コミケの忙しさと、お出かけ疲れのため、ブログ更新どころかネット巡回すらサボって居ました。ですが、ようやくネットに潜る気力が充実してきた感じなので遅ればせながらですが…記事をアップすることにします。
因みにトップの写真はリトルバスターズの能美クドリャフカの中の人が舞台に出てくる時の世を忍ぶ仮の姿の“クマリャフカ”のコスだったりしますが…まさかご本人ってことは…無いのです。ちゃんと名刺を交換させて頂きました。この撮影をしたのは一日目で、この翌日はちゃんとしたクドリャフカのコスで出てくるとのことだったのですが、過酷な暑さの中、アレの中に篭るのは…なので、お疲れ様~そしてありがとうとだけ言っておきます。
さてさて…
『クドリャフカの順番』編もいよいよ大詰めです。
で、この三日目のお祭りの展開は…一言で言ってしまうとお祭りの後の虚しさというか、そう言った感じのちょっとマイナスなイメージの想いって感じですね。
こうした事を感じてしまう一員として、摩耶花の漫研でのことや、十文字事件の真相だったり、そういうことなのですが皆さんはいかがでしたでしょうか?
このクドリャフカの順番に限らず、この古典部シリーズの根底にある『青春のほろ苦さ』には、自分の能力の限界とか、自分より優れた能力を持つ友人の無理解へのやりきれなさが見え隠れしていてそれがより一層、切なさというかやりきれなさを呼び起こして胸の奥の深いところにチクリと痛い想いを残す、そんな展開になっているように見えますよね。
古典部シリーズの根底としては里志くんが奉太郎に抱いているイメージや、彼が自虐的によく言う『データベースは答えを出さないんだ』と言う台詞がどんな想いから由来しているのか、それが今回の話でよく伝わったのではと思います。とはいえ、そう言う彼も自分を好きと言って居る摩耶花ちゃんに対しては、友達付き合いは良いけれども、恋人としてはまだ保留してくれとか言っていて、摩耶花ちゃんの想いを宙ぶらりんにしていて彼女を傷つけて居る訳ですよ。でも、摩耶花ちゃんは里志くんがそう言った気持ちを推察していて保留する彼を待っている訳です。いや、気持ちはまだ判っていないかも?ですが、判ろうとはしているのですよね。その上で彼に他の女の子が近づかないように里志くんは私の彼氏とか公言してはばからないのです。そんな彼女が恋愛面で相思相愛になれるかどうかに関しては、『二人の距離の概算』を参照してくださいね。
ところで、もう一方、漫研の河内先輩との確執の一件なのですが、河内先輩は河内先輩で『夕べには骸に』を知っていたのでした。ですが、そのコミック原作を書いた安城春菜さんの能力を知って、自分との才能の違いを認識して彼女の作品を完読するのを止め、この作品は封印しちゃった訳です。ですが、その一年後に漫研に人を呼び込むために行なったパフォーマンスとしての議論(ですがその議論を受けた麻耶花ちゃんは大マジな議論として受けていた訳ですが…)で、その『夕べには骸に』のタイトルが出てきて、ショックだったみたいです。その上、後でその実物を持って来られてはショックが大きかったみたいです。河内先輩が描いた『ボディー・トーク』も麻耶花ちゃんの基準では『夕べには骸に』ほどではないにしろ、とっても良い作品だったから、全ての話が終わった後で、麻耶花ちゃんが先輩が描いた落書きを見てそのことに気がついた時には河内先輩は傷ついたまま去った後。
これは…二人にとって、寂しい終わりでした。このあと、何か機会が有ってこの二人や湯浅先輩とかと分かり合える時が来れば良いのですが…それはきたかどうかは作者の頭の中なのですよね。ちょっと気になりますが…残念です。
で、本題の十文字事件の方です。
十文字事件の推理に関しては、奉太郎が犯人を推測して直接対決しています。
彼が呼び出したのは文化祭のしおりを作成した委員会の委員長の田名部治郎氏。
