我が家の庭が荒地だったころ、雑草が冬の寒さで枯れて、 春の初めに出て来るのがツクシでした。 探せば見つかる程度のツクシは愛らしいのですが、 一面に足の踏み場もないほどツクシが繁茂していて、 ツクシが終わるとスギナが庭一面を覆って困っていました。 スギナは大嫌いなカメムシの繁殖地になって、 初夏から晩秋まで、あのパクチー臭に悩まされました。 爺ちゃんによって荒地が菜園に改良されてから、 スギナはほとんど絶えたのでカメムシも寄らなくなりました。 そうなると、路傍で見つけるツクシが少し愛らしく感じられて、 ツクシを見て「春だなぁ~」なんて思うのは身勝手だと反省します。
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます