梅干し作りは「仕込めば御仕
舞」という訳にはいきません。
途中で、いや毎日一度は樽の中を覗いて、
「梅酢は濁っていないか」「カビは出ていないか」と
チェックしなくてはいけません。
大量に漬ける場合は、樽の上と下では塩分濃度が違いますから、
2週間に一度くらいは梅の付け替えや循環が必要です。
塩が下に沈むと、樽の底は塩分濃度が濃くなるので、
灯油ポンプで梅酢を循環させる人もいます。
我が家では梅を上下で入れ替えるやり方をします。
赤紫蘇の色が酢に馴染んで、塩の角が取れてくると干す作業に移りますが、
その作業はまだ1カ月先です。