先日、福井で行われたASDペクトラム学会セミナーに出席しました。
3つの講座のうち、医療:平谷こども発達クリニックの平谷先生の講義では、
薬に関する貴重な話を聞くことができました。
薬というとどうしても副作用の心配や飲み続けて依存してしまうのではないかとマイナスのイメージで捉えてしまいがちになりますが、
適切に投与すれば、必要としている子どもにとっては大きな安心材料となり得ます。
目が悪い子がメガネをかけるのと同じ、それくらい必要性があるものです、とドクターはおっしゃっていました。
薬は子どもだけではなく保護者にとっても、
精神的な辛さ(睡眠障害などの、夜中に突然火が付いたように泣く、あるいは笑い出すなどといった症状)を軽減するためにも、必要です。
しかし、やはり難しいのはその有効性を生かせるような合理的配慮を、家庭・学校・支援機関で共有理解することにあるようです。
その辺の取り組みも、クリニックでは様々に支援をされておられる。
福井は高槻からだとサンダーバードで2時間ほどで行けます。
http://www.hiratani-c.jp/info.html 「平谷こども発達クリニック」
JR福井駅の隣にある越前鉄道福井駅:エビ茶色のフォルムからちょこんと見える電車が可愛い。
羽二重餅は有名。鯖や蟹もおいしそうやったけど…