入手の方に注力した方がいいと、私は思っています。

そもそも、通常交信ですら『こいつ、何、言いたいねん?』と思うヤツが、

災害情報など『適切に扱えるのか?』、甚だ疑問です。

 

まずは、1週間程度、停電しても『ラジオくらい聴ける電源供給』を!。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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●原チャリ遊び人のアマチュア無線ノーハウ応用、災害情報確保。

2024年01月27日 | ミニマル生活(原付一種愛)

アマチュア無線をやっている『原チャリ遊び人』として『災害時の情報確保』に『何ができるか?』を考えています。今のバイクは、排気量問わず『バッテリーの電圧は12V』です。災害時の情報確保には『やはり電源供給だろう』と思います。アマチュア無線の移動運用のノーハウ?を応用して、アウトドアでの12V電源供給システムを作ってみました。部品はホームセンターで入手できるものばかりです。


【写真:このハコの中に『電源ケーブル』が収納されています】
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◆中途半端な素人の情報発信より、正確な情報入手の方が大事です。
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能登半島地震で『情報確保ができず、外で何が起きているかわからない』、

このような現地の声が報道されていました。

実際に、私が被災して『落ち着いた行動ができるか?』は、わかりません。

 

もし、落ち着いて行動できるとしたら・・・。

 

原チャリのバッテリーから電源を供給して、

12Vで稼働できる『ラジオ』を『受信』できると、

かなり『安心できるのではないか』と考えました。

 

▲無造作に放り込んである『電源ケーブル類』。

 

▲自分のバイクのバッテリーがどこにあるか知っておきましょう。

 

▲HONDA Dio(AF-68)は、ステップの下にバッテリーが装備されています。

 

▲DCコード3mに、ワニ口クリップを付けて、バッテリーから直接供給。

 

▲3口のシガーソケット。ラジオの他、USBのアダプターを付ければ、

 スマートフォンなどの充電が可能です。

 

▲原チャリから電源供給して、NHK-FMを受信しています。

 

▲雑な印象ですが、無いよりは『マシ』違いますかね(笑)。

 

▲仮に、バッテリーがあがっても『キック』でエンジンがかかります。

 これは『発動発電機(通称:発発=ハツハツ)』ですね。

 

アマチュア無線をやっていると『無線が役立つ!』という声が多いです。

しかし、実際に被災すれば『そんなコトできるのかな?』と思います。

アマチュア無線家は『災害や防災に関しては、素人』です。

 

素人の情報は、X(旧Twitter)を見れば『どうなるか、推して知るべし』です。

 

復旧の邪魔になるような主観的な情報発信より、

停電で情報が入ってこない、というのは被災地でもよくあります。

車中泊ができるなら、カーラジオの情報も入ります。

 

原チャリは『兵庫県南部地震(阪神淡路)』でも大活躍しました。

 

津波などで『バイクが水没』したら『機動力』は失います。

バッテリーだけ救出できれば『残存の電気』で、

ひょっとすれば、スマホの充電くらいできるかも知れません。

あるいは、4GのガラケーとかでFMラジオやTVが見られる程度の電気が供給できれば、

 

どんなに心強いことか。

 

アマチュア無線家は『情報発信より、情報の確保』にも気を配って、

暇なときに、電源ケーブルを用意しておくのも『一案』だと思っています。

日頃の『移動運用のノーハウ』を応用すれば『誰でもできる』でしょう。

 

軽四のバッテリーくらいの容量があれば。

 

DC-ACインバーターをつなげば『PCの稼働』も可能です。

私は、IC-705(10W出力)とPCの同時稼働で、

8時間ほど、7MHzの運用を行いましたが、

満充電のバッテリーなら『問題なく稼働した経験』があります。

 

・使える12Vバッテリーの確保(バイクや車)

・バッテリーからの電源供給用ケーブルを作る

・シガーソケットから、各種電装品を稼働させてみる

・スマートフォン、ガラケーの充電

・AM・FMラジオを鳴らしてみる

・容量があれば、ライト等の照明にも活用

 

意外と、原チャリの『底力がある』と、私は思っています。

 

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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