何故、彼が犯人足り得るのかの推理は以下の通り
十文字事件の概要をまとめると…
クリスティーの名作をもじった『クドリャフカの順番』と言う漫画作品が今年出る筈だったのに出てきていいないこと。その前年に『夕べには骸に』と言う作品が出ていてその作者は三人の合作だったこと。この事を前提として十文字は『ABC殺人事件』のごとく、カンヤ祭の歩き方の巻末のとある一ページにまとまった部活からモノを盗むと言う事件を起こし、クの部活は飛ばして前提が崩れたのは何故か。それはクで始まる人物にメッセージを伝えたかったと推測。そのクで始まる人物とは生徒会長陸山宗芳。その理由は『夕べには骸に』の作画担当だったから。
と、言うわけで奉太郎は陸山宗芳が何らかの理由で原作を無くして作画できなくなってしまった事を指摘して彼をせめて居るのではと、推測した。
そして実際は…概ね正しいが、理由付けのみ違っていた。
本当の理由は、『クドリャフカの順番』が描かれなかった本当の理由は陸山宗芳に漫画を描く気が無いということ。田名部氏から観て、陸山宗芳は漫画を描く気が無く届いた原作すら目を通していない。だから、この事件でその事を彼に伝えたかった。だがしかし…、そのメッセージは宗芳氏には伝わらなかった。何の関係の無い筈の奉太郎には伝わっても肝心の生徒会長、陸山宗芳氏には伝わっていない…。
やれば出来る、人より優れた能力が有るのに、それをやろうとしない。
その事に対する絶望的なやりきれなさが今回の話の根底に隠れて居た訳です。
この切なさがこの古典部シリーズの根底に流れているのです。
あ、ただし、アニメの場合、カンヤ祭の閉会の辞で陸山宗芳氏は、祭中に起きた事件について述べたとき、田名部氏を振り向いてニヤリとしてみせたシーンが有りました。このシーンが意味する所が果たしてなになのか・・・、今からで遅いかも知れないがアレ、描くぞ!とか描かないか?とか、今からでも描いて観るかな?だったら…
それと最後になっちゃったけれど
入須先輩の交渉術は、えるちゃんには使いこなせるものではありませんでした。ということで、教えた入須先輩自ら、アレは封印するようにとえるちゃんにアドバイスしていました。いや、あれをえるちゃんが使ったらえるちゃんで無くなってしまう感じがしていたので良かったです!
で、クドイようですが…
原作小説のタイトルのクドリャフカですが…、某ゲームのロシアンハーフなキャラとはあんまり関係ない事だけは確かなんじゃないかと。でも、彼女の写真を出さずにはいられないんですよねぇ~。まぁ、この娘の元ネタになった宇宙犬から出てきた名前っぽいことだけは確かなのですが、あの宇宙犬の名前の一件に関しては謎のままというのが真相みたいなんですよね。それこそ、真相は闇の中・・・
言うわけで公式HPと京都アニメーション版HP、それとこの記事にTBを送って来てくれた方々の記事を参照にしてくださいね。
因みにトップの写真はリトルバスターズの能美クドリャフカの中の人が舞台に出てくる時の世を忍ぶ仮の姿の“クマリャフカ”のコスだったりしますが…まさかご本人ってことは…無いのです。ちゃんと名刺を交換させて頂きました。この撮影をしたのは一日目で、この翌日はちゃんとしたクドリャフカのコスで出てくるとのことだったのですが、過酷な暑さの中、アレの中に篭るのは…なので、お疲れ様~そしてありがとうとだけ言っておきます。
さてさて…
『クドリャフカの順番』編もいよいよ大詰めです。
で、この三日目のお祭りの展開は…一言で言ってしまうとお祭りの後の虚しさというか、そう言った感じのちょっとマイナスなイメージの想いって感じですね。
こうした事を感じてしまう一員として、摩耶花の漫研でのことや、十文字事件の真相だったり、そういうことなのですが皆さんはいかがでしたでしょうか?
