徒然爺の日記

昭和 平成 令和と生きて 今思う事を。

今になって知る

2025-03-01 06:07:53 | 日記

【 倒産 】

ネットでいろいろ見ている時に ヤナセ産業が昨年 倒産したとあった。私が移住し初めて手に入れたのが ヤナセの88で おバカな私は ヤナセ? ほぉ~ベンツ以外にも こんな除雪機もやってるのか?と思ったら 別会社で 兎角 除雪できればいいと 甘い考えが後悔となっていった。

こちらにきて 整備も始めた程度なので アメリカ製エンジンには兎に角 手を焼き 作業よりも整備 調整ばかりで これじゃだめだとなり1シーズンで処分した。まだ その当時はエンジン換装の考えもなかったし あの独特のJ型キャブレターには泣いた。

今思うと あのキャブの問題は フロートでないか?と思う面もあって 今のキャブのほとんどが 樹脂製になってるが ヤナセのキャブは 真鍮製であり 半田付けなので どこかピンホールでも起これば フロート内にガソリンが入り 油面調整もできなくなると なんとなく 思った。また キャブからオーバーフローでガソリンが垂れてきたのをわかったら スタートさせるみたいなことを聞いたこともあり おまけにセルは 100V仕様で 機械引き取りに行った際に 延長コード渡され 何?と聞いたら スターターだと。これも後から知ったことであるが 厳冬地では まずバッテリー上がりがあるために セルがまわらないというのがあり その為に100Vにしてると知り なんとなく納得した。

処分した後にホンダの9馬力を手に入れ それなりに除雪はしていったものの やはり不満的な事出てきて 騙し騙しで使ってはいたが サブ的に小型1台あればと思い 見つけたのがヤナセの5馬力。当然のようにジャンク扱いだったけどエンジンはすんなりかかり 作業には支障もない感じはしたが 段々 吹けがおかしくなり キャブに問題か?となって なんとこの5馬力のキャブはダイヤフラム式 なので今のような落下式タンクではなく キャブの下がタンクであり吸い上げ式で 当時 札幌のヤナセの方が言ってたが ストレナー詰まり起こすのが多いと言われ タンクにドレンがあれば いいんだが 無いために ごみなど溜まり続け そのことでストレナーで詰まる。どうせ分解するんだからと思い ダイヤフラムを注文し 当時は手にいれることができた。88のマフラーなんて おまけで付いてる感じで 半端じゃない音で この5馬力も おまけ程度なマフラーであったけど 馬力違いもあるけど そんなにうるさい感じはしなかった。共に鉄キャタであり 深雪よりは圧雪の時 グリップしたような記憶ある。

その後 スズキも手に入れたが ここも撤退したので 何処に聞けばいいかわからずも続き スズキの看板上げてる店などに聞き やっと引継ぎした会社あると教えてもらい エンジンパーツは厳しいけど車体関連は まだ何とかなると返事もらい 電装の回路図がほしかったので FAXで頂いた。その後は その会社がどうなったのかは もうスズキも手放したのでわからない。ただ スズキを使った時に感心したのは 当時としては先端だったような気がした。エンジンの焼き付き防止策した物だったし 何と言っても マフラーの静音性には驚いた。今は5馬力よりも8馬力が いまだに人気はあるようだ。5馬力の弱さは オーガが割と貧弱 そしてオーガギアケースが樹脂製 ブロアは回るがオーガが回らないというのがあって ギアケース内のウォームギアの摩耗あったりベアリングが樹脂ケースなのでズレもあった。

私の知り合いの何人かは ヤナセ所有してる。もし故障したら どうするのか。ヤナセの協力会社が引き続き面倒みるのか。個人的には車体が頑丈というイメージある。どこの会社でもそうだけど ヤナセも部品は高価だった記憶ある。昨年の大雪の時は ジャンクでもヤナセの古い機種もいい値で落札されてたようだけど これからどうなるのかな?。兎角 今は複雑な構成であり 高性能はいいけど 機械はやっぱり シンプルで頑丈 整備性のいいものが いいんだが。

 

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