注射が怖くてできないASD児者は結構おられるのではないでしょうか。
親としては先々のことを思うとできるようになってほしい…
でもパニックになる子どもを押さえつけてまで注射をしなければいけないとすれば、そのような怖い思いをさせてまでしてもよいものか、かえって恐怖心を植え付けてしまうだけになってしまわないか、大変迷うと思います。
躊躇するのは当然です。
でも、やはりできるようになれば様々な検査ができますし病気の予防にも繋がります。
子どもが小さいうちは何をされるのか分からないまま、他に気をそらしながら接種ができたりしますが、
成長に伴いまわりのことが見えてくると、訳が分からないまま先端の尖った針を腕に打たれるという、とんでもない行為を強要されることに恐怖を覚えないはずはないでしょう。
その子の分かる方法でちゃんと説明することは必須です。
それでもやはり怖い。そのつらい様子を見守らなくてはいけない親はもっとつらいはず。
一般企業で健康診断があるように、社会福祉事業の生活介護事業所や就労支援事業所でも利用者の体調支援のために検診が行われているかと思います。
採決による検査もありますから、その恐怖の壁を乗り越える絶好の機会と捉えて託しても良いのです。
経験値の高い支援職員さんたちは、励ましながら、子どもに付き合いながら、上手にサポートしながら促します。
本人はそれでも怖くて痛いのはまちがいないことですから、それを乗り越えて終わった後には、職員さん全員からの賞賛で自己肯定『怖いけど、できた!』の気持ちにシフトしていける。
また、まわりの先輩たちが当たり前のように検診を受けている様子を目にすることで、『みんながそうしているから、そうするものなのだ』と、受け止められるようになっていきます。
注射は怖いし痛いけど、ちょっとの間我慢をすればいいだけ(僕にはそれができる)。
新しく入所した新人さんが注射が怖くて怯えているのを見て、大丈夫だよ、ちょっと我慢すればいいだけだからねと、今度は先輩として励ますようになるとか。
ソーシャルスキル:
友だちは~したいと言ってるけど、僕は~したいと思ってる。どう伝えたらいいと思う?