このクドリャフカの順番に限らず、この古典部シリーズの根底にある『青春のほろ苦さ』には、自分の能力の限界とか、自分より優れた能力を持つ友人の無理解へのやりきれなさが見え隠れしていてそれがより一層、切なさというかやりきれなさを呼び起こして胸の奥の深いところにチクリと痛い想いを残す、そんな展開になっているように見えますよね。
古典部シリーズの根底としては里志くんが奉太郎に抱いているイメージや、彼が自虐的によく言う『データベースは答えを出さないんだ』と言う台詞がどんな想いから由来しているのか、それが今回の話でよく伝わったのではと思います。とはいえ、そう言う彼も自分を好きと言って居る摩耶花ちゃんに対しては、友達付き合いは良いけれども、恋人としてはまだ保留してくれとか言っていて、摩耶花ちゃんの想いを宙ぶらりんにしていて彼女を傷つけて居る訳ですよ。でも、摩耶花ちゃんは里志くんがそう言った気持ちを推察していて保留する彼を待っている訳です。いや、気持ちはまだ判っていないかも?ですが、判ろうとはしているのですよね。その上で彼に他の女の子が近づかないように里志くんは私の彼氏とか公言してはばからないのです。そんな彼女が恋愛面で相思相愛になれるかどうかに関しては、『二人の距離の概算』を参照してくださいね。
ところで、もう一方、漫研の河内先輩との確執の一件なのですが、河内先輩は河内先輩で『夕べには骸に』を知っていたのでした。ですが、そのコミック原作を書いた安城春菜さんの能力を知って、自分との才能の違いを認識して彼女の作品を完読するのを止め、この作品は封印しちゃった訳です。ですが、その一年後に漫研に人を呼び込むために行なったパフォーマンスとしての議論(ですがその議論を受けた麻耶花ちゃんは大マジな議論として受けていた訳ですが…)で、その『夕べには骸に』のタイトルが出てきて、ショックだったみたいです。その上、後でその実物を持って来られてはショックが大きかったみたいです。河内先輩が描いた『ボディー・トーク』も麻耶花ちゃんの基準では『夕べには骸に』ほどではないにしろ、とっても良い作品だったから、全ての話が終わった後で、麻耶花ちゃんが先輩が描いた落書きを見てそのことに気がついた時には河内先輩は傷ついたまま去った後。
これは…二人にとって、寂しい終わりでした。このあと、何か機会が有ってこの二人や湯浅先輩とかと分かり合える時が来れば良いのですが…それはきたかどうかは作者の頭の中なのですよね。ちょっと気になりますが…残念です。
で、本題の十文字事件の方です。
十文字事件の推理に関しては、奉太郎が犯人を推測して直接対決しています。
彼が呼び出したのは文化祭のしおりを作成した委員会の委員長の田名部治郎氏。
何故、彼が犯人足り得るのかの推理は以下の通り
十文字事件の概要をまとめると…
クリスティーの名作をもじった『クドリャフカの順番』と言う漫画作品が今年出る筈だったのに出てきていいないこと。その前年に『夕べには骸に』と言う作品が出ていてその作者は三人の合作だったこと。この事を前提として十文字は『ABC殺人事件』のごとく、カンヤ祭の歩き方の巻末のとある一ページにまとまった部活からモノを盗むと言う事件を起こし、クの部活は飛ばして前提が崩れたのは何故か。それはクで始まる人物にメッセージを伝えたかったと推測。そのクで始まる人物とは生徒会長陸山宗芳。その理由は『夕べには骸に』の作画担当だったから。
と、言うわけで奉太郎は陸山宗芳が何らかの理由で原作を無くして作画できなくなってしまった事を指摘して彼をせめて居るのではと、推測した。
そして実際は…概ね正しいが、理由付けのみ違っていた。
本当の理由は、『クドリャフカの順番』が描かれなかった本当の理由は陸山宗芳に漫画を描く気が無いということ。田名部氏から観て、陸山宗芳は漫画を描く気が無く届いた原作すら目を通していない。だから、この事件でその事を彼に伝えたかった。だがしかし…、そのメッセージは宗芳氏には伝わらなかった。何の関係の無い筈の奉太郎には伝わっても肝心の生徒会長、陸山宗芳氏には伝わっていない…。
やれば出来る、人より優れた能力が有るのに、それをやろうとしない。
その事に対する絶望的なやりきれなさが今回の話の根底に隠れて居た訳です。
この切なさがこの古典部シリーズの根底に流れているのです。
あ、ただし、アニメの場合、カンヤ祭の閉会の辞で陸山宗芳氏は、祭中に起きた事件について述べたとき、田名部氏を振り向いてニヤリとしてみせたシーンが有りました。このシーンが意味する所が果たしてなになのか・・・、今からで遅いかも知れないがアレ、描くぞ!とか描かないか?とか、今からでも描いて観るかな?だったら…
それと最後になっちゃったけれど
入須先輩の交渉術は、えるちゃんには使いこなせるものではありませんでした。ということで、教えた入須先輩自ら、アレは封印するようにとえるちゃんにアドバイスしていました。いや、あれをえるちゃんが使ったらえるちゃんで無くなってしまう感じがしていたので良かったです!
で、クドイようですが…
原作小説のタイトルのクドリャフカですが…、某ゲームのロシアンハーフなキャラとはあんまり関係ない事だけは確かなんじゃないかと。でも、彼女の写真を出さずにはいられないんですよねぇ~。まぁ、この娘の元ネタになった宇宙犬から出てきた名前っぽいことだけは確かなのですが、あの宇宙犬の名前の一件に関しては謎のままというのが真相みたいなんですよね。それこそ、真相は闇の中・・・
言うわけで公式HPと京都アニメーション版HP、それとこの記事にTBを送って来てくれた方々の記事を参照にしてくださいね。
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