就学を前に、通常級、通級指導教室、特別支援学級、特別支援学校など、
子どもの発達特性に応じて選択肢があるのは悪いことではないですが、
その結果が子どもの将来にどんな影響を及ぼすことになるのかと、親は当然心配になります。
その結果はわからないのです。
インクルーシブ教育でそれぞれの個性を認め合い共存していくには、
他者との違いを学校側とご家族側、双方で理解共有できる環境であるのが理想です。
しかし学校側の体制やご家族の願いとのギャップが大きすぎると、なかなかうまくいきません。
また学校側や親が望んだとしても本人が納得しなければ、やはりうまくいきません。
成長の段階でいろいろな特徴が出てきますから。
それをマイナスと捉えて否定せず、また「そういうものだ(発達障害だから)」とスルーせず、
子どもが自分をあきらめてしまうことがないように、その子の理解できる対策を、支援者、家族がともに考え試してみる。
担任が良いから、親が熱心だから、で就学先を決めても、結果はわからないのです。
自立課題:説明書を見ながらドリップオンのコーヒーを入れてみよう