多くの沖縄県民の反対にもかかわらず着々と進む辺野古埋立て。
その北側、大浦湾側の海底の軟弱地盤に対する「設計変更」を
沖縄県が承認しないことについての是正処置の訴え。
最高裁は国の訴えを認める判決を出した。高裁では沖縄県が
訴える工事自体の問題点を検討したが、最高裁判決はこの問題
には一切触れず、「国の手続き」は適法と手続き論に終始。
普天間基地の辺野古移転を「沖縄県民に寄り添う」ことなく
強引に進める国を司法が積極的に援護するという構図が定着。
本土の国民も他人事のように動かない。
4年前に焼失した首里城の再建。正殿の骨組の要となる立柱が
始まったと報じられる。直径50センチ、高さ7メートル、全部で
513本立つという。完成は3年後、ちょうど七十九になる秋。
散歩途中の花たち