昨日の「こころ旅」に続いて今日も「心」シリーズ。
戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の
中に平和のとりでを築かなければならない。
(ユネスコ憲章前文の冒頭)
今では世界遺産の認証機関と思われがちなユネスコだが、
United Nations Educationnal,Scientific and Cultual Organization
の略で国連の十五の機関の一つ。その活動は、
1.文盲根絶のための教育
2.貧困撲滅のための経済の活性化
3.コミュニケーション促進・強化のための諸施策
このユネスコ創成期の7年間、日本組織の活動に携わった
組織革新研究会の藤田ジェネラルリーダーが「心の報酬」に
ついて語る。(ジェネラルリーダーの「ひとり言」)
バスや電車で年寄りや赤ちゃんを抱いたお母さんを手助け
して寄ろこばれた時に感じるのが「心の報酬」。企業活動の
中では金品の報酬はあっても「心の報酬」はない。
企業のリーダー(管理者)の中には、部下の心情・気持ち
を尊重している、あるいは事あるごとに部下を褒めている、
これが「心の報酬」だという者がいる。
これを裏返せば、前者は部下に嫌われたくない一心であり、
後者は部下の心を操作する努力でしかない。今、「褒め方」
セミナーや「ほめ達(人)」なる資格まであるという。
これは部下のペット扱いであり「心の搾取」になっている。
「心の報酬」などでは絶対ない。
一方、最近「ワークエンゲイジメント」なる概念がある。
仕事や組織への「愛着」「やりがい」とでも言おうか。今、
資本主義の見直しの中で脚光を浴びている。
これが「心の報酬」の現れではないかという声もあるが
・・・。
ちょっと難しく長くなるので続きは次回としよう。
いつもの江戸川とは逆方向への早朝散歩
三井地所の「新興住宅地」も十年あまり経過
まずは下りの貨物列車
上り(府中本町方面)の一番電車
下りの一番電車